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知床カラフトマス戦記②初釣果!!モイレウシ(゚∀゚)ノ~そしてついにヒグマが出現~

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深夜2時。曲がりくねった細く狭い道路の脇に、漁師さん達の家が立ち並ぶ道を疾走する車が1台。

 

ここは、「知床のモナコ」と呼ばれる羅臼「相泊港」へと続く道である。

 

テクニカルなレイアウトのコースに対応すべく、ダウンフォース多め、サスペンションは堅めのセッティングをしている。

(`・ω・´)

 

かつて、奇遇な事だが紳士と「館長」は、ともに「走り屋」であった。更に奇遇な事に二人はRX-7(紳士はFC3S、館長はFD)に乗っていた。まさに、「頭文字D」の某兄弟を彷彿とさせよう。

 

このようなタイトコーナーの連続にも耐えうるべく、紳士はかつてドリンクホルダーに「味噌ラーメン」を丼ごとセットし、一滴もこぼさないで走るといった訓練を行っていた。

館長もまた、ドリンクホルダーにざるそばをセットし、こぼさないように食べながら走るという訓練を行っていたという。

(((((((( ;゚Д゚))))))))

 

こうした訓練の成果が、今まさに役立っているといえよう。

 

 

渡し船の出発地点。相泊港に到着する。

 

気温は10度ちょっと。8月にストーブを使う土地は、北海道でもごく一部であろう。

(´・ω・`)さむい。

 

静寂の中、波の音だけが聞こえる。羅臼独特の海の匂いをかぐと、気持ちが次第に高ぶってくる。

 

興奮で駐車場で体をくねくねともじらせる紳士である。ぐるぐると気になる物の周囲を周る。

このようにカラフトマスと自らの心と体を一体化させることによって、釣果を高めるのだ。

(`・ω・´)皆も駐車場についた際にはやってみよう。集団でやると、群れみたいで趣がある。

(編集部注:もじるとは、魚の活性が高まった際、水面で身をくねらせることを指す)。

 

集合時間少し前になると、渡し船「英人丸」が到着する。

 

毎年お世話になっている激速最強渡し船である。この昆布漁船に乗り込み、知床半島の奥地、通常人が入ることのできない場所まで乗せて行ってもらうのである。

 

釣り人は、紳士を含め7名とのことだ。

 

しかし、最後の2人が集合時間になってもやってこない。

(((((((( ;゚Д゚))))))))

 

この日の潮周りは、非常に悪く、時間がたつにつれて潮が引いていく。更にカラフトマスは日の出から1時間程度しか活性が上がらず、引き潮の場合は、群れがどんどん遠ざかっていくのだ。釣れる時間は、群れが少ない場合は、非常にわずかな時間に限られる。それは技術ではどうにもできない要素だ。

それだけに一秒も無駄にできない。「キャスト→ファイト→取り込み→しめる→キャスト」の一連の手返しは、約5分もあれば終わる。

投げたら一投目でかかるこのカラフトマス釣りは、まさに時間との勝負なのだ。

(´・ω・`)

 

あまり経験が無かったのかもしれないのでやむを得ないが、釣り船に乗る際には、できれば集合15分前には到着していたいものである。早く揃えば、それだけ早く出航してくれるのだ。

 

少し遅れて到着した2人を乗せ、船は20分遅れで「モイレウシ(旧名モイルス)」へと向かった。

 

 

 

 

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「彼」は暗闇の中、歩き続けていた。

 

いつまでも満たされない空腹を感じながら、彷徨う。

 

海岸線が見える高台から下に降りると、彼は、はたと歩みを止めた。

 

やや、白みかけてくる東の空を見つめると、風に運ばれてくる潮風の匂いが、季節の変化を知らせてくれる。

 

そろそろ、時期かもしれない。

 

川の方に行ってみよう。

 

「彼」は、そう思いながら、再び歩き始めた。

 

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強襲揚陸艇、もしくは武装移民船団の如きハイスピードで根室海峡を疾走する。

 

この渡し船は「酔わない」。紳士は乗り物酔いの世界的権威(2017世界乗り物酔いアワード受賞、2016ベスト乗り物酔いニスト受賞、2015乗り物酔いがんばったで賞獲得)だが、この船で酔ったことは無い。

おそらく、人がジェットコースターでわないのと同じ理論なのではないかと思う紳士だ。

(`・ω・´)

 

モイレウシ到着!!

(゚∀゚)ノ

 

この大きな湾は、数か所ある知床渡しの釣りポイントで最も近い。そして初心者向けである。

特にシーズン後期は、釣果が約束されていると言っても過言ではない凄い場所と言えよう。

 

紳士の伝説の愛ロッド「Lachs Swiger(ラックス・ズゥイーガー)」を到着するなりすぐに振る。

 

1投目!!

 

ほぼ、これまで3年間は、一投目で確実に来ていた。今回も来るに違いない。

 

 

目標は、館長よりも早く釣果を上げる事である。

(`・ω・´)

 

これまで過去3年間、必ずヤツは釣り場で1番竿を持って行っていた。今年こそはぐうと言わせてやる。

 

紳士のタールの如きドス黒い心が流れ出し、モイレウシの湾を黒く染める。

 

・・・・が、来ない。

 

投げたウキは、何の手ごたえも無いまま手元にまで戻ってくる。

 

この時点で嫌な予感がした。

 

過去、こんなことはなかった。

 

ルアーならまだしも、紳士が使用するのはファッショナブルな「エサ」である。

 

「切れてる君赤いか」と「むきえびぷりぷり君」(注:エサの商品名)を併せるという、オリジナルブレンド「切れてるぷりぷり君」に反応が無いとなると、これは魚がいない可能性が高い。

(((((((( ;゚Д゚))))))))

 

 

2投目、ゆっくりとウキを引っ張る。

 

だが、次の瞬間、浮きが沈む!!

 

一瞬ためらう。雑魚である小さな「ガヤ」という魚が引っ張ることもある。

 

だが、そのウキは、再び浮き上がることなく横に走り始める!!

 

右手を振り上げる。

 

ラインがビンと張り、ロッドが水面上に美しい弧を描く。引っ張られる重量感!!

 

来た!!カラフトマスだ!!

 

飛び散る水飛沫!!

 

水を叩く音が響き渡る。左手でリールを巻く、速度は上がらない。

 

重い。

 

波打ち際で暴れカラフトマス

 

それを力でねじ伏せる。

 

逃がしてなるものか!!1番竿に俺はなる!!

(`・ω・´)

 

波打ち際までくると、自らが後退し引っ張り上げる。

 

 

釣れた!!

(゚∀゚)ノ

 

カラフトマス1匹目である!!

 

眩しい銀色の鱗が、輝く。綺麗な魚だ。

 

慈しむように、カラフトマスの心を抱くと、紳士はエラに小刀を差し込む。

 

返り血が、紳士の頬を赤く染めた。

 

来た!!

 

ジジイの竿も曲がる。流石「羅臼老人会」最若手のジジイである。

(`・ω・´)

 

俺が釣るはずの2匹目をつりやがって!!

 

4畳半ほどの広さに狭まった紳士の心は、もはや他人の釣果すら許さない。

 

実際、こいつとは仲良しではあるが、釣りとなると互いに配慮はゼロである。

 

「自分が釣る事」それしか考えていない。

 

非常にドライだ。

 

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草をかき分け進むと、次第に川の音と匂いが近づいてきた。

 

だが、同時に何か動物の声がきこえる。

 

草の陰から覗き見ると、湾の周辺に数匹の生き物がたむろしていた。

 

ああ・・・二つ足か

 

この時期、この動物は平たい木のようなものに乗って海からやってくる。

 

海に向かって、魚を獲っているのだ。どのような方法で獲っているのかは分からなかったが、彼らの足元や後ろには、魚があることが多い。

 

ばらせ!!しねじじい!!からむべや!!

 

遠くで動物が鳴いている。

 

腹が鳴った。魚が欲しい。

 

一体、どれくらい魚を食べていないのだろうか?冬眠する前だ。

 

彼は、抗えない空腹を満たすため、思い切って出ていく事にした。

 

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だが、後が続かなかった。

(´・ω・`)

 

その2匹以降、上がったのはルアーマン1人のみ。他の4人はゼロである。

 

一切気配のなくなった海面に、集中力が切れていく。

 

その時、館長が叫んだ!!

 

「クマだ!!」

 

注)画像は、写真を撮影する余裕が無かったことから、合成です。現地風景と過去撮りためたヒグマ写真により、可能な限り再現しします。

 

デカい。

 

おそらく300kg級と思われるヒグマが、ぼんやりと佇んでいる。

 

館長「クマだ!!早くブツを持って逃げろや!!」

 

(((((((( ;゚Д゚))))))))

どんだけ下品なんだお前は

 

カメラを手にしようとした紳士に怒鳴る。

 

これはデカい。虚ろな目でこちらを凝視しているが、カメラ撮影時と異なり、恐怖を禁じ得ない。

 

左岸の釣り人達は、逃げる準備をはじめる。

 

だが、右岸の遅れてきた2人は、熊だと叫んでも、こちらを見てニッコリと笑っている。

リールを巻き続け、釣りを継続する。

(((((((( ;゚Д゚)))))))

 

マジか!!仮にヒグマに慣れていたのだとしても、その行為は異常だ。

カウンターアサルト(クマスプレー)も装備していないじゃないか。

知床のクマは、悪さをしない。そう思っているならば、それは間違いだ。

僕が臆病なのではない、君達はヒグマを知らない。

 

ヒグマはじっとこちらを見据え、にじりよってくる。

 

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彼は、ゆっくりと四肢を進めた。

 

目はあまりよくないので、魚の姿をを捉えることができない。

 

だが、匂いを感じた。

 

魚の匂いだ。

 

だが、その時、海の上に漂っていた白い木が、轟音をたててこちらに向かってきた。2本足が1匹、木の上に乗っている。

 

恐怖を感じた。

 

彼は全速力で山の方へ逃げだした。

 

またくればいい。今度はありつけるかもしれない。

 

そう思った。

 

そして走りながら、ふと彼の脳裏を「あの二本足はうまいのだろうか?」

 

そんな考えがかすめた。

 

だが、すぐに忘れてしまった。

 

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■あとがき

さて、1匹目!!ついにカラフトマスゲットです!!

(゚∀゚)ノ

しかし、渋い・・・

次回、業を煮やした紳士が、釣行途中での場所の変更を思い付きます!

釣り場を移動しての第2戦!!お楽しみに!!

 

いつものような戦場ロマンごっこできず

(´・ω・`)

あせっていたため、余裕がなかったです~

知床渡しの状況は、依然として非常に厳しいです

(´・ω・`)

これから行かれる方はがんばってくだされ!!

とにかく釣果をあげたいという人は、最初にフカセ。釣果を確保してから、大好きなルアーをするのはどうでしょう?

早朝の早い段階で釣らないと、釣れませぬ。

ただ、自らのポリシーある釣り人は、もちろんルアーでがんばってくだされ!!

(`・ω・´)

 

さて、午後から航空ページェントいってきます~

(゚∀゚)ノ

 

知床渡し船では、ヒグマの出現はめずらしくありません。

シーズン後期は、釣り人の魚を狙うヒグマがいつくこともあります。

必ず、ヒグマ出現時は逃げましょう。

英人丸は、釣行中見張りを行っており、緊急時は、追い払いと緊急接岸により釣り人を救出します。

しかし、100%ではありません。

万一事故が起こると、今後数十年の歴史を持つ知床渡しは終了することになります。

クマスプレー携行を!!

(`・ω・´)

 

 

 

 

 

■以下は、釣り人を中心とするヒグマ遭遇の体験談集です。この知床渡しでの遭遇も掲載されています。

(`・ω・´)シャキーン

 

 

 

 

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知床カラフトマス戦記③滝の下!!(゚∀゚)ノ

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あ~あ~あ!!

(((((((( ;゚Д゚))))))))

 

ほら絡まった!!

 

だだっ広い湾の中で、何故か密集する館長。

 

結果はコレだ。

(((((((( ;゚Д゚))))))))

2人のラインは絡まり、「こたこた」になる。

 

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【紳士の北海道弁講座】

「こたこた」とは、北海道弁で「ぐちゃぐちゃになる」などの意。

 

例:あんたが、糸引っ張ったから、こたこたになったべさ!!あやまんなさーい!!

例2:フッ・・・今夜はキミのハートをこたこたにしてあげるよ♡

例3:ぞ・・・・ゾンビがこっちに来る!!ひいいい!!射撃隊前へ!!こたこたにするんだ!!

例4:ウルフⅡよりコントロールへ、9時の方向に敵機発見!!これよりこたこたにする!!

 

さあ、皆も今日から使用してみよう。

(`・ω・´)

------------------------------------------------------------------------------------------------------------

サケ系の釣りの場合、こうした人の場所に割り込んできた挙句、ラインを絡める人間は決して少なくない。

 

だが紳士の心は、太平洋よりも広い。

(´・ω・`)

こうした時には、怒鳴ったりせず、あくまでも紳士的な対応が望ましい。

 

(#゚Д゚)チッ

こんないい時間によ~。マジかよ。つ~か今日の潮周りわかってんのかよ

(#゚Д゚)チッ

あ~マジむかつく。なんなんだコイツ。老眼でみえねーのかよ。早くしろよ。

ドンゴロスに包んで捨てるぞコラ。

まったく、楽しい釣りも楽しくなくなるわ!!

( ゚д゚)チッ

 

ほどよいリズムで舌打ちを行いながら、聞こえるように悪態をつく紳士。

小刻みに体を動かし、苛立ちをアピールすることも忘れない。

これこそが、正統派サケ釣り人の対応と言えよう。

(`・ω・´)

 

 

だが、釣れぬ。

(´・ω・`)

 

時計の針は6時に近づいているが、全く魚の気配が消えた。

投げ込んだウキは、何の反応もなく水面を漂い、手元まで戻ってくる。

 

渡し船の釣り時間は、午前9時まで。あと3時間ある。

だが、これから3時間粘ったとしても、ここモイレウシで、釣果はとても期待できない。

 

ここである名案が紳士に浮かんだ。

 

釣り場を移動する。

 

時間はゴールデンタイムを過ぎている。だが、知床最先端にある釣り場「滝の下」は、昨日釣り人が入っていない。

ここで粘るよりは可能性があるのではないか?

うまい棒200本分の追加料金は発生するかもしれないが、それで可能性が買えるのであれば、安いものである。

そう思い、左岸の3人に声をかけると、皆同意してくれた。

 

 

英人丸船長に手で合図を行い(携帯電話は通じない)、残留を選んだ2人を置いて、場所を移動する紳士一行。

 

船は、知床の岸壁を背景に、一路滝の下へと向かう。

 

滝の下着!!

(゚∀゚)ノ

 

ここは知床半島の、ほぼ先端部。秘境中の秘境である。

それ故、釣り人に人気も高い。

 

みよ、このロケーションを。

 

およそ文明とは無縁の強烈なロケーションに、紳士の脳みそからは、何かがはみでる。

 

背後の岸壁から2本の滝が流れる。

 

この水(淡水)を感じ、カラフトマスは近寄ってくる。

 

カラフトマスは、サケのように必ずしも母川回帰性が強い訳でない。なんとなく淡水を感じると近寄ってしまうため、故郷じゃない川でもOKというユルさを持つ。

 

いや、別にこの川でもいーよ(゚∀゚)という、適当なカラフトマスを、紳士は心から愛する。

絶対故郷の川じゃないとイヤ!!というサケよりも、紳士はカラフトマスと付き合いたい。

(`・ω・´)

彼女にするなら絶対にカラフトマスであるといえよう。

 

ロッドを振る。

 

だが、再び反応なくウキは戻ってくる。

 

だが、2投目!!

 

ひったくるような衝撃とともに、ロッドが曲がった!!

 

湾曲することによって拮抗する魚と紳士の力。

 

抗らう魚の力を両腕で感じながら、必死で竿を立てる。リールの一巻ごとに、カラフトマスの魂が近づいてくる。

 

サケほどの力づくのファイトはできない。固いとはいえ、口が切れて針が外れてしまう可能性もある。

(サケは、固い上顎を貫けば、まず外れることは無い)

 

カメラを構える時間と余裕は無かった。

 

そして

 

2匹目ゲットである!!

(゚∀゚)ノ

 

1匹目と並べて撮影しても、銀ピカ具合が半端ない。

 

触ると鱗が落ちると言うのは、この時期のカラフトマス特有の魅力である。

 

紳士が釣ると、すかさず館長が紳士の釣っていた場所に入り込み、1匹を釣り上げる。

 

(((((((( ;゚Д゚))))))))

 

館長「おいあんた!!あんたの釣ってるとこ釣れるな~!!俺ここで投げるわ!!」

 

(((((((( ;゚Д゚))))))))

 

・・・・死ねばいいのに

(((((((( ;゚Д゚))))))))

 

このクソジジイは、ある意味「遠慮」というものがない。

 

ヤツの正義とは「釣れるところに行く事」である。

回遊するから、待っていればとか、そうした事は一切考えない。ためらいなく魚のいる場所に入る根性は、やはり「羅臼老人会」構成員であるといえよう。

(´・ω・`)

 

ヤツは、努力や工夫をしないわけではなく、仕掛けや技術、ベイトについても研究をし、工夫を凝らしている。そのうえで、釣れる所に機動的に移動するのだ。

釣果を高める事しか考えていない、ある意味原理主義者であるといえよう。

 

 

結局、滝の下に移動後、釣れたのは紳士と館長が1匹ずつ。釣れなくなったので、ポケモンバトル並みのカラフトマスバトルをして楽しむ紳士達である。

(`・ω・´)君に決めた!!

 

他の釣り人達は残念ながらボウズであった。

(´・ω・`)

 

但し、彼らの名誉の為に言っておくと、彼らはルアー。紳士と館長は餌を使ったフカセである。

 

ルアーに拘る以上、それは止むをえまい。魚が薄ければ薄いだけ、ルアーではつらい。紳士もルアーでこの状況では釣れなかっただろう。

 

紳士に、そのへんの拘りはなく、釣行で唯一拘っているのは「ボウズは絶対イヤ」という一点である。

 

単純に釣れた方が楽しいからだ。数限りある釣行のチャンスを充実させる。

 

紳士、「知床渡し」初回2匹!!

(゚∀゚)ノ

 

過去から比べると、ありえない程厳しい釣果ではあったが、とりあえず釣れることは釣れた。

なんとか、釣りブログに戻ってきた面目を保った紳士である。

(´・ω・`)

 

オス×1、メス×1である。

 

 

いやはや、カラフトマス最高でした!!

知床渡し最高です!!

(゚∀゚)ノ

 

■あとがき

いやはや、非常に厳しい状況でした~。現在は少し上向いたものの、知床渡しの状況は、例年の勢いはありませぬ。

一方で、漁師さん達は「網にはガッツリ入っている」とのことであり、潮周りの関係なのでしょうか?

(´・ω・`)しかし、現在8月中旬でも、例年の勢いは無く、0~1匹の人が混じるという事は、かなり厳しい状況だと思います。

滝の下で1匹とかボウズとか、あまり経験したことがありません。

こうした状況の時、釣り人はよく「遅れている」「遅い」(昨年、一昨年のサケも同様)というのですが、紳士は全くそうは思いません。

紳士の考えでは、今年のカラフトマスは「不漁」です。これまで半月の釣果を考え、今後年間総量を上回る釣果が期待できるとは思いません(ただし、後半例年並みに回復はあると思っています)。

 

この日、英人丸の釣果は、館長2、紳士2、ルアーマン1の5匹。ボウズが4人です。釣り船の公式釣果報告とは若干異なりますが、それはビジネスとしての釣り船の事情を考えればやむを得ないでしょう。つまり、リアルに釣果を考える際は、公式の報告を若干厳しめに見る必要があります。大に釣られるのではなく、0が何人いたかを想定する必要があります。

(´・ω・`)

 

一方で、サケは爆釣報告が既に各地であるように、今年は相当期待できると思いまする~

(゚∀゚)ノ

止別はサケ釣りが事実上禁止となりましたが、正直、釣果だけ考えるなら、今年は札幌圏釣り人がオホーツク海に遠征する必要は全くないと思います!

(´・ω・`)紳士は知床の釣り人なので、今年もオホーツクメインですが

 

さて、この知床渡し船。実は猛烈に簡単で、釣り初心者、女の人やこどもでも容易に釣ることができます!!

(`・ω・´)

サケ・マスは難しいと考えて、ワカサギならと挑戦する一般人を見ますが、紳士的には逆です。

カラフトマス渡し船の方が簡単です!むしろ混まないため、初心者に絶賛オススメです!!

以下、紳士装備です。これからサケ・マスを釣りたい人は参考にしてくだされ!!

 

紳士の釣りは、手軽に揃えられる(壊れてもいい)道具で、楽しくいっぱい釣る!!がテーマ!!(`・ω・´)

小遣いで買っても余裕なコスパが最高にオススメです。

3年使用しましたが、実際、このロッドはチョイ投げも遠投もでき便利。

フラッグシップモデルのモアザンと比べると感度は異なりますが、正直、「価格分だけ違うか?」とも思います。

カラフトマスもサケも、漁港でも河口でも、ウキルアーでもフカセでもガシガシ釣れますぞ!!

館長も紳士もお勧めです~

(゚∀゚)ノ

 

 

 

 

 

次回は、羅臼漁港でのカラフトマス釣行か、もしくは絶滅危惧種「シマフクロウ」の撮影!!

(゚∀゚)ノおたのしみに!!

 

あ、納得いかないので、来週カラフトマスリベンジ行うかもです!!

(`・ω・´)サケはイクラが大きくなる9月からでいいや・・・

と言いながら、週末胆振偵察をもくろむ紳士

(((((((( ;゚Д゚))))))))
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羅臼漁港カラフトマスからのシマフクロウ!!(゚∀゚)ノ

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ヒャッハー!!

(゚∀゚)ノ

 

羅臼の漁港にて、再び雄たけびを上げる紳士である。

 

今シーズン3匹目のカラフトマスは、紳士が人生初のカラフトマスを釣り上げた漁港にて授かった。

(`・ω・´)

 

小型だが、実に銀ピカであろう。だが、今年のカラフトマスは、小型な気がするのは気のせいであろうか?

するすると斜路を上がってきてしまい、あまりファイトというものとは無縁であった。

シーズン後期に入ると大型化するのかもしれないが、サケはシーズン初期に大型な個体が釣れることを考えると、カラフトマスも同じなのかもしれない。

(´・ω・`)

 

びちびちと跳ねる魚体は、すぐに紳士に頭をはたかれ、おとなしくなる。

(´・ω・`)

 

紳士がサケやマスを〆る際に使う棒は、釣具屋などで売られている一般的なサケハンマーや棒(まれに、素手で殴る釣り人や、拾った石で殴り殺す、もしくは足で蹴り殺す釣り人を見た事がある。素手でサケを殴る姿を目撃した時、紳士は驚愕した(((((((( ;゚Д゚))))))))  )ではなく、「イサパキクニ」というアイヌ民族が用いていたサケ叩き棒である(注:市販はされていない自作の必要あり)。

 

古来、アイヌ民族は、サケを叩く際にこの「イサパキクニ」を使用すると、サケが天国に行っても人間界は良いところであったと周囲のサケ達に伝え、豊漁になると言う言い伝えを信じていた。半面、石などで〆ると、サケは泣きながら「人間界は酷いところだから、行かない方がいい」と仲間たちに伝え、サケが不漁になると言う言い伝えである。

 

このアイテムは、当然ながら釣果には一切関係がない。別にオシャレでもない。このため釣り人諸氏は、あまりそうした先人たちの文化等には興味が無いかもしれないが、趣味の精神性を高めるのであれば、こうした北海道のアイヌの伝統文化に対するリスペクトがあっても良いと思う紳士である。それはむしろ分かる人が見れば、強烈にカッコイイと思うのだ。

 

魚に対するリスペクトを持つ釣り人はたくさんいる。だが、驚くほど「歴史や文化」に目を向けている釣り人は少ない。北海道に住む人間が、サケを狩猟していたのは、先史以前からである。そうした中で培われた文化や伝承を、現代の釣り人である自らに重ねていく事も、また趣味としての奥深さを増す行為だと思う紳士だ。

サケマスの最後の瞬間は、最高の敬意をもって扱いたいものである。「ねこままん」読者は、知的でサケマスを心から愛する精神性の高い釣り人が多いため、きっと賛同してくれる人が多いことを期待してしまう。

(゚∀゚)ノ

 

さて、釣りの後は、めくるめく羅臼ライフを、に充実したものにしなければなるまい。

(`・ω・´)

 

そう、野鳥撮影である!!

 

ターゲットは、釣り人と同様、「魚を狙う者」、そう

「シマフクロウ」だ!!

(`・ω・´)

 

 

モフ休止期間、釣り人強化月間に入っても、やはり、月に数度は「モフ」を撮影しないと納得できない紳士である。

(`・ω・´)

 

釣り人と言うのは、朝と夕方しか活動する意味があまりなく、それ以外はダラダラしてしまう傾向が強い。

せいぜい、「喰う、飲む」程度しかすることがなくなりがちである。

だが、そんな釣り人への紳士のお勧めは、やはり「カメラ」であろう。

カメラとレンズを揃えるだけで、遠征の充実度は大きく変わってくる。釣り人にとっての憧れの地、「知床」は、被写体の多さでも格別な場所だからだ。

(`・ω・´)

 

釣る→美しいものを撮る→釣るというルーティンは、脳汁の解放弁を常に全開にすることとなり、終日興奮できると言うメリットが得られるのだ。

例え釣れなくても、何か凄いものが撮れるかもしれない。北海道には凄い被写体がたくさんいるのだ。

 

カラフトマス釣りで有名なチトライ川の河口から少し上ったところに或る、「鷲の宿」に再び撮影で入る紳士だ。今回も撮影小屋ではなく、撮影用バスに待機である。

もはやバス中毒である。瞬間に生きるカメラマンにとって、この「鷲の宿」のバスは最高すぎる。

真正面からシマフクロウの飛翔を捉えるという、夢を実現してくれるのだ。

(`・ω・´)

 

前回の撮影では、残念ながら「シマフクロウお父さん」に会うことができなかった。

 

今回は、この「お父さん」を撮影することが紳士の目的である。子を持つ父親として、シマフクロウのお父さんと語り合ってみたいものである。

(`・ω・´)

 

めったに三脚を使うことが無い(100-400Ⅱでは必要を感じない)紳士だが、この撮影だけは三脚を使用だ。

 

平日だけあってか、バスの中は誰もいない。がらんどうである。

(´・ω・`)

 

くやしいけれど、お前に夢中。がらんどぅ・・・がらんどぅ・・・

(((((((( ;゚Д゚))))))))

 

口ずさんだ後に、自らのオヤジぶりに死にたくなった紳士だが、かろうじて一命をとりとめる。

紳士のクソすぎる洒落に、バス内の気温は絶対零度まで冷え込む。

 

本日は、観察小屋にも7名程度ということであり、殆どソロでの撮影となる。

 

生け簀を見ながら、日が徐々に沈んでいく。

 

ここに飛来するシマフクロウは、前回も記載したが、今年子供が生まれた。

 

幼鳥が生け簀に飛来するのには、まだ少々時間がかかるようだが、秋にはその姿、そして夢の「家族3羽並び」が撮影できるかもしれない。

7時半を回ったころ、1羽のシマフクロウが現れた。

 

おかあさんだ。

 

前回も撮影した働き者のお母さん。

 

実はお父さんは、「海育ち」であり、子供を「海で育てたい」との意向が強く、幼鳥を海に連れて行ってしまう事が多いらしい。

(幼鳥は、見えるところには来ないが、近くにまで連れてきている)。

 

一方で、お母さんは「川育ち」。

愛する子供を川で育てたいという意向が強い。

 

見てこの表情。やっぱりお母さんな柔らかさを持っている。

(゚∀゚)ノ

 

お母さんは、何度か鳴き、お父さんを呼ぶが、なかなかお父さんは来ない。

(´・ω・`)

 

降りてこないと、エサはあげないよ。

と、餌を咥えずに飛び立っていく。

 

 

せーの

(`・ω・´)

 

 

 

ぶわっと飛び立つお母さん。

 

シマフクロウの美しさは格別で、何度撮影しても興奮が冷めることは無い。

 

ただ、シマフクロウ撮影で、初めてだったのは、今回他のカメラマンがいないということだ。

(´・ω・`)

 

それは、集中力を切らせないことになる。誰かが飛来を教えてくれることは無いのだ。

 

 

1時間後、生け簀を除く、一回り大きなシマフクロウが飛来した。

 

お父さんだ!!

 

見てくれこの表情

(`・ω・´)

 

先のおかあさんと比べても、より威厳と厳しさを増した表情をしている。サリーちゃんのパパかと言う程に、ヒゲがピンと反っている。

 

このシマフクロウこそ、お父さん。

 

かつて、お母さんの父親を殺し、娘を我がものとした、シマフクロウの若き戦士である。

(((((((( ;゚Д゚))))))))

 

お父さんは、狩りが非常に上手だ。

 

確実に仕留める

 

瞬間の狩猟の後に着地する。

 

左足に掴まれた魚に穿たれる鋭い鉤爪

 

大きく広げられた翼にあしらわれた文様。

 

コタン・コロ・カムイ

 

紳士は、現在サケ釣りルアーにおいて、ダイワのアキアジクルセイダーをベースに、シマフクロウをイメージしたオリジナル・ルアーを作成中である。

(`・ω・´)

魚を獲る名人(シマフクロウ)をあしらった、アイヌ文様のルアーでサケを釣る。

或る意味釣り人っぽくない「ねこマシーン」の美学に、ぜひ期待していて欲しい。

 

そのルアーは、闇の中、魚を探り当て、そして音もなく一撃で仕留める。

 

そんな自分の為だけの(自分の物語を彩る)ルアーが欲しい。釣果発ではなく、文化発、生態系発のルアー。ダイワ アキアジクルセイダー ミラーブルー。コタン・コロ・カムイver(featねこマシーン)。完成の際には「ねこままん」で発表したい。

(`・ω・´)

 

 

 

真っ直ぐに見据える目。

 

いつもこの目にやられる。

 

殺意を感じる。狩人の目だ。

 

生き物の命を奪う動物には、独特の凄みが宿る。それは、人間にも同様で、釣り場で見る釣り人は何故か怖い。

 

おそらく、同様の凄みがあるのだと思う。

 

そして、釣り人となって5年。自分自身、意識せずともそれを纏うようになってしまった。

 

 

「眼力」という言葉がある。

 

だが、本当の眼力は、生き物の命を奪うものにしか宿らないのではないか?と思う紳士だ。

 

生きるために殺す。生存するための、強い欲求と意志。

 

それが、目に現れる。

 

喰うものは植物じゃない。意志を持ち、生存を望み逃げる者を狩る。

 

 

だから強い。

 

 

魚を釣り上げたとき、君はこんな目をしていないか?笑う3秒前だ。

(`・ω・´)

 

 

そうだ。まだ興奮しているだろう。

 

命を捕まえた事に。

 

己が成し遂げた事に。

 

 

いやはや、シマフクロウ最高です!!

(゚∀゚)ノ

 

■あとがき

いやはや、久しぶりのモフ撮影ですが、時期的に「釣り人目線」です~

(゚∀゚)ノ

今回の撮影、午前2時くらいまでウトウト寝たりしながらでしたが、飛来は4~5回。

その後は完全に寝落ちしました。

(´;ω;`)

秋には、幼鳥を連れての狩猟が見られると思われ、サケ・ヒグマ撮影の傍ら、当然紳士行きます!!

(゚∀゚)ノお楽しみに。

 

 

ああそうか、今年はナキウサギ撮影がまだだ・・・

(´・ω・`)そろそろいくかな

 

サケは、今年の調子を見るのであれば慌てる必要無しと思い、9月以降本格化しまする!!

(`・ω・´)

 

レディ・プレイヤー1をアマゾンで見ました!!

(゚∀゚)ノ

おそらく、30代~40代くらいで、ゲームやアニメ、映画にどっぷりつかった紳士のような世代は楽しめます!!

ニヤリとできる元ネタがたくさん!!海外ならではの未来世界描写も最高にセンスがいいです。

オンラインゲーや、オープンワールド系ゲーム等に一度でもハマったことのある人なら、間違いなく楽しめるかと!!

スピルバーグ故に安っぽさもなく、紳士お勧めです!!(゚∀゚)ノ

 

 

これを見ると、ゲームをしたくなるのですが、紳士がハマったゲームNO1は、やはり「GTA5」!!

(`・ω・´)

発売から5年?くらいですが、未だに進化を続けており、これ以上のVR感を感じさせてくれるゲームには未だ会えていませぬ。

(肉迫したのはウイッチャー3)。オフでもオンでも面白い。広大な世界を与えられて、自由に過ごす。そして空気感や匂い、暖かさまで伝えることに成功した、異次元のゲームです。マジで現実との境がわからなくなるトリップ感。

未プレイの方は、ぜひ!!紳士35年のゲーム歴で最高に君臨するゲームです!!

 

 

PS3でもできるぞ!!(゚∀゚)ノ

 

地上派放送で「君の膵臓をたべたい」をみました。

(´・ω・`)

ああ、一昔前に流行った純愛系ヒロイン病気で死ぬ系映画か・・・

と敬遠していたのですが、ヒロインはなんとも可愛らしい!!素晴らしい!!おっさんキラーです!!

しかし、シナリオは、物書きならば分かると思うのですが、計算で構築したあざといシナリオでした。

(´・ω・`)

原作未読ですが、なんでその死に方をさせたのかは、「効果」でしかないように思います。予定調和を裏切るためだったかと。

どうでもいいから死ぬことが必要。病気は「掴み」としての役割。

読み手の感情コントロールを狙いすぎた惜しい作品かと。

(´・ω・`)

惜しい!!惜しすぎる!!と思った紳士です~

伏線も取ってつけたように安っぽすぎる。

(´・ω・`)でも主人公が泣く場面で泣いた紳士です。割と簡単に制作者の思うつぼにすっぽりハマりまする~

 

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シリーズ私の愛したもの ~RIOT Warrior~(゚∀゚)ノ

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君のテーマソングは何だろうか?

(`・ω・´)

 

唐突な質問だが、人は誰しも「私の曲はコレ」という一曲を持っているのではないだろうかと思う紳士だ。

 

その曲は、いつの時も忘れることなく、自分の中で流れ続ける。

 

楽しい時、つらい時、哀しい時、様々なシーンで自らに寄りそい、常に流れ続ける。

 

或る時は、逆境の時に勇気を鼓舞し、またある時は幸せな瞬間を思い出とともに優しく包んでくれる。

 

 

紳士にもある。

(`・ω・´)

 

紳士のテーマソングは?と聞かれれば、真っ先に上がる曲だ。

 

曲名を「Warrior(戦士)」という。

 

 

RIOT(ライオット)と呼ばれるバンドがある。いや、あった。いや、ある。

 

永くからの読者であれば、紳士がHM/HR(ヘヴィメタル・ハードロック)愛好家であることはご存じであろう。

 

アメリカ出身のヘヴィ・メタルバンドである。

 

それだけ言うと、「ああ、アメリカか」と思う人も多いかもしれない。

なんだかんだ言っても、トレンドや、マーケットの大きさ、影響力全てにおいてアメリカの存在は強大だ。

アーティストは、アメリカで成功することを夢見て、アメリカに進出する。

そしてその99%は失敗する。

自らの音楽性を曲げて、アメリカ受けする音楽性にシフトした結果、従来のファンも失い、新たなファンも獲得できなかったバンドは星の数ほどいる。

 

だが、RIOTはアメリカ出身ではありながら、「本国で全く売れず、日本においてのみ評価され続けたバンド」である(一部欧州を除く)。

地元アメリカでは、殆ど全くと言ってよいほど名前を知られていない。だが、日本人のHMファンであれば、その名前程度は聞いたことがあるはずである。

(´・ω・`)

 

理由は音楽性にある。

日本人に好まれる「哀愁」のマイナーメロディや、劇的な展開は、アメリカ人には理解できない。

彼らには繊細な感覚は無く、ストレートに分かりやすい怒りや、分かりやすく言うと「ノリやすい」音楽を好む。

 

RIOTの曲は、どことなく憂いを帯び、哀しい。

中心人物は、マーク・リアリ(g)(2012年逝去)。派手なパフォーマンスをせず、華奢な体で繊細な音を紡ぐ。そんなギタリストだ。

 

駄文を連ねたところで、彼の素晴らしさは伝わらない。

ぜひ聞いて欲しい。断言するが名曲だ。

発表されたのは1977年(昭和52年)。今から40年前である。

紳士の読者はまだ生まれていない人も多くいよう。紳士はまだ4歳のちびっこであった。

ピンクレディーが「渚のシンドバッド」を歌い、沢田研二が「勝手にしやがれ」を歌っていた頃である。

当然に、ギターエフェクトも、プロダクションも「古典」を感じさせるものであり、今のソレとはくらべものにはならない。

(´・ω・`)

 

だが、メロディの魅力は時代とともに失われているだろうか?紳士はそうは思えない。

時を超えて、なお輝き続けている珠玉の名曲である。

 

 

1stアルバム「rock city」収録。ねこマシーン永遠のテーマソング「Warrior/RIOT」だ。

 

 

 

 

 

(´;ω;`)ブワッ

カッコイイ。冒頭からの一度聴いたら忘れられないギターリフ。

 

ジャケットはヤバい。なんかモフモフした顔の生き物かと思えば、危険な凶器を携えた屈強な戦士。

(((((((( ;゚Д゚))))))))なにそのギャップ

ヤバいセンスである。

 

どうでもいいが、このキャラクターの感覚(かわいらしさと裏腹のイメージの共存)は、のちに「ねこマシーン」の名前発想の原点となっている。かわいらしさと、ソリッドで無機質なイメージとの共存。

この名前は、そうしたギャップから生まれるヴァイブを狙って生み出されたものだ。

 

当時としては画期的な程の疾走感。そして、サビの美しさ。

哀しく、儚く、それでいて勇壮。

 

あまり音楽に詳しくない人でも、このサビを聞いて「たのしそう」と思う人はいないのではないだろうかと思う紳士だ。

日本人ならわかる、どこか哀愁を帯び、哀しく疾走を続けるメロディ。VOの歌メロと絡むギターの切ない音色。

まさに、日本人が好む展開とメロディである。

ちなみに、この曲は当時日本のアイドル(ほぼ無名)が日本語でカヴァーしたことでもマニアの間では知られている。

それだけ、日本人的な感性を持った楽曲であった。

 

紳士が初めてこの曲を聴いたころから既に30年近く経過しているが、それでもまだこのメロディの美しさと楽曲の完成度は色あせることは無い。

 

当然ながら、彼らは当時のマニア達に熱狂的に受け入れられ、親日度を高めていく。

次に発表したアルバムは「NARITA」

 

成田闘争を主題にしたインストゥルメンタルである。

 

 

 

 

モフモフのキャラクターは、ついに力士になってジャケットを彩る。

(((((((( ;゚Д゚)))))))

な、なんか違う気がするが、モフモフさんは、なんでもできる器用な人なのであろう。

(((((((( ;゚Д゚))))))))

まさかりは、あいかわらず持っているのね。

 

だが、楽曲はやはりRIOTだ。日本人好みのメロディと疾走感がすぐに耳を奪う。

 

しかし、商業的成功には程遠く、彼らは徐々にマーケットから遠ざけられていく。

本国では全くと言って良いほど知られず、遠い東の島国のマニアックな人にだけ少し人気なバンドとなったのである。

(´・ω・`)

 

そして待ち受けていたのは解散である。

 

 

だが、ここで終わりではない。

 

彼らは、1989年。信じられない事に復活を遂げる。そしてその音像は、現在聞いても十分にアグレッシブで、ソリッドな音作りを中心とし、それでいてメロウな部分を確実に残した姿で復活したのだ。

 

それは、本当に劇的であった。高音域を得意とする新Voを迎えての復活策は、ファンの度肝を抜いた。

 

名曲、そして永遠の名盤「THUNDERSTEEL」の誕生である。

 

オープニングナンバーを務めるこの曲のインパクトは、今なお素晴らしい。

 

永くからの読者であれば、紳士が創作系記事シリーズ、バルタンストーリー劇場版「MEMORIES」第一話にて、バルタン(バルティアス・ノルドストローム)の発艦シーン挿入歌で使用した事を覚えている人も居るかもしれない。

 

 

 

 

 

スピードメタルと言える程に、ツーバス連打疾走系をベースに、金属音を感じさせるハイトーンVoをフィーチャーした楽曲は、日本人のHMファンを虜にした。

まさに、日本人が最も好む音像と言えるだろう。

 

Warriorよりも硬質さを増した彼らの楽曲ではあったが、ギターはまごうことなき、マーク・リアリその人でしか無し得ない哀愁を帯びる。まさにヘヴィ・メタルの歴史に残る名曲といえよう。

 

しかし、THUNDERSTEELで不動の人気を得たかのように思えた、彼らの次作は、思い切った実験的要素が強すぎ失敗。

 

その後も、良アルバムを長期スパンでポツポツ発表し続けるも、貧乏故のプロダクションの悪さや、Voの力不足などにより真価を得られなかった。

 

「一発屋」と呼ばれる部類にくくられる事もある彼らに、歯がゆい思いをしたファンは多いだろう。

 

RIOTも、「IF」を考えずにはいられないバンドである。

 

あのときこうだったら、もし、こうしていたら。もし、このメンバーが脱退していなかったら。もし、このメンバーが加わっていたら。このアルバムのプロダクションが、もっとこうだったら。このアルバムのプロデュースをもっと違う人に依頼していたら。

 

そんな事を考えればキリはないが、現実として、日本においてもカルト的なファンに支えられる以外は、大きな評価を得ることができなかった。それが現実だ。

 

あるインタビューで、「生活ができないのであれば、音楽活動を止めた方がいい」と両親から言われたとマーク・リアリが話していた。

(´・ω・`)

 

そうかもしれない。

 

ファンの気持ちはよそに、彼らも生活していかなければならないからだ。

 

だが、彼は音楽活動を継続する道を選んだ。その選択の背景には、今も彼の音楽を心から愛し続ける日本のファンの姿があったに違いない。

 

彼は、公式には公表していなかったと思われるクローン病と闘い、2012年に天国へと旅立った。

 

紳士がその事実を知ったのは、突然の訃報後の事である。

 

かつて、札幌公演にて、RIOTのライブに赴いたことがある。

 

初めて見るマーク・リアリは想像以上に華奢で、線の細いギタリストだった。

 

だが、その指先が奏でる煽情的で、美しいメロディーの数々は、紳士の心に深く刻まれ、今なお輝き続ける。

 

長い指で奏でられる哀愁のメロディと流麗な運指の美しさは、今もなお紳士の心に残っている。

 

Warriorのライブヴァージョンは、現代的なギターエフェクトに加え若干のアレンジ。更にCDでは聞けないラストの哀愁激烈な煽情的ギターが心を鷲掴みにする。

動画などでは、アップされていたりもするが、リアリ本人じゃない動画や、音質が良いものが少なく、ここでは紹介しない。

(´・ω・`)興味がある人はぜひ探してみて欲しい。

 

リアリ亡き現在、残されたメンバーが遺志を継ぎ、「RIOT V」として活動を継続しているようだ。

 

一応、紳士も聞いてみた。内容も中心人物不在とは思えない程良い。

 

だが・・・・

 

 

RIOTではないんだ。

(´・ω・`)

 

もう二度と新曲を聞くことができないリアリのRIOTだが、それでも僕は死ぬまでこのバンドを愛し続けるだろう。

(`・ω・´)

 

SHINE!!SHINE  ON!!

RiOT最高です!!

(゚∀゚)ノ

 

 

■あとがき

さて、久しぶりに紳士の趣味全開の記事です。

(`・ω・´)

紳士のRIOT愛は、書くと3記事くらいになるのですが、あまりにも一般性を欠くので、紹介にとどめまする。

もし、気に入ってくれたら、Itune musicの会員であれば無料で聞けます。ぜひ聞いてみてくだされ!

数あるアルバムの中で、好みはあると思いますが、やはりオススメは「THUNDERSTEEL(サンダースティール)」。

このアルバムは珠玉の名盤でしょう。

Rock Cityは、Warriorを除くと、メタルと言うよりは往年のハードロックといった趣ですし、楽曲の粒もそろってはいません。

ただし、ウォリアーの破壊力だけは抜群です。

(´;ω;`)ブワッ

 

 

Rock CityRock City
1,174円
Amazon

 

 

Thunder SteelThunder Steel
1,161円
Amazon

 

 

音楽系記事は、年に数度書くのですが、今後も紳士の愛するHM系楽曲を、読者無視でひとりよがりに紹介していく事があるかもしれませぬ!!

蔵CD数千枚。デジタルベースになってからは、聞いたアルバムは、おそらく1万枚以上を軽く超える紳士です。偏りが凄いですが、それでも、実は紳士の行っている趣味で、最も深いところまでいった趣味が釣りでも写真でもなく、メタルかもしれませぬ。

ジャケ買いや、海外インディーズレーベル買い(BLUCK SUN RECORD)など、今思うとおそろしくコアな行為をしていました。

自称HMシンガーであり、4オクターブ半の高音域が今でも大丈・・・・

(((((((( ;゚Д゚))))))))あ、もう無理かな・・・。

 

個人的に記事にしたいバンドは、メジャーどころでJudas Priest TNT FAIR WARNING  FIRE HOUSE Rhapsody of Fire、JOURNEYなどから、Bad Habit、Zeno、ウリ・ジョン・ロート、他メロデス種々他、あああ、キリがない。

(((((((( ;゚Д゚))))))))

 

今はすっかりオサンになってしまい、音楽を聴く機会は激減していますが、いつかまたライブに行きたいです~

(゚∀゚)ノせめて、ガルネリウスや陰陽座などの、日本のバンドくらいは行ってみたいなぁ。

でも若かりし日のヘドバンの影響か、慢性的な首~肩こりに悩まされていまする。

(´・ω・`)

 

さて、釣りは先週末は台風を避け、なのマシーンやバイクなどを満喫した紳士です!!

なんか異常にバイクが気持ちよく、バイク熱再燃の予感。

(゚∀゚)ノ今週末はサケのため胆振にでも行こうかと思案中です!!

情報などあればぜひ教えてくだされ!!

 

苫小牧方面に行くと、同時にモフ撮ができるのが美味しい

(((((((( ;゚Д゚))))))))

 

最近思ったのですが、こうした短めの記事であれば、時間をかけずとも書けるため、更新頻度を上げられるかもと思いました。

(゚∀゚)ノ昔の記事は、考えてみればもっと短かったです~。

フルサイズの長さの記事は当然これからも継続しつつ、ジャンルにこだわらない「ねこままん ミニ」や、「ねこままんプチ」などのシリーズを今後織り交ぜて書いていくかもしれませぬ~。ゲーム系記事や、ゲームミュージック記事も書いてみたいな

(゚∀゚)ノ

 

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ウルトラハード&超絶景!!恵庭岳アタック!!(゚∀゚)ノ

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何故、山を登るのか?

 

(`・ω・´)フッ・・・実に良い質問だ諸君。

 

そこに山もあるけど・・・いや、そこが山になるか・・・いや違う。そこの山にあるかも

 

Σ(゚д゚) あれ?

 

と、とにかくそうした様々な理由により、山に登るのだよキミ。

(`・ω・´)

 

紳士は、「ソロ・低山アルピニスト」として世界的に有名なクライマーである。

(`・ω・´)

 

北海道のあらゆる低山を、単独無酸素という最も過酷なスタイルで落としてきた。

登山界の新鋭として、メディアにも注目される存在となったが、魔峰三角山(標高311m)アタックの際に50cm滑落。

膝に負ったすり傷により、その年予定していたK2東壁アタックを断念せざるを得ない状況に追い込まれたことは、読者諸君の記憶に新しいところであろう。

(´・ω・`)

 

その後3年間の長きにわたり、リハビリを続けていたところだが、ついにこの時が来た。

(`・ω・´)そう、登山復活である!!

 

 

最初に落とすピークは、魔物の住む山として怖れられるアノ山・・・・そう

 

「恵庭岳」である!!

(゚∀゚)ノ

 

 

恵庭岳は、標高1320m。

 

札幌市近隣に位置するが、その親しみやすい地名とは裏腹に、かなり「中上級者向けの山」とされている。

 

一般的にメジャーな北海道の山において、羊蹄山、利尻山などに次いでハードであるとの位置づけとされており(もっと困難な山やルートはあるが)、低山アルピニストである紳士の復活にはもってこいの山であるといえよう。

(`・ω・´)

 

ただ、この山は毎年とは言わずとも、かなりの頻度で遭難、滑落による死亡事故が相次いでいる。

(((((((( ;゚Д゚))))))))

直近では昨年も死亡事故が発生しているのだ。

(編集部注:これは事実だ)。

 

そのヤバさは、等高線を見れば一目瞭然で、線と線の間がつめつめである。

(((((((( ;゚Д゚))))))))つまり、かなりの急坂を昇る必要があるのだ。

 

AM9:30 登山口駐車場着

(`・ω・´)

 

猛烈に出遅れた感のある紳士は、実はここだけの話、最近早起きがつらい。

(((((((( ;゚Д゚))))))))

 

深い眠りから覚め、鳥たちの囀りに耳を傾けながらティーなどをすすっていると、気が付けば8時などということがザラになってしまった。

(´・ω・`)

 

 

だが本日は快晴。降水確率0%の圧倒的登山日和である。

(`・ω・´)

 

やらねばなるまい!!

 

 

9:35クライム・オン!!

(`・ω・´)

 

 

いきなり、どこに言って良いのかわかりずらいが、ありがたいことにピンクのテープが随所に巻かれている。

 

(`・ω・´)ふむ。これをたどればよいのだな。

 

 

若干の平坦な道を行くと、すぐに登山道は、大きな石が並ぶ悪路と化す。

(´・ω・`)

 

(´・ω・`)うへぇ

 

実社会において、なかなか「うへぇ」という人見た事がないが、今こそそのワードを放つ好タイミングと言えよう。

思う存分「うへぇ」する紳士。

 

実際、古い登山道なのだろうか?至る所に「ああ、こっちか」と思わせる道が分岐しており、迷いやすい。

(((((((( ;゚Д゚))))))))

 

現在は、そのせいかテープなどを目立つように巻いて、遭難リスクを防いでいるようだ。

 

だが、この山は確かに間違いやすい。視界の悪い時などは、ロープなしでは紳士も間違いなく迷うだろう。

(((((((( ;゚Д゚))))))))

 

 

そして直ぐに「鎖場」登場

(((((((( ;゚Д゚))))))))

(編集部注:登山用語では、こうしたロープや鎖が固定され、それを使用しないと登れないような急峻な場所を「鎖場」という)。

 

 

おそらく、地元の有志らが設置してくれているロープなのだろう。それはとてもありがたい。だが、間違ってはいけないのは、こうしたロープは全幅の信頼を置いてはいけない。あくまで補助的に使用するという気概が必要である。

登山家は常に自己責任を念頭に山に向き合わねばならない。

(`・ω・´)

 

よいしょ、と全体重を乗せてロープを這いのぼる紳士だ。

 

 

さて、そろそろ山頂かと思った瞬間、視界には無情な看板が飛び込んできた。

(((((((( ;゚Д゚))))))))

 

まだ4合目か・・・・

(((((((( ;゚Д゚))))))))

 

なるほどと理解した紳士である。恵庭岳の恐ろしさの一つは、傾斜と悪路のハードさゆえ、登り手に実際の距離以上の疲労感を与えてしまう。

そして、都度現在の位置を確認するたびに、自らの想定と現実との乖離に打ちのめされる。

 

唖然とした紳士は、次の瞬間猛烈な空腹に襲われる。

 

紳士まさかの早弁である。

(`・ω・´)

 

リュックの奥に宝物のように格納していた魚肉ソーセージを取り出し、やおらかぶりつく紳士。

 

美味だ。

(´;ω;`)ブワッ

 

日々生きていると、生きるために食べるとか、動くために食べるという行為を忘れてしまう。だが、登山はそうした人間の動物的な本来の感覚と行動を呼び覚ましてくれる。

 

だがまだ足りない。

(´・ω・`)

 

昼食のおにぎりにまで手を付けてしまおうかと考えた紳士だが、それでは「食いしん坊」と誤認されてもやむを得ない。

下から登ってくる登山者たちに、「お、くいしんぼうだな」「あらあら、くいしんぼうがいるわね」などと思われるのは、紳士の本意ではない。

(`・ω・´)

 

 

見ると、傍らに野生のキノコが生えている。

(`・ω・´)

 

古来より、人類はキノコを食すことにより、ピーチ姫を救出したりしてきた。

 

ならば、それに倣う事も、紳士に与えられた試練かもしれない。

 

食す

(`・ω・´)もぐもぐ

 

あらおいしい(゚∀゚)ノ

 

意外なほどの美味さに、ついつい笑みがこぼれる。

うふふふふ(゚∀゚)

 

気のせいか、一回り体が大きくなった気がするが、これならば1ダメージ程度であれば防いでくれるに違いない。

うふふふふ(゚∀゚)

 

まだたりない。

 

周囲に目を走らせると、更に新たなキノコを発見する紳士だ。

 

食す

(`・ω・´)

 

 

(゚∀゚)うふふふふふふ

 

虚ろな目で虚空を見つめ、薄笑いを続ける紳士。

 

なんか楽しいな。うふふふふ。

 

 

 

気が付くと、手の平から火球のようなものを、ポコポコと発射している紳士だ。

 

 

意気揚々と登る紳士だ。行き交う登山者たちも様々だが、なんとなく「完全素人」的な人はいない。

 

驚いたのは、欧米系の外人の多さである。

 

現在北海道に大挙してきている大陸系ではなく、英語圏の外人が多い。

 

彼らはとてもきさくで、それでいてマナーもあり、とても好感が持てる紳士だ。

 

 

そしてついに核心部登場である

(((((((( ;゚Д゚))))))))

 

ほぼ垂直に切り立ったガケに、ロープがぶら下がっている。

 

無防備で滑落すれば、良い感じに脳挫傷で死ねるレベルである。

(((((((( ;゚Д゚))))))))

しかも、この先を昇り切ったのちは、さらなる鎖場が待っている。

 

外人のおばさんが、登り切るのを待つ紳士。

 

仮に登攀中に彼女が滑落すれば、彼女の尻は16tの重みで紳士を打つだろう。

(((((((( ;゚Д゚))))))))

 

「外人のおばさんの尻にひかれて人生を終える」というシナリオは避けたい紳士である。

(´・ω・`)

 

あ~もう無理。マジでもう無理。

 

などと勇敢な独り言をつぶやきながら、自らを鼓舞する紳士。

 

低山アルピニスト協会会員屈指と言えるムーブで、フェースに取りつき、登攀を開始する。

 

仮に滑落すれば、死ぬかもしれない。

 

ところで、昨今ネット上で遭難や山での事故の報道を見るたびに、思うところがある。

(´・ω・`)

 

yahooコメ族とも言われる、無知でありながら、したり顔で遭難者を糾弾する輩だ。

 

「山をナメた結果だから当然」「当然ヘリコプター代は自費ですよね?」「自己責任だからよかったんじゃない?」

 

そうした人々に言いたい。

 

登山をするものの大半は、その程度の覚悟は負って行っている。救難費用を担保する山岳保険も入っている。

 

中にはそりゃあ、そうじゃない人もいる。だが、明らかにアドバンスドな山やルートで遭難し、救助された(もしくは命を落とした)登山者に、山を舐めるなというコメントは侮辱以外の何物でもない。

(`・ω・´)

 

ミスもあるだろう。危険はつきものだ。どれだけ準備しても、知識をつけても、予測できない不可抗力は発生する。

だが、それが登山と言うカテゴリーだ。そういうスポーツなのである。

危険度に見合うリターンかどうかは、それぞれの人が、自分自身で決めるものだ。

「人に迷惑をかけて」という人がいる。

だが、現場で救助に当たっている人は、「迷惑だ」とは思っていないはずだ。

それは、登山と言う行為の危険と魅力を理解しない人が就く場所ではないからだ。あるのは「同志」達を助けたい思いだけだ。

 

プロのクライマーの半数以上は、その人生の最後を山で迎える。日本屈指のクライマーたちは、既にその人生を山で閉じた人が多い(生き残っていても、五体満足な人は、ほんの一握りである)。それは一般的な人には理解できないかもしれないが、そういうものなのである。そういう世界なのだ。

(´・ω・`)それは是非ともわかって欲しい。

 

 

 

紳士の肉体は、悲鳴を上げつつも、一歩一歩遥かなる高みへと登っていく。

 

一歩一歩と言うのは、本当で、足を進めれば、次第に頂上との距離は近づいていく。

 

 

 

  

一歩の小ささの積み重ねが、やがて来る目標へ確実に近づくのだ。

 

だから、人は度々人生と登山を重ねる。

 

苦しく、つらい。

 

だが、乗り越えることの苦難は、頂上で報われるのだ。

 

昨今、現代人に人気の趣味というのは、「自分と向き合う」事ができる趣味なのではないかと思う紳士だ。

 

これほど確実に、明快な達成感を味わうことができる趣味は少ないだろう。

 

紳士の趣味で言うと、釣りや撮影は「運」が関係する。

 

だが、登山にはほとんどそれが無い(このレベルの登山であれば)。努力=報われると言う予定調和がそこにはある。

 

 

山頂到着である!!

(゚∀゚)ノ

(編集部注:現在、旧山頂は立ち入り禁止となっている。これは第二見晴台。新山頂である)

 

標高1320m。紳士の登山歴に燦然と輝く1ページが追加された。実際、ここ数年は「初めての山」に行っていなかった。

おそらく、初登頂は5年ぶりになるのではないだろうか?それだけに満足度も高い。

 

見下ろしても、見上げてもブルーな空間の狭間に、自らの存在を置く。

大きな景色を見て、心を震わせる。

 

とても良い。とても美しい。

 

 

 

いやはや、登山最高です!!

恵庭岳最高です!!

(゚∀゚)ノ

 

■あとがき

いやはや、ねこままん久しぶりの登山記事となりました。最近は少なくなりましたが、かつては結構な勢いで山に行っていた紳士です~。今も残る数人の登山系読者のみなさんに久しぶりに楽しんでいただけたらと思っていまする!

登山熱再燃!快晴の日を選んでの登山がメインですが、今度はいつか登ってみたいと思っていた暑寒別岳にタイミングが合えば行ってみます!!

(゚∀゚)ノ

 

恵庭岳は、総合するとやっぱり初心者向けではありませぬ。悪路、斜度、特に下山時の辛さ(下山時の鎖場は、上りよりも長く、急斜面を慎重に降りる必要があります)はかなりなもので、初心者のソロ登山は避けた方が良いように思えます。できればグローブか軍手は持って行った方が良いと思いました。

 

紳士、鍛えていない躰では3日間の筋肉痛に悩まされました。

(´;ω;`)ブワッ

 

紳士の登山歴をメモ代わりに残すと、樽前山、藻岩山、空沼岳、夕張岳、紋別岳、北広山、室蘭岳、手稲山、八剣山、三角山、摩周岳、雌阿寒岳、旭岳、黒岳、羊蹄山、不風死岳、恵庭岳、塩谷丸山、まだまだそんなものです~。

道央圏は、アプローチが近くて良い山がいっぱいです!!

(゚∀゚)ノ

 

さて、登山系に興味がある人におすすめな書籍を数冊紹介しますです~

 

 

 

説明不要の超名作!!(゚∀゚)ノ紳士が登山をするきっかけとなったマンガです!!

基本1話完結で、山を中心に描かれるヒューマンドラマ!!

読むと99%の人が山に行きたくなります!!これを読んだ翌日に登山を始めた紳士です。

映画も、まぁ悪くは無いですが、やっぱり原作が最高すぎます!!

 

 

これは、登山関係の人以外には意外に知られていない名作!「岳」が登山だとすると、孤高の人は「岩登り」クライミングを中心に描いています。どちらかというと、現代的で装備もヤバいかっこいい!!へえ、こういう世界なんだというものが手軽に分かる凄い作品です。序盤の割と少年マンガっぽい展開から、後半は内省的で自己と向き合う、葛藤する内容に変遷していきますが、これがまた素晴らしいです!!新田次郎の同名小説と、実在した人物を「モチーフ」に書かれたフィクションですが、正直それほど関連性は強くありません。

 

 

 

説明不要の超絶名作!!上下巻ともイッキ読みできます。夢枕獏の天才的な文章が冴える究極の山岳小説!

こんな文章書きたい!!でも到底及ばない!!

(((((((( ;゚Д゚))))))))神がかっています。

映画化もされましたが、映画は残念なデキでした。しかし、この小説はまごうことなき名作です!!

ぜひアマゾンレビューを見ていただきたいです。

この作品も、フィクションでありながら、実在した登山家をモチーフに描かれています。その狂気ぶりが凄い。

登山とはどういう世界なのか?登山家とはどういう人種なのか?これ一冊でザックリですが理解できます。そして驚愕します。

多数の人に勧めてきましたが、面白くないと言った人は一人もいません。

紳士、買ってでも、借りてでも、中古でも、とにかく一人でも多くの人に読んで欲しい作品です!!

(゚∀゚)ノ秋の夜長にどうぞです~


地震特に問題なしでしたが、これからチャリで通勤(((( ;゚д゚))))公共交通機関全滅ですー


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さて、冒頭に報告しておこう。

(`・ω・´)

紳士は元気である。チーム監督も、ちこマシーンも、なのマシーンも、「いぬまん」も、「モップ氏」も、全員が無事であり、現在は復電し、何事も無かったかのような生活を送ることができている。

 

だが、9/6(木)に北海道を襲ったこの大地震は、紳士自身未体験の経験であり、紳士のブログにおいても、記録としてとどめておきたい。

 

現在、北海道(札幌市)は、現在かなりの戸数が復電し、地下鉄・JR(一部)・空港も運行を開始している。だが、未だ不自由な生活を余儀なくされている人々もいる。更に、数多くの人々が亡くなっているのが現実だ。

(´・ω・`)

 

被災した、いちサラリーマンの記録として、参考程度に読んでいただきたい。

なお、被災中の紳士は、さすがに家族・生活・ビジネスを優先していたため、いつもの記事のように、写真が豊富ではない事についてはご容赦いただきたい。

 

【発生前日】

9/5午前2時。凄まじい風の音で目が覚めた。

台風21号である。

 

今年度最強と言われる台風は、北海道の札幌もかすめていく。

 

あまりに強い風の音に、目を覚ましたチーム監督や子供たちが、家の外を窓から覗いている。

真っ暗闇の中ではあったが、街灯の光越しに木が激しく揺れているのが分かった。

これは厳しい台風である。

どうか外に出る人がいないようにと祈った紳士だ。

台風の際、なぜか「畑の様子を見に行く人」や「船の様子を見に行く人」がいる。

(´・ω・`)

気持ちはわからなくもないが、ぜひ自制して欲しいと思う紳士である。

妻「あんた、どこに行くの?」

 

夫「船の様子を見てくる」

 

妻「危ないからやめなさい!お父さん」

 

夫「大丈夫だぁ!!ちょっと見て帰ってくるだけだから」

 

そういって、発生する悲劇はやるせなす。

(´・ω・`)と妄想をたくましくする紳士である。

 

なぜか異常事態になるとハッスルする紳士であり、意気揚々とトイレで用を足した後、何かしようかと思った紳士だ。

だが、布団に吸い寄せられるように滑り込むと、再びすぅすぅと眠りの世界に誘われた。

(´・ω・`)

 

夜が明けた。AM5:00いつも通りの時間に起床すると、すっかり外の天気は落ち着き、青空すら見える。

台風は去ったようだ。

 

車には、大量の葉が付着しており、暴風の跡が見受けられる。

近隣の家庭の庭木も倒れていたりしたが、紳士の家は幸いにも被害は殆どなかった。

 

朝、JRは停止していたため、地下鉄駅までチーム監督に送ってもらう。

 

途中、街路樹は何本かが根元から折れており、家に突き刺さっているケースもあった。

(((((((( ;゚Д゚))))))))

 

これは大変なことになったと思う紳士である。

 

だが、会社に着けば、いつもと変わらぬ忙しさに埋もれ、台風の事は忘れていった。

 

【9/6(木)地震発生当日】

9/5 夜11時。

 

パタンとノートパソコンを閉じた。

 

「ねこままん」新作記事作成終了である。今回の制作は1時間半程度要した。あとは、翌朝精査を行い、アップするだけだ。

 

今回は久しぶりの登山記事であったが、比較的納得のいく完成度にすることができた。

(`・ω・´)

 

古くからの登山読者もよろこんでくれよう。

 

はっしーさんや、pinkさんや、taeさん、さゆさんなどのヤマケイ読者が、絡んでくれたらうれしいな。

 

そう思いながら眠りについた紳士だ。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

地鳴りがした。

 

それが、紳士を眠りからゆっくりと引き戻していく。

 

そして縦揺れ(そう感じた)が来た。

 

はっきりとしない意識の中で、あ、縦揺れはヤバいな

 

そう思った。

 

過去一度、紳士は大きな地震を体験している。震源地が近いと、最初に感じる揺れは縦揺れとなる。

 

それは、相当の揺れを伴う事を覚悟しなければならない。

 

だが、特に何もすることなく寝ていると、次第に揺れと地鳴りは大きくなる。

 

ゴオオオオオオオオ

 

という轟音とともに、家がきしむ音がする。

 

紳士は、書斎で寝ている。

 

片方は大量のCDラックが並び、もう片方は、雑多な趣味のアイテムが並べられている。

 

そのラック最上段に置いてあったスノーシューが落下し、紳士のすねをしたたかに打った。

 

(´・ω・`)あら、痛い。

 

だが、その程度で終わり、周囲はいつもの静けさに戻った。

 

 

真っ暗な中、長女ちこマシーンの部屋が空き、懐中電灯の光が2F吹き抜けを照らした。

 

チーム監督も起きてきたらしい。

 

紳士も、生きの良いゾンビの如くむっくりと起き、階段を降りる。

 

どうやら停電らしいので、昨年手に入れたモバイルバッテリー「imuto M5」をぶら下げて1Fに行く。

これはLEDライトもついていて便利なのだ。

iphoneでは十数回の充電が可能である。

 

 

 

恵庭岳登山で昨日まで痛かった両腿は、随分と良くなっていた。

 

ダイニングのテーブルに座ると、やはり停電らしい。imutoM5にTVコンセントを繋ぐと、TVが写った。

 

震源地は胆振らしい。

 

あら、サケ釣りに影響があったらイヤだわ

(´・ω・`)

 

そんなのんきな事を考える「ねこマシーン」である。

 

道央圏でのサケ釣りは、紳士は胆振に行きがちだ。また、モフ撮でも苫小牧、鵡川、厚真にはお世話になっている。

 

北海道全域で停電しているとのことである。

 

ということは、現在TVを見ることができている人はあまりいなそうである。

(´・ω・`)ああ、ワンセグがあったか。

 

そういえば、ラジオがあったと、得意げにクマよけに購入していた小型ラジオを持ってくる紳士である。

 

 

普段ラジオは全く聴かない紳士だが、こうした時のラジオは非常にありがたい。

 

低電力で、それでいて必要な情報を与えてくれる。

 

今後の停電長期化を想定し、予備バッテリー維持を考慮し、TVを消してラジオに切り替えた紳士である。

(`・ω・´)

 

スマホの充電は9割程度ある。

 

スマホの緊急地震速報は、鳴らなかった。

 

だが、思い出したようにスマホを見ると、一応来ていたようである。

 

震度は6らしい(この時点では震度は6とされていた。実際震源地は、震度7の北海道最強)。札幌近郊の震度を調べると、震度4らしい。

 

紳士の勤める企業は、住民の生活や企業経済活動の一端を担う公共性を有するため、コンティンジェンシー・プラン(緊急時対応計画)が制定されており、震度4を超えた場合、管理職は、職場の状況を確認しなければならない。

 

AM3:21 同部署の部下職員全員の安否確認を行う。一部反応の遅い職員もいたものの、全員の無事が確認された。

 

こうした時の反応の良さは、ビジネス・スキルとリンクすると改めて感じた紳士である。

圧倒的に仕事のできる部下は、反応が極めて速い。そして次の行動を予想して質問してくる。

想定外の事象が起きたときの行動で、人の本来持っている能力と言うのは推し量れると思う紳士である。

(`・ω・´)

 

各人の通勤経路を確認し、徒歩・自転車・タクシーの移動が不可能な部下には自宅待機を指示する。

札幌市中央区は停電しているらしく、おそらく全員が来たところで仕事にはならないだろう。

最少人数で十分対応可能なハズである。

 

ラジオでは、札幌市内全域が停電だと言う。信号も止まっているらしく、注意を呼び掛けていた。

北海道電力のHPで停電情報を確認するが、なんとサーバーメンテナンスとの事で表示されていない。

Σ(゚д゚)

アクセス集中で落ちたか・・・たまたまメンテナンスの時間だったのか?ともかく現状は把握できない。

(´・ω・`)

 

 

公共交通機関開始までは時間がまだあり、おそらくJR、地下鉄ともに運行は難しいと思われる。

 

紳士が選択可能な移動手段は「徒歩」「自転車」「バイク」「自家用車」の4種である。

 

徒歩ではおそらく本社まで3時間以上は要するだろう。バイクや自家用車であれば、すぐに行くことはできるが、停電の影響が気になる。

(´・ω・`)

 

信号機のない交差点に飛び込むのは嫌だし、リスクを伴う。今後渋滞の可能性もあろう。行くなら徒歩か自転車である。

 

結果、「自転車」で職場に向かう事に決めた紳士だ。所要時間は1時間程度であろう。

 

【通勤準備】

 

停電だが、断水はしていない。ガスも使える。

 

髭をそり、冷たい水で顔を洗うと、ドライヤーが使えない事から、髪を洗う事は断念した。昨日の入浴でサラサラなので、紳士の風貌を保つことはかろうじて可能だろう。

(`・ω・´)紳士ねぐせのまま通勤とかいややねん。

 

ねこマシーンガレージから、しばらく乗っていない自転車を引っ張り出す。

 

空気が程よく抜けているため、空気入れでスコスコと空気を入れる紳士である。

(´・ω・`)

 

通勤カバンの中身をウキルアーなど満載のリュックと中身を入れ替えるが、ここでヘッドライトを入れるのを忘れる(これが大失敗だった)。

あとは、断水の可能性を考え、ナルゲンボトルに水を満たし、リュックに突っ込む。他にティッシュやタオルをリュックに放り込む紳士だ。

(´・ω・`)

 

スーツのままチャリに乗ると、右足の裾がディレイラーに巻き込まれ破れる可能性があるからと、かつて購入したことのあるベルトを探すが、なかなかみつからず。チーム監督に捜索をお願いしながら、朝食を採る。

幸いなことに炊飯器に米は炊けていた。

食べることは重要である。出勤後食べられなくなる可能性もあるし、何より相当に本日は脳を使うに違いない。

 

今後の断水の可能性を考え、風呂場に水をためることを指示し、冷蔵庫やストッカーの中身を釣り用クーラーボックスに移し替える案をチーム監督に指示したのち、やおらブログの事を思い出し、アップを行った。

読者が見るころには、北海道の地震が報道されている事と思われ、地震と無関係の「のんきな記事」ではあるが、一応最後の一文だけは無事を知らせる内容を追加した紳士だ。

(´・ω・`)

 

 

※停電中大活躍してくれた、いにしえの釣り用クーラー。父マシーンから譲り受けたものであり、「オリンピック」とか聞いたことないぞ、どこの無名メーカーの安物か(((((((( ;゚Д゚))))))))と思っていたのだが、昔は割とメジャーなメーカーだったということを最近知った紳士である。

 

 

 

ちこマシーンとなのマシーンの学校は休校。チーム監督の実家は安否が確認された。父マシーンなど紳士の実家の安否確認は、旭川の震度がそれほどでもなかったことから、特に行わなかった紳士である。

 

 

【通勤】

自転車道を通っていく事にした。市内を通り東札幌まで抜ける自転車道がある。

これを使えば、信号機のない交差点を殆ど通らず、遅くとも1時間程度で中央区にまでたどり着けるだろう。

 

だが、走ってみると、恐るべき状況が分かる。

木が、昨日の台風で猛烈な勢いで倒れている。

(((((((( ;゚Д゚))))))))

 

台風→地震のコンボは酷いと、ぐったりする紳士である。

(´・ω・`)

 


十字キー↓+Bボタンとかで、スライディングを行い、木をくぐりぬける紳士。

(`・ω・´)

軽いアクションゲームのようである。

 

 

札幌中心部に近づくと、既に渋滞が発生し始めていた。

 

だが、警察官が交通整理にあたっている。対応早くて偉いぞ日本

(`・ω・´)

 

ただ、ひっきりなしに消防車や救急車のサイレンが鳴り響き、上空ではヘリコプターの音が聞こえる。

それが、戦争中のような状況を思わせ、事態が大変な状況であることを改めて認識する。

 

 

 

 

【業務開始】

 

 

へとへとになりながら、本社ビルに到着すると、エレベーターは停止中。

 

紳士の部署は十数階にあり、激チャリの後の登山を楽しめる。

(((((((( ;゚Д゚))))))))

 

トライアスロンかこれは・・・

死にそうになりながら職場に辿り着く。

 

既に災害対策本部が設置され、凄い状況になっている。

 

 

緊急用電源が生きているのか、最低限の電気は通じていた。トイレやIDロックなどの最低限の設備は生きている。

 

だが、パソコンは起動しない。

 

内線電話は通じるため、各部の連絡は可能だ。

 

マニュアルの無い状況になると、俄然やる気を出す紳士である。

(`・ω・´)

 

持ち前の俺様感をいかんなく発揮し、勝手な指示と決断を出しまくる紳士だ。

 

たのしす。

 

こうした非常時になると、その人その人の個性が出て面白い。どうでも良い事をひたすら気にする人や、指示待ちになる人。

的確な判断と行動を自主的に行う人。判断を出したがらない人。やたらと焦る人。

真の仕事力が浮き彫りになる。

 

札幌市内は、殆どが機能停止。関係企業などに連絡をしても、職員が通勤できていないなど、殆ど機能しない。

 

 

一区切りつくと、むしろヒマになる。

(´・ω・`)

 

大通公園に出ると、コンビニ等が開いていないためか、唯一営業している屋台に、焼きトウモロコシを購入する人々が長蛇の列をつくっている。

 

外国人観光客の姿も目立つ。

 

地下鉄やJRも動いていないため、ホテルを出た後の行き場がないようだ。百貨店なども全く開店しておらず、とりあえず大通公園でたむろするしかないらしい。

(´・ω・`)かわいそう

 

 

札幌のシンボルであるテレビ塔は、時刻表示が消えていた。

 

あまり見た事のない光景である。

(´・ω・`)

 

 

【帰宅後】

 

 

帰宅は再びチャリ。

(´・ω・`)

 

一部で街灯が復活していたものの、殆どの区間が真っ暗。ヘッドライトを忘れ、自転車にライトが付いていなかった紳士は、ハンディLEDを胸ポケットに刺して帰宅するも、視界が無くものすごい怖い。

 

停電時の外出は、とりあえずヘッドライト。今後の災害時の経験に活かしておきたい。

 

 

帰宅後、まだ紳士宅は停電状態であり、家族が僅かな光によりあつまって生活していた。

釣り用投光器などをともして、便利でしょうと自慢するも、「この雰囲気を楽しんでいるので消して」と長女ちこマシーンに怒られ、ショボーンな紳士である。

(´・ω・`)

 

ガスも水も使えるため、なんとかなるのだが、電気が無いとシャワーは水である。

(((((((( ;゚Д゚))))))))

荒行のように水シャワーを満喫する紳士だったが、これで心臓発作とかおこしたら、地震災害とされるのだろうか?とどうでも良いことが脳裏をかすめる。

 

夕食はなぜか「うなぎ丼」

とけちゃうと困ると、高い物から食べていく事にしたらしい。

期せずしてごちそうにありつく紳士だ。

(`・ω・´)

 

【最後に】

昨日、帰宅後に電気は復旧。

まだ、北海道の停電は完全には復旧できていないようだが、北海道電力の対応はベストを尽くしているように思える紳士だ。

がんばってほしい。

異常事態でありつつ、各方面で復旧を目指す日本人のスピードと力は、やはり素晴らしいと思う紳士だ。

公共交通機関や金融機関なども迅速な対応でライフライン確保を行っており、賞賛に値する。

治安が守られている事も誇るべき点である。

(`・ω・´)

 

まだまだ、今後完全な状態になるまでは時間を要するかもしれないが、日本人、北海道人はがんばれる。

有事の際こそ、自分が日本人であることを誇りに思える紳士である。

 

いやはや、ご心配をおかけしました!!

がんばるぞ北海道!!

(゚∀゚)ノ

 

■あとがき

今回、ブログの読者のみなさんから、たくさんの応援メッセージや心配のコメントを、ブログ、ツイッター、インスタ等を経由でいただきました。

(´;ω;`)本当に感謝です。うれしすです。

 

防災グッズの重要性を改めて感じた紳士です。釣り人やアウトドア系の人であれば、かなり快適に生活できたのでは?と思いまする~。平時の時から、ある程度の用意はしておきたいものです。

 

 

 

 

 

↑以前も紹介したのですが、今回災害で大活躍でした。スマホ充電も家族全員余裕ででき、TVも視聴可能でした。

iphoneなら十数回フル充電ができます。全く容量の減らないLEDのライトもついており、凄い活躍しました!

(`・ω・´)感謝と同時にオススメです!!

 

 


ヘッドライトは、家でも屋外でも両手が使えやっぱり便利です。

(`・ω・´)アウトドア系の人ならば、持っていると思いますが、そうでない人も安いので構わないので購入しておいた方が良いと思います~。

 

 

 

ラジオも活躍してくれました!!(゚∀゚)ノ

災害時のラジオの威力を、あらためて感じた紳士です。


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紳士新聞mini~地震発生から1週間~札幌の現在(゚∀゚)ノ

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地震発生から1週間が経過した。

 

東日本大震災を超える停電戸数となった今回の地震だが、現在は一部の地域を除いて復電し、物流も正常化してきている。

スーパー他百貨店での食品販売も開始され(コンビニは規格維持のため弁当が未だ並んでいないが)、飲食店も次々に営業を再開している状況だ。

 

ガソリンスタンドの渋滞も解消され、現在は殆ど待たずに給油も可能である。

 

紳士も、土曜日は出勤したものの、日曜日は休んだ。

そして、月曜日の夜には、会社の同僚と飲食店に赴き、久々の冷たいビールと料理を楽しんだ紳士である。

(´・ω・`)

好きなものを注文し、あたたかいものを食べる。談笑する。そして電車に乗って帰る。

このあたりまえの日常の幸せを痛感した紳士だ。

 

少なくとも、震源地付近を除き、北海道は、かなり日常を取り戻した。

 

だが、消えていったものもある。

 

写真は、昼食時に撮影した大通公園の風景である。

常にいた「観光客」の姿が殆どなく、閑散としている。外国人観光客は消え、ホテル等の宿泊施設はキャンセルが相次ぎ、稼働率は3割程度にまで落ち込んだと言う。

(´・ω・`)

 

北海道という地域から、「観光」という産業は切っても切り離せない。

 

北海道の殆ど全ての地方都市は、「観光」を重要な産業として位置づけとしている。なぜなら、観光は、関連する企業の裾野も広く、経済波及効果が大きいからだ。将来にわたり成長が期待できる分野として、力を入れている。

 

おそらく、年内の観光客は大幅な落ち込みを余儀なくされるに違いない。

 

それは、ようやく明るさの兆しを見せていた北海道の経済に陰りを落とすことになる。

7月20日に発表された、日銀札幌支店の金融経済概況では、「北海道経済は緩やかに回復している」とされていた。

公共工事減少、輸出は緩やかに持ち直し、設備投資は緩やかに回復、個人消費は一部に弱めな動きがみられるが、基調としては回復、観光は好調。

 

(´・ω・`)最も力強かった産業が、大打撃を受けるという事は、北海道経済において深刻な事である。

観光関連の記事に、「観光よりも、まずは復興が大切」とするyahooコメントが、多くの支持を得ていたが、紳士は長期スパンで見た際に、この打撃が与える深刻さの方が怖い。

それはぜい弱な北海道の企業達に、ボディブローのようなダメージを与えてくる可能性が高いからだ。

 

 

漁業もダメージを受けている。

 

鵡川漁港では、秋サケの最盛期にもかかわらず、操業の停止を余儀なくされた。台風の影響から約10日間以上もの操業停止を止む無くされたのは、死活問題と言えよう。

 

サンマの不漁も問題である。

豊漁が伝えられていたサンマは、地震とともに「群れがいなくなった」。

(((((((( ;゚Д゚))))))))

 

これは、道東地区(特に根室・釧路)等にとっては非常に大きな問題である。ここ数年の不漁にピリオドを打てるかと思われた豊漁の後、突然の今回の状況は、あまりにも残酷すぎる。

既に価格も高騰しはじめている。

(´・ω・`)

まだ不漁と決まったわけではないため、今後の回復に期待したい。

 

 

節電も、各企業で取り組みがされている。

 

当然ながら紳士の企業でも取り組まれており、社内はかなりの暗さだ。エレベーターの使用もかなり制限されている。

 

時期を同じくして、秋めいた冷涼な気温となったことは不幸中の幸いといえよう。

(´・ω・`)

 

だが、節電は自主的なのではなく、企業においては「叩かれたら困る」という窓の外をビクビクと身ながら行う行為になっているような気がして残念な紳士である。企業が恐れるのは「地震対応における風評被害」であり、節電の本来の目的以上に、企業イメージの維持が重要になっているあたり、ある意味日本人らしい。

(´・ω・`)

 

yahoo記事やTwitterにおけるコメントなどで節電をタネに叩かれている「パチンコ店」などだが、それは短絡的すぎると思う紳士だ。

(´・ω・`)

叩いている人の多くは、「パチンコ」という昨今では生活の補助を国から受けている人が入り浸るなどのマイナスイメージの象徴と併せ、消費電力を問題として標的にしているのだと思われるが、その問題とは別に、彼らも1企業であり、従業員やその家族を擁する。更には、関連する企業も多数あるという事を忘れてはいけないだろう。それは個人的に好きか嫌いかを別に、現実として経済の一端を担っている。

(注:紳士はギャンブルは一切行わない。なぜならジャンケンにすら勝てぬほど勝負ごとに弱いからだ)。

 

また、各社企業においては「義援金」を募る動きが活発化している。

復興において資金は極めて重要な位置づけである。

(`・ω・´)

 

だが、企業によっては「管理職は1万円以上」などと、暗黙の金額縛りを設けて徴収を行っている企業もあると聞く。

理由は、同業の競合他社に、義援金額で見劣りする事は許されないという理由らしい。

清廉な企業イメージでも他社に劣後する訳にはいかない。いかにも日本企業らしい。

(´・ω・`)

 

義援金とは何なのか?「義」とはなんなのか?

今一度よく考えてみる必要があるだろう。

圧力によって、しぶしぶ差し出された義援金で、力強く復興する北海道。

それを快く受け取る被災地の人がいるかどうかは疑問である。

紳士的には、そうした事実が企業名入りで暴露された時のリスクの方が高いように思えるのだが・・・。

(´・ω・`)

 

むしろ、「義」を取って「援金」として被災地に渡した方が良いような気がする。

なにやらいかがわしい感も漂うが、「援金 諭吉10,000枚」などと言ってお渡しした方が、ある意味潔さを感じる。

(`・ω・´)

 

自粛ムードだけでは、むしろ被災地を含めた復興を阻害してしまうことになってしまいかねない。

 

だから、できる人はできるだけ「日常」を取り戻すことが必要であろう。

釣り人は釣りに行くべきだし、野鳥カメラマンは野鳥を撮りに出かけるべきだ。登山も余震の影響が出ない場所を選び継続すべきであろう。

(´・ω・`)

 

今年は、北海道150周年の節目の年(北海道と命名されて150年)である。その年に、こうした試練が襲い掛かることに、運命めいた物を感じると同時に、まだ道民は戦い続けなければならないのかというやるせない気持ちも募る。

(´・ω・`)

 

北海道の復興は、まだまだ始まったばかりである。

北海道に注目が集まる現在、北海道は「キチンと」復興したい。

「さすが北海道」と言われるような、復興を目指す。

それが、道民に課せられた使命だと思うのだ。

(`・ω・´)

 

■あとがき

 

前回の記事にて、多数の読者の皆様から応援のコメントをいただきました。

この場を借りて深くお礼申し上げます。

(`・ω・´)

一人一人へのコメントのお返しはできていませんが、全てに何度も目を通し、読むたびにとても感動しています。

 

いつも読者の皆様のコメントに支えられて記事を書いていますが、古くからの読者の方、最近読者になっていただいた方、常連の方、今回初めてコメントをくださった方、それぞれの応援メッセージが、とてつもなくありがたく感じました。

しょうもないブログの書き手ですが、私と道民のみなさんに寄せられた、たくさんの温かいメッセージにお礼の言葉もありません。

本当にありがとうございました。

(´;ω;`)ブワッ

ブロガーである以上、「記事」で今後もお返ししていきたいと、心を新たにしているところです。

 

僕は一ブログの書き手として、まだ「ヒャッハー楽しい(゚∀゚)ノ」な記事を書くことができません。

「こんな時だからこそ」という人もいるかもしれませんが、自粛ではなく、被災者の一人としてそんな気分になれないというのが正直なところです。

釣りも行っておらず、サケ釣り最盛期でありながら、僕はその気になれません。

今週末もどうするかは、正直迷っているところです。ただ、タイミングと気持ちが合えば、どこか近場へ行ってみたいと思っています。

(´・ω・`)

 

森は被害甚大で、地震よりも、前日に来た台風で数多くの木が倒され、有名な撮影地の大半が立ち入り禁止になっていました。

エゾフクロウの営巣木などの状況が、とても気になる紳士です。

モフモフさんたちは元気に暮らしているでしょうか?

(´・ω・`)

 

いつになく弱気に感じられるかもしれませんが、それでもこうした経験が、ブロガーとして一層の深みを増す事につながるのではないか?と前向きに捉え、ブログ掲載は継続します。

(`・ω・´)

 

 

さて、ひきこもりになった紳士は、ここぞとばかりにインドアで文化的なメディアを漁っています!!

(`・ω・´)いくつか最近触れて感動したものを紹介しまする!!

 

 

 

松本大洋をご存じでしょうか?

「鉄コン筋クリート」「ピンポン」などといえば、ああ、と思い出す人がいるかもしれません。

しかし、著者の作品の中では、あまり知られていないような気がします。

画に特徴が強く、生理的に受け付けないと言う人もいますが(絵は作品毎に大胆に変えます)、この「Sunny」は名著でしょう。

親と理由あって住めなくなった子供たちの施設での日常生活を通して、繊細で多感な子供たちの心情やノスタルジーに満ち溢れた情景が読み手の心を打ちます。時代は昭和。

読んだ時、これはとても経験のない人には書けないと思った描写(心情描写を含む)が多く、検索すると、作者は幼少期を同じような施設で過ごしたようです。

素晴らしい。安易な「かわいそう」を誇張する表現は一切せず、ありのまま的な表現で子供達を描きます。そして、そのしぐさや、台詞、ちょっとした表情に、信じられない程の孤独と悲しみを込めます。

辛口紳士の評点は87点。紳士が書評で80点を超えることは非常に稀です。

(`・ω・´)絶賛オススメします。

 

 

 

巨大市場「築地」を追ったドキュメンタリー映画です。

「築地市場」とは何か?世界に誇る日本の食文化を支える、仲卸業者と、最高の食材を探して市場を訪れるプロフェッショナル達。

彼らの情熱が、ストレートに視聴者の心を打ちます。

日本が世界に誇る魚食文化。その伝統と意志を受け継ぎ、妥協なき現在を生きる。

素晴らしいです。

仕事とは何か?ただ生活の糧を得るための手段ではなく、生きがいであり、プライドである。

情熱をかけ、命をかける価値がある。

そう思う人はぜひ見てくだされ!!淡々としていますが、とてつもなく熱いドキュメンタリーです。

なんか地味だしそんな面白くなさそう~そう思ったのですが、停止ボタンを押すことなく最後まで見入ってしまいました。

アマゾンプライム会員であれば無料!!

紳士のブログ読者であれば楽しめると自信を持ってオススメします!!

(゚∀゚)ノ

 

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サケ初戦ボウズ!!~正しいボウズ記事の書き方~(゚∀゚)ノ

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あらゆる釣りブロガーを苦しめる「ボウズ」(編集部注:ボウズとは、釣りに行っても1匹も釣れなかったこと。殺生をしないことからボウズと呼ばれるようになったらしい)。

(´・ω・`)

 

実際、ボウズほど酷なものはない。プライドの高い釣りブロガーであれば、記事を書かないか、もしくは、「釣れない事も情報となりうる」と自虐的な記載を行う事が、限界であろう。

実際、よほど釣行回数が少ない釣り人(釣行のチャンスを絞った釣行を行わない人)以外は、「ボウズ」は日常的にありうる。

釣りとはそういうものである。

(`・ω・´)

 

だが、待ってほしい。情報が売りなブログであれば、それはそれで一つの在り方なのかもしれないが、せっかく時間を割いて記事を読んでいただくブロガーとしては、例えボウズであっても、最大限楽しんでいただく。

(`・ω・´)

それがプロのブロガーの在り方と言えよう。

 

今回は、正しいボウズ記事の作成を「ねこままん」風に指南だ。

紳士のブログ構成の秘訣を、初公開である。

(`・ω・´)参考にして欲しい。

 

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(((((((( ;゚Д゚))))))))

 

爆釣情報が踊る「釣りしん」(釣り新聞北海道)を見て、わなわなする紳士である。

(((((((( ;゚Д゚)))))))

 

じ、実に喜ばしい。昨年、一昨年の不漁を払拭するような爆釣情報の数々は、釣り人にとって誠にウエルカムな状況であると言えよう。各地で活況を呈するサケ釣りを前に、紳士も手放しで喜びたい。

 

・・・・・だが・・・・・一つ問いたい。

 

許可は取っているのかね!?まさか無許可ということは無いだろうか?

(`・ω・´)

 

北海道におけるサケ釣りは、河口規制や釣法の規制とは別に、「紳士の許可」が必要となる。

サケを釣る釣り人達は、あらゆる法規制を遵守したうえで、事前に紳士への申請→許可を得なければならないという事実を忘れてはいないだろうか?

(´・ω・`)

 

仮に無許可でサケを釣ると、紳士からダメな釣り人だという誹りを受ける可能性がある。

罰金は1匹あたり20円。

サケ釣りとはそういうものなのである。

(`・ω・´)

 

まさか、紳士の読者で無許可でサケを釣ってしまったという人はいないと思われるが、万一、そうした釣り人がいれば、今からでも遅くない。しっかりと申請をするべきであろう。

(´・ω・`)

 

■解説

ボウズ記事は、周囲は釣れている。だが自分は釣れていないというコントラストにより、残念な感じが誇張され、効果的だ。

釣り新聞などでの客観的情報を全面的に押し出した上で、「紳士の許可」という強引なマイルールを提示し、既に釣果を上げてしまった釣り人へ罪悪感と優越感を同時に与える非常にテクニカルな構成といえる。

また、それでいながら、「すいません。無許可で釣ってしまいました」と釣り読者への絡み(ツッコミ)のスキを与えるという狡猾で老練な手法といえよう。

 

 

 

午後1時。日本海のサケ釣り場、「古平」に向かう紳士がいた。

(`・ω・´)

 

午後1時という時点で、「こいつヤル気ねー」と思われそうだが、事実、紳士は今年サケに賭ける情熱がイマイチ足りない。

(編集部注:サケなどのトラウトは、活性が最も上がるのは朝マズメ。午前5時から1~2時間程度であり、それ以降は、あまり釣れない)。

(´・ω・`)

 

■解説

ボウズ記事であれば、情報目当ての釣り人であれば「週末の釣り場選択肢から外す」という意味合いでも価値がないとは言えない。

このため、通常明記しない釣り場も明記する価値はあるだろう。

何時に釣りに行ったのか?は極めて重要だ。判断できる人は、早朝はその限りではないかもしれないと判断するかもしれないし、夕マズメ狙いかと情報を分析するだろう。

明記された釣り場をホームとする釣り人も、「釣れてない」という記事は釣り人の集中を避ける意味合いでもウエルカムだし、少なくとも爆釣情報を掲載されるのと比べれば、敵意は持たれない。

移動中の車内からの写真は、紳士がよく使うものだが、「読者に紳士の釣行を追体験してもらう」ヴァーチャル感を高めるために、使用している。

 

 

 

では、何をしているのかと言われるとだ・・・

 

アサシンクリード・オリジン(PS4)に、異常な程ハマっている。

(`・ω・´)

 

アサシンクリード・シリーズをご存じであろうか?

プレイヤーは、アニムス社の機械を使用し、DNAに記録された歴史上の人物の記憶を辿る。

ものすごく雑な解説をすると、アサシン(暗殺者)教団に属し、敵をやっつけるという内容である。

 

だが、特筆すべきは、テーマとする時代へのこだわりと再現度である。

(`・ω・´)

本当にこのシリーズはすばらしい。人類の歴史上、最も魅力的な時代を捉え、それを史実から忠実に再現していく。

 

本作は、世界の人々が愛してやまない「古代エジプト」が舞台だ。

 

 

今までも、プトレマイオス朝、第三回十字軍、ルネサンス期、海賊黄金時代末期、ヴィクトリア朝など、歴史好きであれば、一度は見てみたい時代を、本当にリアルに体験させてくれるのだ。

すさまじく広大な世界を形作り、そこに暮らす人々の生活や文化、風俗、部屋に置かれたアイテムの一つ一つに物語を再現させるほどの緻密な構築がなされている。

よくある紙芝居的なムービーで構成されるのではない。

その地の空気感をとらえ、その空間を自由に走り回り、体験することができる。

 

 

このオリジンの舞台は古代エジプト。

誰もが大好きな世代であろう。

 

プトレマイオス13世の時代であり、ファラオの歴史としては後期にあたる。その混迷とした時代や、文化の交流。そうしたものが非常にリアルに感じられる。町におけるエジプト人の立ち位置など、ものすごく細かいところに入り込んで作りこんでいるのだ。

 

このアサシンクリード・オリジンは、「教育」の分野にも進出しており、歴史学者の監修を受けて作成されたモードも実装している。

古代エジプト人の生活や、古代エジプトを代表するピラミッドやスフィンクス、更にミイラの制作過程まで、非常に高いレベルの教育を受けることができるのだ。ゲームそっちのけで視聴する紳士である。

(`・ω・´)

 

恐るべき事実として、アサシンクリードで実装されていたクフ王のピラミッドにおける隠された部屋は、発売後、本物の調査隊によって実在が確認された。

世界中で話題になった事も付け加えておこう。

色彩の表現や、構築物の在り方、全てに専門的知識と歴史的分析を行い、仮説を積極的に取り入れて再現した。凄まじい「文学」である。

(`・ω・´)ゲームと言う軽い感じで語って欲しくない紳士だ。絶賛オススメである。

 

 

■解説

脱線は「ねこままん」の真骨頂ではある。興味のない人には全く興味が無いかもしれないが、自分が今何を楽しんでいるのか?感動しているのかを伝えるのは、紳士のポリシーでもある。

単一なジャンルにとらわれることは、自分のブログの可能性を制限することになる。そこは、むしろ俺様感丸出しで趣味を全面的に押し付けていく紳士だ。

単調になりがちな、釣りブログ記事にスパイスを加える意味でも、紳士は激しく脱線することが多い。

だが、見る人が見れば、早起きできなかった言いわけにしか過ぎなかった事はすぐに分かる。

(((((((( ;゚Д゚))))))))

 

 

アサシンクリードシリーズには、その象徴的な武器として「アサシン・ブレード」(時代によりヒドゥン・ブレード)という武器が必ず存在する。

 

普段は腕に隠されているが、暗殺時にのみ切断された薬指から外された指輪をスイッチに、仕込まれた剣が飛び出ると言う暗殺用武器である(シリーズでは、薬指切断というのが、宗教的でもあり実用度を裏打ちした掟でもある)。

(`・ω・´)

 

 

紳士も、サケを〆るための「アサシン・ブレード」を開発した。

(`・ω・´)

 

サケを釣り上げた後、手首に隠された仕込み小刀でサケを〆る。

 

アキアジ・ブレードである。

 

ロッドホルダーで左手に固定され、右手で押し出すことにより自動的にナイフが飛び出ると言うハイテクな仕様である。

(`・ω・´)

 

まさにアサシンブレード。

釣り上げたサケは、痛みを感じさせずに美しく〆たい。

そんな紳士の美しき心の表れと言えよう。

(`・ω・´)

 

■解説

脱線から、自然な流れで釣り記事に戻さなければならない。

そのための「ヒドゥン・ブレード」の再現だが、あまりのバカバカしさに、読者達は脱線の事実を忘れてしまうだろう。

2発目のネタ投入は、全体的な記事の長さを考えた上では重要な位置づけとなる。

読者を飽きさせてはいけない。そこは、長文となる際にブロガーが最も考えなければならないエッセンスの一つだ。

 

 

古平河口到着!!

(゚∀゚)ノ

 

見よこのまったり感。釣り人は数えるほどしかいなく、午後3時過ぎ干潮の事実を否応なく感じさせられる。

魚を持っている人の姿はゼロ。

全く釣れていない感はハンパない。

 

或る者は力なく座りながら竿を投げ、小学生や幼児達の姿も見受けられる。

 

サケ釣り人であれば、脱力を余儀なくされる雰囲気であろう。

 

■解説

何時頃でどんな雰囲気だったのかは、釣り人の関心ごとである。そこはリアルに伝えることが肝要といえよう。

ちなみに紳士は、この雰囲気を見た瞬間に絶望し、ぐったりした。

 

 

フィッシュオン!!

(`・ω・´)

 

穏やかな積丹ブルーに向かって、ウキルアーを投げ込む紳士。

 

くっきりと世界を二分割する水平線に向けて、投げ込む。

 

■解説

一応釣りブログであれば、その時使用したルアー程度は写真に収めておくべきであろう。

ロッド、仕掛け、ロケーション。その3点を1枚の絵で収めることによって、釣行感を高める。

いきなり釣果写真をアップするよりは、体験の共有を感じさせることができる。

ここで重要なのは、仕掛けは釣り人それぞれが工夫をしていると思われる。

そうした物をアップするのであれば、遠景がお勧めだ、紹介したいのであればアップで撮影すべきであろう。

たまに、モザイクなどで隠すブロガーがいるが、それはむしろ読み手にとってマイナスに捉えられる。

「じゃあ載せるなよ。自慢か?」と思われる可能性が高い。

 

 

 

だが釣れぬ。

(´・ω・`)

 

繰り返されるキャストは、回収する作業と化し、無情にも手元に戻ってくる。

 

近年、多様化する釣行は、資源保護の観点からも「敢えて釣らない」という「ボージング」という新たなるジャンルとして確立され、プロ・ボーザー、テストボーザーと言われる職業をも生み出すようになった。

 

日本ではまだあまり知名度は高くないが、プロ・ボーザーの年収は1億を超える選手もいるらしい。

 

紳士が今回行ったボージングは、「アルティメット・ボージング・スタイル」。

外道にすら構われない、一切の魚信を排除したストイックなスタイルだ。

 

 

だが、考えても見て欲しい。

 

仮にイクラを満載したメスサケを釣ってしまえば、それは数百、数千と言う貴重な命の連鎖を、自らの行為を理由に断ってしまう事になる。それは、どれだけ「美味しくいただく」などと言ってみたところで罪悪感はぬぐえない。

サケ数千匹を始末しましたと言えば、世論は許さないだろう。

だが、釣りはそれが許される(というか、それが黙認される)。

 

資源保護や、密漁者を糾弾するのであれば、むしろ釣っている人自体が糾弾されてよいのではないだろうか?

(´・ω・`)

 

ましてや、未来を背負う子供たちを前に、イクラ欲しさの私利私欲で醜い自らの姿をさらすのは、人としての在り方を問われかねない。

(´・ω・`)

 

だから、紳士は敢えて釣らない。

ボウズこそ正義。ボーザーこそモラル・リーダー。

今後の釣りブログは、如何に美しくボウズするか。そこにブロガーとしての真価が問われる。

北海道が震災で大変な時に、うわついた釣果は、むしろ不謹慎であると言えよう。

(((((((( ;゚Д゚))))))))

 

■解説

ボウズが確定した時点で、思い切り自らを正当化しよう。

そこに自嘲的なエッセンス等は必要ない。「いや、むしろ釣らない人こそ正義」的な開き直りが潔い。

もっともらしい理由をつければ、自らの浅ましい考えから主題をずらし、釣れている人を間接的に批判する事が可能だ。

被災は、印籠のように必殺である。

見る人が見れば、悔しさが猛烈な勢いで滲むかもしれないが、それはそれとして雑に切り捨てよう。

(`・ω・´)

 

 

いやはや、ボージング最高です!!!

ぜ、ぜんぜん悔しくなんかないです!!

(゚∀゚)ノ

 

 

■あとがき

さて、サケ釣り初戦。今年は好調と言われている状況をよそに、ボーズで発進です!!

(`・ω・´)

 

主人公とは、いつも遅れてやってくるのですよ。遅れて。ええ。

(((((((( ;゚Д゚))))))))

 

ビジネスも忙しく、あまり釣りのための時間が確保できませぬ!!

(´・ω・`)

でもこの3連休も、一応タイミングがあえば、今回以上には本気出したい紳士です~。

 

アサシンクリードは、本当にオススメです!!

(`・ω・´)

基本1作独立なので、過去作をプレイしていなくとも十分楽しめます。

紳士が好きなのは「海戦」。

オリジンでも、ああ、この時代(古代エジプト)はこうした船でこういう感じで戦っていたのかと感心させられます。

紳士のお気に入りは「海賊」主題の作品「ブラックフラッグ」。

大勢の部下(船乗り)に海の男の歌を歌わせて海上を疾走する感覚が最高です。

海賊そっちのけで、捕鯨などをして楽しんでいました。

 

 

 

来月には、最新作発売!!

今度は紳士の大好きな古代ギリシアが舞台!!(`・ω・´)

絶対買います!!

もちろん、エジプト舞台のオリジンは最高!!アマゾン評価も見てくだされ!!

ピラミッド、スフィンクス、ミイラ、クレオパトラ、カエサル、そんなワードにピンとくる人は、絶対にやってみてくだされ!!

 

 

 

アマゾンプライムで、やっと見ました。

(`・ω・´)

ディズニーと言うか、ピクサーの大ファンな紳士ですが、今作も良い作品です~。

むしろ、売れ線を狙った方向性よりも、しっとりとしていて(地味で)、押しつけがましい感動も無い。

でも、よく見ると深い主題を持っています。

主題歌の美しさと素朴さ。更に、ある程度予想できますが、クライマックスでの使用のタイミング!!素晴らしかったです~。

紳士泣きました。子供のいるお父さんに、ぜひ見て欲しい作品です。

(゚∀゚)ノ辛口紳士の評点は82点

 

 

 

北海道の地震は、大半の住民が殆ど完全に震災前の生活に戻っています。

節電対応も終了しました。ですが、まだ被災地や札幌の一部では、不自由な生活を強いられている人がいます。

怖いのは、のど元過ぎれば~な感覚で、自分自身被災の記憶が驚くほどのペースで忘れがちなってしまいます。

(´・ω・`)

そうした感覚を忘れずに、前を向いた作品を書いていきたいと思います~

(゚∀゚)ノ


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秋のモフ祭り!!エゾナキウサギ撮影~モフ動画を添えて~!!(゚∀゚)ノ

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帰宅すると、次女「なのマシーン」(3年生)が作成したユルい奴らに取り囲まれた紳士だ。

(((((((( ;゚Д゚))))))))

 

え、なにこれかわいい。学校で拾ってきた木の実で作成したらしいが、なかなかのユル感である。

(´・ω・`)

 

なのマシーンのユルいもの作成能力には定評があるが、ぜひ将来はクリエイティブな職業について欲しい。

そうだ。サンリオかSan-Xが良い。

(`・ω・´)

 

いつの日かサンリオに就職し、「次世代(第二世代)ポムポムプリン」とかを作成してくれ。

紳士は割とアレが好きだったのだ。

「オレンジPちゃん弐号機」とかでもいい。あれも短命だったが好きだったのだ。

 

子供のユル感を育てようと、連休中は円山動物園に赴く紳士だ。

(`・ω・´)

 

なのマシーンは、ダチョウの卵とか、謎のアイテムに心惹かれ動かなくなる。

(((((((( ;゚Д゚))))))))わかんねぇ・・・

一体何を考えている?

子供の興味と言うのは実に面白い。

 

 

紳士はといえばだ。

(`・ω・´)

 

美しきエロスを感じるカンガルーに激しく心奪われた。

なにそのポーズ。

(((((((( ;゚Д゚))))))))

 

 

折り重なって惰眠を貪るミーアキャットにも目を奪われた。

(((((((( ;゚Д゚))))))))

きもいわー

 

というか、下の人は大丈夫なのだろうか?

万一の事があった際には訴訟に発展する可能性を否定できない。

(`・ω・´)

 

一眼+F2.8標準レンズ、400mmレンズも持って行ったのだが、なぜか撮影はスマホのみであった。

やはり、野生動物でないと、紳士は極度の興奮状態にはならないらしい。

(´・ω・`)

 

 

鑑賞後は、なのマシーンと北海道が誇る至極のハンバーグレストラン「びっくりドンキー」にてランチである。

(`・ω・´)

 

紳士はここのハンバーグをこよなく愛する。

しかし、「こよなく」といいいつつも食べるのは実に5年ぶりくらいである。

我ながらびっくりだ。

(((((((( ;゚Д゚))))))))

 

紳士は10代の頃から、「チーズバーグディッシュ300g」しか食べない。

(`・ω・´)

なんなら、300kgでも良い。

 

しかし、それにしても「びっくりドンキー」という店名は何故なのか?

(´・ω・`)

一体何にそんなに驚いているのであろう?心を鎮め、ぜひ落ち着いて欲しい紳士である。

 

しばらくぶりに食べたのだが、加齢のせいか、食が細くなり300gは多すぎた。

(´;ω;`)

「つくね」の如きハンバーグが、一定量以上通らない紳士である。

 

 

さて、釣りに行ってないのか?

( ゚Д゚)

 

という声も聞こえてきそうだが、マメイカの準備は万端である。

(`・ω・´)

昨年、デビューしたマメイカ釣りだが、今年は昨年以上に力を入れる予定である。

自宅にてF-2とエギを戦わせ、妄想する紳士である。

 

昨年より遅いのか、まだ群れ到来の情報は入ってこないが、ぜひ今年はがんばりたいところだ。

(`・ω・´)

 

 

さて、昨日は4時に自宅を出発した紳士だが、太平洋沿岸の波が高い様子であったため、サケ釣りは断念。

プランBである久々のカメラ撮影に出かけることにした紳士だ。

そういわれてみれば、ヒグマとエゾフクロウ幼鳥以来、殆どもふもふ生物を撮影していない。

 

道路を疾走させていると、北海道ならではの注意標識が目立つ。

(´・ω・`)

標識にあらわされたシルエットは、ヒグマ。

 

まさに北海道ならではといえよう。

 

 

紳士の被写体といえば、野生のヒグマ、エゾフクロウ、エゾモモンガが3大被写体だが、今回は今年まだ撮影できていないアノ、モフ生物を狙う。

(`・ω・´)

そう、エゾナキウサギである!!

 

某有名スポットを訪れた紳士だ。

過去2度、撮影を行っているが、イマイチ納得はできていない紳士である。

(´・ω・`)

 

登山道から少し外れたところにある場所へ急ぐ。

 

時間は午前7時。既に周囲はピキー、ピキーとナキウサギの声が聞える。

(((((((( ;゚Д゚))))))))

マジか。まったく待たない撮影となることに驚く紳士。

 

あら、もういた!!

(゚∀゚)ノ

 

エゾナキウサギである。

 

絶滅危惧種ではないのだが、エゾナキウサギは希少性の高い生き物である。

 

高山帯に生息し、観察できるスポットは広大な北海道の中でも数か所(メジャーは2か所)しかない。

 

このため、北海道人でもエゾナキウサギを生で見た事のある人は殆どいないのだ。

本州の人は、まず見た事はないだろう。

間違いなくレアな生き物である。

(´・ω・`)

 

 

最奥部に行くと、既にカメラマンが数名待機している。

 

気温が低いためか、すぐにナキウサギが現れる。

(((((((( ;゚Д゚))))))))

 

 

おおお、かわいい

(゚∀゚)ノ

 

お花と一緒にこんにちわするナキウサギ。耳もキレイである。

 

実はこのナキウサギ。夏期に撮影すると、耳にすさまじい数のダニがついていたりする。

(((((((( ;゚Д゚)))))))

現像の際にキャーとなる紳士だ。

 

このため、撮影するのであれば、春か秋が非常にオススメであろう。

 

冬ごもりに備えてなのであろうか?

せっせと石の奥に植物を加え運んでいる。

 

エゾナキウサギは、やや「ねずみ」っぽい生き物だが、こうしたアングルから見ると実にかわいらしい。

(゚∀゚)ノ

 

エゾナキウサギ撮影はアングルが重要だと思う紳士だ。

 

口元のwがしっかり見える、斜め下からのアングルや、丸っこく固まっている姿は愛らしい。

 

一方で正面顔や、上からの撮影は、そのままんま「ねずみ」に見えてしまうように思う。

(´・ω・`)

 

 

また、ロケーションも重要だ。

 

秋であれば秋らしく、赤くなった草葉と一緒に収めることができれば、季節感も増す。

(`・ω・´)

 

ところで、非常に簡単に撮影しているように思えるかもしれないが、エゾナキウサギ撮影は、独特の困難度を伴う。

 

それは、「見つけにくい」ことにつきる。

(((((((( ;゚Д゚))))))))

 

例えば、以下の画像の中で、エゾナキウサギを探してほしい。

 

 

見つけれただろうか?

(´・ω・`)

 

これはレベル1だ。

彼は丁度真ん中にいる。

 

これはどうであろうか?

(´・ω・`)

 

レベル2である。

 

 

彼は、右のハイマツの上の方に微かに存在している。

(((((((( ;゚Д゚))))))))

 

このように、エゾナキウサギは、どこに現れるか分からず、更に鳴かない限り姿を見つけるのがかなり困難な動物だ。

(´・ω・`)

 

では、エゾナキウサギの鳴き声がどのようなものか、読者にもぜひ聞いて欲しい。

紳士は動画専門では無く、三脚も適当なものであるため、オマケ画像程度であることについては理解して欲しい。

 

 

 

 

 

どうであろうか?

(゚∀゚)ノ

 

ピキッという、小さい体ながら、空気を裂くような鋭い鳴き声を出す。

 

更にはすばやい。

(`・ω・´)

 

 

 

 

 

どこの石の陰から出てくるかわからず、更にすさまじいスピードで走り出す。

 

望遠の狭いファインダーで収めるのには、なかなかの苦労があるのである。

(´・ω・`)

 

 

だが、この生き物はとてもかわいらしい。

(´・ω・`)

 

 

秋深まる中、

この小さな生き物も、迫る冬に備え必死でたくわえを行っている。

 

※写真はボケだが、紳士好みのぽってり感の為、掲載することにした。

 

北海道の秋は駆け足で過ぎ去っていく。

 

あと1か月もすれば、この場所では雪が降るだろう。

 

厚い雪に覆われる世界の下、それでもたくましく、小さなモフモフは生き続けるのだ。

(`・ω・´)

 

さぁ、もりもり食べるのだ。

(`・ω・´)

なきうさこちゃん。

 

いやはや、エゾナキウサギ最高です!!

来年もまた、かわいらしい姿を見せてね!!

(゚∀゚)ノ

 

■あとがき

さて、ひさしぶりのモフ撮。お楽しみいただけたでしょうか?

(゚∀゚)ノ

久々にモフ系(動物系)読者の皆さんに楽しんでいただけたら幸いです。

動画も現地の音そのままのため、撮影現場の雰囲気が分かるかと思います~。

周囲のシャッター音が雰囲気を伝えまする。

 

今年のナキウサギ撮影は最初で最後となります。

専門では無いため、あまりうまく撮影できていないかもしれないですが、ひさしぶりの野生動物撮影は最高です!!

(゚∀゚)ノ

 

昨年はサケに全てを費やしていたため、秋の撮影はできませんでしたが、今年はサケ釣りのため、過去5年間できなかった秋の北海道を満喫しようかとも考えています~。秋の猛禽渡りとかも撮影しようかしら。紅葉とエゾフクロウも、本命被写体ですので今年は絶対に撮影したいです!!

(`・ω・´)

 

サケ釣りは、今年は某河川河口解禁には参加しません~

行かれる人はがんばってくだされ!!

でもマメイカは別です!!もりもり釣るぞ

(゚∀゚)ノ

 

 

↑ナキウサギの丸い耳にヤラれた方にぜひ(゚∀゚)ノ

 

 

さて、ボツ記事がものすごい勢いでたまっていまする。

(´・ω・`)

時期を見てタイミングを逸した没記事を復活させていきます~

アオバズク幼鳥、旭岳登山、航空ページェントや美瑛ツーリングもまだ書いてないや・・・

ボツ記事とは言え、アップのタイミング以外は「ねこままん」クオリティ!!

(`・ω・´)おたのしみに!!


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北海道発メロディック・デスメタルバンド「GYZE(ギゼ)」~釣り人メタル~(゚∀゚)ノ

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さて、以前にチラっと記載していたのだが、異常な文字数と作り込みを行う「ねこままん」の、ライトヴァージョンスタートである。

(`・ω・´)

これにより、更新頻度を上げることができるのと同時に、紳士の様々な趣味のジャンルを無尽蔵に紹介可能となる。

このシリーズは、読者無視で、紳士が大好きなものを俺様感丸出しに押し付けていく。

本編「ねこままん」とは趣を異にするが、興味のある人はぜひおつきあいいただきたい。

 

今回紹介したいのは、北海道出身の「メロディック・デスメタル」バンド「GYZE」(ギゼ)である。

 

以前も少しだけ紹介したことがあるのだが(冒頭でバルタンが聴いていた)、紳士はこのバンドの大ファンだ。

(`・ω・´)

 

なんだ、また紳士の暴走メタルコラムかと、思った釣り人諸君!!

(`・ω・´)

待ちたまえ。中心メンバーとなる「RYOJI」氏は、なんと「北海道の釣り人」である。

(((((((( ;゚Д゚))))))))

 

しかも、「釣りもやります」程度ではない。朱鞠内湖にてイトウなどを狙う、トラウトフェチで、かなりガチなルアーマンである。

更に、凄まじい事に楽曲名にも「BROUN TROUT(ブラウントラウト)」であったり、「Perry Rain Dragon」(雨竜を指している)、「Black Shumari」(朱鞠内湖)、「Dead Bone Blue」(支笏湖)など、北海道や釣り人ゆかりの楽曲を発表し続けている。

 

だが、惜しむらくは、ジャンル的におそらくかなり一般受けしないと思われる(失礼)メロディック・デスメタルのスタイルを貫いている。

(´・ω・`)

 

この、メロディック・デスメタルというジャンルは、紳士が大学生の頃に誕生した。

基本的には、「デス・ヴォイス(声)」(注:世界的にはグロウルという)をVoに据える。

このデス声が、当たり前だが一般人には全く受け入れられない。

(´・ω・`)

 

ようく聞くと、それぞれに個性があったり、感情の違いが分かるのだが、それが分かるのはマニアのみであり、一般人にはとても理解しがたいだろう。

ゾンビが叫んでいるようなその声(ぐおおおお!!!ぎゃあああ!!ごああああ)は、耳障りで聞くに堪えないと言う人も未だに多いし、それは至極全うな意見とも言える。

 

だが、楽曲は日本人好みな「哀愁」を感じさせる疾走系であり、デス声を除いては、メロディックで哀愁漂うギターが煽情的なメロディを奏で、日本人が最も好む「スピードメタル」「クサメタル」的であったりもする。

極限の怒りと憎しみ、そしてそれと同時にある「哀しみ」を表現するには、このスタイルがまさにふさわしいのだ。

それは「慟哭の音楽」でもある。

 

女性にはわからないかもしれないが、もし、愛する人が残酷な手法で殺されたとしたら、どのような感情を抱くだろうか?

とてつもない怒りであり、同時に底知れない哀しみ。それらが同時に押し寄せるに違いない。

(´・ω・`)

メロディック・デスとは、そうした(負ではあるが)両方の感情を彷彿とさせる音楽である。

 

 

紳士はこの「デスメタル」というジャンルを好み、特に「メロディック・デスメタル」というジャンルをこよなく愛した。

(´・ω・`)

そもそもが、哀しい音楽を好む紳士だ。

 

黎明期のメロディック・デスであれば、国内発売されていないものを含め、相当数を購入していたし、輸入盤レーベル買いも行っていた(レーベル買いとは、そのレコード会社発表の作品を全部買うと言うおそるべきムダ使いだ)。

 

だが、ここ20年は殆どデスを聞いていない。

(´・ω・`)

 

だが、「GYZE」はその紳士を、再びメロディック・デスメタル・・・いや、メタルの世界に引き戻してくれたと言っても過言ではない。

(`・ω・´)

若いが、間違いなく天性の才能を持つ。

 

まぁ聞いてくれ。

デビューアルバムからだ。

(`・ω・´)

 

 

 

FASCINATING VIOLENCEFASCINATING VIOLENCE
1,500円
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どうであろうか?

(´・ω・`)

 

イントロですげえカッケエ!!と思ったものの、デス声と疾走が耐えられなくノイジーだという人はいるだろう。

だが、待ってくれ。どうか待ってくれ。(((((((( ;゚Д゚))))))))

 

ぜひ、ギターを聞いて欲しい。

ビギナーは、まずはヴォーカルを楽器だと思ってほしい。

それは打楽器などと同じだと思おう。

ヴォーカルの代わりにギターが歌うのだ(成長すると、デス声の微細な表現に気づくようになる)。

のっけのギターメロディから、昇天する紳士である。

 

このギター。その奏でる旋律。それは、どこか昭和歌謡的であり、哀切を帯びている。

このエモーショナルは、日本人にしか表現できない。

(`・ω・´)

アニメソングやゲーム音楽とかが好きな人にも、きっと似通った琴線はあるのではないだろうか?

 

余談だが、紳士はゲームミューッジックやアニメソングからメタルに入った人物である。

(`・ω・´)中二病的なかっこいいこそ正義。

紳士は40代半ばにして、ものすごい勢いで戦闘したりする妄想を高頻度で行う。

 

 

 

紳士が大絶賛する2ndアルバムからである。

(`・ω・´)

 

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更に成長し、サビ(一般人は、なれないと分からないかもしれないが)の煽情力はすさまじい。

この2ndアルバムは、音の分離も改善され、とてもよいアルバムであると思う紳士だ

 

あまりのセンスの良さに舌を巻く紳士だ。

分からないかもしれないが、IN FLAMESのイェスパー・ストロムブラッドの再来・・・いやそれを凌駕した才能だ。

ワルツな感じもIN FLAMESぽい。

 

ギターとコンポーザーも務める「RYOJI」氏は釣り人であると同時に美容師でもあり、インタビューなどを見ると、その容姿とは裏腹に、北海道を愛し、北海道の歴史や文化、自然に対する興味を持つ人物であると分かる。

楽曲には、アイヌ語が数多く登場するし、北海道の野生生物にも造詣が深いのではないかと思う。

インタビューで彼は「ブラキストン線」について語っていた。その言葉は、普通北海道の野生生物カメラマンじゃなければ出てこないレベルの単語である。

(`・ω・´)

 

ぜひ、今度は魚ではなくて、北海道の野生生物を題材に楽曲を書いて欲しい。

「オオワシ」「オジロワシ」「シマフクロウ」「ヒグマ」などの存在は、メロデスに絶対合う。「キムンカムイ」ぜひ行ってくれ!!

現代の羆の怒りと哀しみを、ぜひ楽曲で表現して欲しい紳士だ。メロデスっぽい。

(`・ω・´)

 

その叙情性を活かした「エゾフクロウ幼鳥」や、「エゾモモンガ」などデス声なしのギター・インストゥルメンタルも聞いてみたい。

(`・ω・´)

ジャケ写真なら、紳士いくらでも無償提供するぞ!!

 

そんな彼らは、最近新たなるEPを発表した。

(`・ω・´)

 

 

龍吟 [ GYZE ]龍吟 [ GYZE ]
1,500円
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もうね・・・

(´・ω・`)

 

すごいっす。最強に凄い。

 

「こうなってほしい」

そのファンの願望に、更に上を行く成長。

 

より聞きやすく。エクストリーム・ミュージックを愛する人以外も耳を傾けざるを得ないメロディ。

素晴らしすぎて、既に瀕死の紳士である。

(((((((( ;゚Д゚))))))))

 

 

 

反戦ソングである1曲目からして凄い。だが、反戦的なところは、紳士にとってはそれほど重要では無い。

 

紳士の脳内では、伝説の聖剣を抜き、強大なボスを前に勝ち目のない戦いを繰り広げる紳士だ。

きっと婚約者とかは、ボスに殺されたに違いない。

(´;ω;`)

(編集部注:ねこマシーンは作者の意図を全く理解していない)。

 

キャッチーなメロディが、まず耳を捕える。

 

バースのギターメロディの疾走哀愁感たるや、もはや筆舌に尽くしがたい。

紳士は、作り手の意図とは全く別の勝手な妄想をはじめる。

 

更に、一般人にも聞きやすく、バース・ブリッジ・リフレインの構成がクッキリと分割されており、音の分離も良い。

 

彼らが何を望んでいるのかは、紳士には分からないが、まちがいなくこの方向で行った方が良い。

(`・ω・´)

せっかくの天性のメロディセンスは、メロディック・デスというジャンルにこだわり続ける限り、可能性を狭める。

 

せっかくのその枠に収まりきらない北海道の才能を、失うわけにはいかない。

この大切な時に、これまでのスタイルに拘ってはいけない。メロデスを愛し続けているだけに思うのだ。

(´・ω・`)

 

 

 

 

龍吟龍吟
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彼らの新作「龍吟」は、北海道150周年記念サポートソングとして公式に認定されたものである。

ちゃんと「北海道150周年」を理解してくれているあたり、本当にうれしい。

(´;ω;`)

彼らは、「北海道のバンド」である事に誇りを持っている。

「松浦武四郎」とかいう楽曲もつくってくれ。「知床」とか「サケ」とか「イサパキクニ」とか「マレップ」とかいろいろアイヌゆかりの曲も作ってくれ。

 

素晴らしい

(´;ω;`)

これまで以上に、キャッチーで、聞きやすい。一般人でも聞けるレベルである。

プロダクション的にも、デス声よりメロディアスなギターが前に出る音作りにしている。

別ヴァージョンで「普通」のVoをフィーチャーしたヴァージョンも販売である。

その神々しく、カッコよく、のびやかなメロディは失われずに、輝きだけをましていく。

 

ためらわずに、今後も普通Voをフィーチャーした方向に行って欲しい。

メロデス愛好家である「ねこマシーン」だからこそ言おう。

(`・ω・´)

その声(デス声)から離れた方がよいのではないだろうか?

 

楽曲ごとに色彩を変えるデス声は、本当にすばらしい。

だが、せっかく高い性能を持っているのであれば、もっと高みを目指してほしいものである。

 

おそらく99.9%のファンは、デス声を排除しても、ついていくだろう。

 

北国の、北海道のメタル。

どこか冷たく、キラキラとした雪を感じさせ、その厳しさと切なさをも伝える。

この北国の、北海道の厳しさと、美しさ。切なさと哀しさと憎しみと怒りを歌い続けて欲しい。

「GYZE」

最高のお気に入りとなった。

(´・ω・`)

 

紳士は年齢45歳。おそらく、RYOJI氏は、紳士がメロディック・デスを聞いていた頃は、まだ幼かったものとと思われる。

そうした世代が、今往年のファンの心を動かす作品を作ってくれることに驚きを感じるとともに、感謝と感動を覚える。

そのバンドが、北海道出身であったことに、本当に感謝だ。

あの当時、こんな作品が、本当に聞きたかった。

欲しかったのはこれなんだ。

(´;ω;`)

 

こうした才能が、北海道から出てくることに喜びもひとしおな紳士だ。

紳士は意外にシビアな人間のため、「地元だから応援する」「日本人だから応援する」という考えは一切ない。

単純に、「素晴らしいから応援する」。

(´;ω;`)

 

10月には札幌でライブがあるらしい。

ここ15年くらい、バンドのライブは行っていない紳士だが(行ったのは大好きなスピッツくらいだ)、今回は行ってみたい。

40を余裕で超えたオッサンは、後ろで腕を組んでみるだけかもしれないが、もしかしたら仕事帰りのスーツ姿のままヘッドバンキングするかもしれない。

加齢により、ぼろっと首がモゲた時には、ぜひ拾ってほしい。

(´・ω・`)

 

いやはや、「GYZE」最高です!!

北海道人、北海道の釣り人は、ぜひ応援してくだれ!!

全国のメタラーも、もちろん応援してくだされ!!

(゚∀゚)ノ

 

 

■あとがき

アメーバのジャンルを「写真」から日記系「サラリーマン・ビジネスマン」に変更しました。

(゚∀゚)ノ

いままでは、ジャンルが異なると注意されたり、ランキングから意図的に外されたりしていました。

縛られるのがめんどうだったんですよね~

(´・ω・`)

 

これにより、ジャンルにとらわれない記事の作成が可能となってうれしす。

自由に好きな事を書くぞ!!

(`・ω・´)

 

ついに安い自由雲台をこうにう。

基本手持ちの撮影スタイルですが、シーンによってはやっぱり三脚がほしすです。

(´・ω・`)歩留まりがちがうですね。

 

基本センスがないのですが、今後はちょっとだけ「スナップ写真」や「風景」も勉強してみようかと思いまする~。

(゚∀゚)

 

え?サケ釣り?

(´・ω・`)

まぁ、あわてなさんな。

主人公の新型機体とかは、ラスト10分とかで、猛烈にピンチになった時に投入されたりするじゃないですか。

(`・ω・´)待たれよ!!そういうものです!!

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台風とともに、ヤツが帰ってきた!!(゚∀゚)ノ

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ふむ(´・ω・`)

 

これは酷い。

台風24号の接近を、激しく憂う紳士である。

 

そもそも、ここ最近の天災続きは一体何なのであろうか?

(´・ω・`)

 

9月上旬の台風、そして地震。更には、再びの台風襲来である。

更に、25号もスタンバイしているという用意周到さだ。

 

この一連の動きを子細に分析した紳士は、一つの結論に辿り着いた。

(`・ω・´)

 

これは、明らかに宇宙人の仕業である。

(`・ω・´)

 

(編集部注:紳士は、なんでも宇宙人のせいにしたがる「ムー」的な癖がある)。

 

いきなりぐねっと曲がって台風の進路を変更するコントロールは、明らかに知的生命体が何らかの操作を加えているとしか考えられない。

 

奴らの狙いは一つ。紳士の確保であろう。

(´・ω・`)

 

地球上で最も優れた知的生命体である紳士を確保し、実験とかするのだ。

 

だが、まだ紳士は捕らわれるわけにはいかない。

現在開発中の対宇宙戦闘用アーマード・スーツが、本日最終調整の段階に・・・・

 

・・・・・って

Σ(゚д゚)

 

バルタン「ふむぅ。なかなか上手に動かせません。このままでは、ねこマシーンさんに直撃を与えることが難しいかもしれません」

 

Σ(゚д゚) バ・・・バルタン!!

 

おまい、ここ数年見なくなっていたと思ったのに一体どうしたのか???

 

バルタン「おや、ねこマシーンさんじゃないですか。久々に見ました。相変わらずのパッとしない感じに好感が持てます」

 

Σ(゚д゚) うるさいわ!!

 

バルタン「おっと、そんなことよりも、今台風を動かしているのです。本当は日本海を縦断して、本島を迂回。ねこマシーンさんの家のみをピンポイントで狙うはずだったのですが、失敗してしまいました。25号だけはキッチリとねこマシーンさん宅を狙います」

 

Σ(゚д゚)

お前が動かしてたんかい!!

 

というか、この2年間くらい何をやっていたのか??

(´・ω・`)

 

バルタン「それは、ねこマシーンさんの知るところではありません。売れないブロガーの身分でありながら、そのような機密を知りたいなど、全くもっておこがましい」

 

(((((((( ;゚Д゚))))))))何様・・・

全く変わってないなおまい。

そもそもどうやって来たんだ?

 

バルタン「新型機体が完成したので、それで。そこに停泊させてあります」

 

Σ(゚д゚) カメ?

 

バルタン「8世紀ころ、同じようなデザインの宇宙船で捕獲され、その後リリースされた日本人へのリスペクトを込めた最新鋭機です」

 

・・・・まさかウラシマ・・

(((((((( ;゚Д゚)))))))

バルタン「ライディング・スタイルはこうです」

 

Σ(゚д゚) そのまんまだーーー!!

内部のコクピットとかに乗るんじゃないのか・・・・

 

バルタン「そんなのカッコ悪いじゃないですか」

 

(´・ω・`)え、そうなの?

なんで?

バルタン「おお、モップ氏ではないですか。お元気そうでなによりです。せっかくなので、ねこを揉んでいきましょう」

 

Σ(゚д゚) 聞いてねぇ!!

 

バルタン「ねこをこねる。我ながら小粋な表現です。こうして、じっくりと時間をかけてねこを揉み込むことによって、よりおいしく、ねこを熟成させることが可能です」

 

(´・ω・`)そばか。

あんまりすると、怒られるぞ。

そのねこ気難しいのだ。

 

バルタン「こらこら、おやめなさい。そうですかそうですか。うれしかったんですね」

 

(((((((( ;゚Д゚))))))))

わ、わりと高評価だな・・・

 

バルタン「満足したんで帰ります」

 

Σ(゚д゚)

だから何しに来たーーー!!??

 

 

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■あとがき

いやはや、強烈に久しぶりのバルタン登場に、狂気乱舞したファンもいたことでしょう。

(`・ω・´)

ここ1~2年で読者になった人は分からないかもしれませんが、かつては「バルタン・ブログ」と言われるほど、高頻度で出現していたキャラクターです。

(´・ω・`)

(参考:バルタンwikipedia←過去記事リンク)

 

しかし、いったい何をしに来たのか??

(´・ω・`)

 

異例の日曜昼間更新は、紳士がぼんやりと過ごしている証!!

(`・ω・´)

来週から再び猛然と行動しはじめる予定です!!

 

台風に気を付けて過ごしてくだされ!!

(`・ω・´)

 

■あとがきプラス

(あとがきプラスは、紳士が現在関心を持っているもの、ハマったものなどをジャンル関係なく紹介です!!)

 

レッド・デッド・リデンプション2

 

 

未だ紳士の最高評価を維持し続けるGTA5のクリエーターと、過去作のクリエーターが制作したおそるべき西部劇オープンワールドです!!(゚∀゚)ノ

紳士は、冬用に絶対購入しなければなりませぬ!!アサシンクリード新作とあわせて、忙しいぞ!!

(`・ω・´)

 

 

超有名作品なのですが、最今まで読んだことがありませんでした。

(´・ω・`)

人の心が読める(テレパス)主人公七瀬が、家政婦となり様々な家庭で働きます。

そこで見える人間の心の闇・・・

心理描写が非常にすばらしく、天才筒井康隆が読み手の心をぐいぐい掴んで離しません。

一気に読めます!!

紳士オススメです!!(゚∀゚)ノ

続編の「七瀬ふたたび」も凄い評価なので、これから読みます!!

 

 

部屋の掃除していたら、数年前に購入した↑が発掘されました。

(((((((( ;゚Д゚))))))))こ、これから作ろうかしら。

カコイイ!!

 

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紳士はついに出撃の予定でしたが、3連休の道東は台風で断念。
マメイカ出撃かもです~。
 
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(`・ω・´)

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さて、紳士たる「ねこマシーン」は、ゲームマニアである。

(`・ω・´)

 

過去からの記事でも、その様子は熱心な読者には十分ご理解いただいていよう。

 

小学4年生から、現在に至るまで、ゲームが紳士の人生から外れた事は無く、常にゲームと伴に歩んできた。

現在のアウトドアイメージの強い生活からは、想像もできないかもしれないが、紳士はかつて「超絶インドア」であった。

 

それだけに、ゲームに対する情熱は一般人レベルを遥かに超えると自負している。

(`・ω・´)

 

余談だが、実は大学卒業後、就職先の第一希望業種は「ゲーム会社」であった。

(´・ω・`)

だが、当時(平成8年)はゲーム全盛の時代。

就職超氷河期といわれた時代も後押しして、大手メーカーでは、エントリーの前提条件として3か国語以上の語学力をネイティブレベルで求められるというハードルの高さであった。

(´・ω・`)

 

結果、大手数社のゲーム会社からは内定をもらうも、紳士は経済学部卒。

全て「営業職」としての採用であり、開発担当への道は断たれた。このため、ゲーム業界への就職は諦め、全く異なる現在の職種にお世話になっていると言う次第である。

(´・ω・`)

 

結果的に、現在の業種の方が社会的信用度も高く一般受けしたのかもしれないが、今でも紳士のゲーム業界に対する憧憬は強く残っている。紳士の作った物語を世に出したかったのだよ。

(´・ω・`)

 

さて、そんな紳士だけに、音楽に対しても、ゲームに対する思い入れは人一倍強い。

(`・ω・´)

今回は、紳士の人生を彩ってきた「ゲーム音楽」について触れてみたい。

 

但し、紳士はご存じの通り「往年のメタラー」であり、どうしても「哀しくカッコイイ」音楽偏重となってしまうのはご容赦いただきたい。

また、全てを書くと、マジで10記事程度のボリュームになってしまうため、ものすごく簡略化してお送りしたい。

 

もちろん、当たり前の神曲(それもランクインするが)から始めたくはない。

(`・ω・´)8ビット全盛の懐かしき神機「ファミコン」からはこれだ。

 

1発目は1985年に発売された「アストロロボ・SASA」である!!

(゚∀゚)ノ

 

これはヤバかろう。

いきなりソコにぶっこんだかと思う人は、かなりの通である。

(`・ω・´)

 

現在であれば、クソゲーの名を冠されてもおかしくない激ムズの操作性。

ミュージックとよべるような音はほとんど存在しない。

 

 

だが、一点。

ポーズボタンを押すと、謎の「カラオケモード」となり、ゲームと関係ない叙情的な音楽が流れるという謎の仕様であった。

歌詞も説明書に書かれており、Ⅱコンのマイクで歌う事ができるという恐ろしいモードを実装していた。

曲を「NANA 愛のテーマ」という。

 

原曲のみの動画を探すも見当たらず、止む無く初音ミクに歌わせた動画を見つけたので張り付けておこう。

 

 

しっかりと「曲」している。

切なく、ドラマティックに盛り上がるメロディ。そしてどこか暖かい。

電子音の隙間に宿る暖かさと切なさに、いたく感動した小学生の紳士である。

その頃、ゲーム音楽(特にファミコンでは)とは、「ほぼ効果音」であり、耳に残るかは別に、「曲」として書かれた曲は殆どなかった。

無駄にポーズして、楽曲に聞き入っていた紳士である。

当時はピアノをしていたため、耳コピで家のピアノで弾いていたりしていた。

 

或る意味、この「アストロロボSASA」は、ゲーム音楽の先駆的役割を果たしていたのかもしれないと思う。

ゲームとは一切関係なく、曲を聴かせる。歌わせるためだけに曲を作り、プログラムしたのだ。

それは、視聴に耐える「音楽」を意識して行われたとしか思えない。

 

当時の制作者が今何をしているのか、どのような思いでこのモードを入れたのかは、全く分からないが、今も数多くの人の心に残っている。それは、電子音であるか否か。ゲームと言う媒体を通して発表されたかどうかを超えて、音楽を作るアーティストと何ら変わりない志を持っていたと思う紳士だ。

(´・ω・`)

 

 

さて、次も8ビットで攻めるとすれば、これだ。

 

 

 

MOTHERである!!

(`・ω・´)

 

言わずと知れたRPGの名作。爆笑問題の太田氏が絶賛していることでも有名であろう。

糸井重里が監督を務めたこのRPGは、会話やストーリーのシュールさとあわせ、音楽もすばらしい。

ドラクエやFFなどに隠れがちになってしまいがちだが、ファミコン時代のRPGの名曲と言えば、このフィールドの音楽

「Pollyanna」を外すことはできまい。

 

そのキャッチーなメロディと、どこか物悲し気でありつつ、前向きでさわやか、かつ夢見がちなメロディは、人の心を引き付けてやまない。

天気の良い日に、つい口ずさんでしまう勢いである。

実に良い曲である。Motherは本当に素晴らしい曲が多い。エンディング曲「Eight Melody」などは、言うに及ばずだ。

 

世界中の多くの人に親しまれており、動画などでも多くカヴァーされている。

 

 

 

紳士的には、上記の動画がVoの歌唱力。更にアレンジ、そして海外ヲタクの同人的なユルさが微笑ましく大好きである。

(゚∀゚)ノこの若気の至り素人感がたまらん。だが、演奏はいいぞ!!愛もある!!

 

8ビット時代というのは、機械で出せる音数も限られていた。

それにもかかわらず、現在でも輝きを失わない楽曲が多数存在する。

それは、曲そのもののメロディが優れているからだと思う紳士である。

 

8ビット機の時代は、紳士世代にとって最高のノスタルジーを与えてくれるだろう。

(´・ω・`)

学校から帰って、友人宅に遊びに行った思い出は誰しもあるだろう。

「あいつアレ買ったんだって!!行こうぜー」言いながら、遊びに行った記憶は誰しもが持っているだろう。

 

 

さて、おつぎはうってかわって「シューティング・ゲーム」から一曲だ。

(`・ω・´)

80年代後半になると、ゲームミュージックというのは、一音楽のジャンルとして確立してきており、幅広い音楽ジャンルが集まっていた。その中に、やはり紳士の好物である「へヴィ・メタル」も当然含まれている。

 

 

 

サンダークロスⅡより、Heavy Metal Bomberである!!

(`・ω・´)

 

かっけええええ

(((((((( ;゚Д゚))))))))

 

家庭用には移植されず、アーケードのみ(だったはず)のため、知らない人も多かろう。

ツーバス疾走系であり、リフもキメもタメもある。

ギターソロ的なメロディ構築は、今聞いても鳥肌だ。

 

シューティングゲームは、その攻撃性からか、メタルの音楽が比較的多くつくられた。

家庭用ではライザンバーⅡや、武者アレスタ、サンダーフォースシリーズなどは、明らかにメタルな楽曲も多く含み、最高であった。

(´・ω・`)

 

この楽曲の作曲者は「メタルユーキ」氏。

後に、社会現象にまでなった恋愛趣味レーション「ときめきメモリアル」で一躍有名になる彼である。

(((((((( ;゚Д゚))))))))

 

 

(((((((( ;゚Д゚))))))))ひいいいいいいいい!!

断っておくが、硬派で知られる紳士が、当時このようなギャルゲーにうつつを抜かしていたなどということは一切ない。

サイドストーリーまで買っていたなどという事実も一切ない。

「彩のラブソング」がよかったとか、そうしたことも一切知らないのだ。

(((((((( ;゚Д゚))))))))

 

付け加えておくと、「ラブプラス」とか、そういうのも全然知らない。凛子とかぜんぜん好きじゃない。サクラ大戦とかも全然知らないぞ。

(((((((( ;゚Д゚))))))))

(編集部注:紳士は、かつてかなりの数の恋愛シュミレーションを購入していたという噂がささやかれている)

 

おっと失礼。つい取り乱した紳士だ。

(`・ω・´)

 

しかし、この曲も、HMマニアが聴けば、80~90年代ハードポップのアレンジを多分に含んでおり、作曲者のメタル指向が窺える楽曲である。

 

路線を戻そう。

シリーズとなった作品には、変わらず「シリーズのテーマソング」となった有名な楽曲も存在する。

(`・ω・´)

紳士の愛する作品の一つ「悪魔城ドラキュラ」より、「Bloody Tears」である。

 

 

 

もうどうしたらいいのかわからないほどカッコイイ。

(((((((( ;゚Д゚))))))))

 

猛烈に高貴で哀しく、それでいて激しい。

ヴァンパイアハンターの戦いを音楽で表現すると、これ以上のメロディは出てこないのではないかと思う程に素晴らしい。

自らも、そして敵も哀しみを背負い、対峙しなければならない月光の下での不毛の戦い。

 

そんな姿を脳裏に浮かび上がらせるすさまじい「授かり曲」である。

(`・ω・´)

 

 

 

このカヴァーも激しく素晴らしいので、興味のある方は一聴していただきたい。

 

さて、最後は、紳士が大好きな「イース」シリーズである!!

(゚∀゚)ノ

 

ファルコムのRPGは名曲が多く、古代祐三らが作曲した初期の作品はもとより、最近の作品も「音楽のイース」の流れをしっかりと守り続けている。

その中でも、やっぱり紳士が最高と言えるのはこの曲だ。

(`・ω・´)

「バレスタイン城」である!!

 

 


特にフェルガナヴァージョンが、素晴らしく紳士の理想に近い。

 

なんなのであろう。この強烈な哀しさ。

(((((((( ;゚Д゚))))))))

そして、なお戦わなければいけない切なさ(妄想)。

紳士のツボを激しく刺激しまくる凄さである。

 

20年前から、ゲームがCD時代に突入して以降、殆どが「生音」となり、かつてでは考えらない程のゴージャスな音作りが可能となった。

 

だが、それと反比例するように、耳をとらえるゲームミュージックが減ってきたこともまた事実である。

(´・ω・`)

 

かつてと比べると、大分改善されたが、今でも一般的な音楽と比べると安く、軽く扱われがちなゲームミュージック。

だけど、それは間違いなく「音楽」であり、ゲームだから良いというレベルの物ではない。

一時期、一時代、その瞬間に人の心に寄りそった「音楽」なのである。

 

紳士世代以降であれば、きっと理解していただけるだろう。

あの頃、あの時、あの時代に流れていた、あのゲームミュージック。

 

数々の想い出とともに、そして幸せな子供時代の想い出も重なり、そのメロディはいつまでも人の心の奥底で流れ続ける。

(´・ω・`)

紳士の世代が老人ホームに入るころには、きっと懐かしの筐体とかが老人ホームに置いてあると思われる。

そこで、懐かしの雰囲気と音楽を楽しみながら、ホーム最強と言われるプレイヤー(老人)と対戦していたりするんだろうなぁ。

 

そんな風に思う今日この頃である。

 

いやはや、ゲームミュージック最高です!!

(゚∀゚)ノ

 

 

■あとがき

いやはや、最近ここ数年ジャンルに縛られ、書けなかった紳士の趣味丸出しの記事が多くなってきました。

この他にももちろん、紳士の最高といえる曲は星の数ほどありまする。

(´・ω・`)

 

紹介しなかったメジャー作品でも、Fantazy Zoneやアフターバーナー、アウトランのマジカル・サウンド・シャワー。ZUNTATA関係のタイトー作品。

家庭用RPGでは、もちろんドラクエや、FF(特にビッグブリッジの死闘やザナルカンドにて)。ソーサリアンも大好きでした。

カービィ、大神などなど大量です。

 

今でもPS4を主体にゲーム活動を続けていますが、心に残る音楽が激減している事に残念な紳士です。

(´・ω・`)ゲームが(ハードじゃなくソフト)、日本主導から海外に移って久しいですが、海外ゲーって、ゲームミュージックに意外に無頓着なのです。

 

みなさんの忘れられないゲームミュージックは何ですか?

(゚∀゚)ノ

 

■あとがきプラス

 

アニメ化もした作品で、ごく最近完結しました!!傑作マンガです。

内容は、信じられない事に「ゲームセンターを中心に展開される甘酸っぱいラブコメディ」

80年代後半~90年代をゲームセンターで過ごしたことのある世代であれば、絶対に読むべきです。

携帯電話も、ネットも、通信対戦もなかったあの時代。対戦格闘ゲーが全盛だったあの時代。

ああ、そんなだった。そんな風に思える小ネタが満載です。

 

ゲームを除いても、そのストーリーにはぐいぐい引っ張られます。

そして「ああ、若いっていいな」と思えるすれ違いラブストーリー。

すばらしす!!(`・ω・´)

 

途中、出版側の手落ちによる著作権訴訟(連載中止)などを経ましたが、それでも連載が復活したのは、望むファンの声が大きかったからでしょう。それだけ、力のある作品です!!

紳士大絶賛オススメ

 

 

青空エール青空エール
500円
Amazon

 

もう、「クソ」じゃないですか。

(´・ω・`)

タイトルを見ただけで。

青空+エールというだけで、アオハルすぎて恥ずかしくて死にたくなる感じです。

(((((((( ;゚Д゚)))))))

 

しかも、ヒロインは吹奏楽部。そして憧れの人は野球部というベタな流れです。

 

言っておきます。ヒロイン含め、演技は下手です。

演技に詳しくない紳士が言うのだから、多分下手なのだと思います。

 

ですが・・・

予定調和が織りなす、青春ラブストーリー的展開は秀逸で、号泣の紳士です。

(´;ω;`)ブワッ

視聴中、5回くらいなきました。

 

妥協を許さない吹奏楽部名門校(そしてかつての野球名門校)に入った主人公。舞台は北海道。

入部したものの、その厳しすぎる部活動に、悩んでいきます。しかし、甲子園を目指し、時に主人公を勇気づけてくれる野球部キャプテンの同級生への恋。

負傷を押し、甲子園出場を目指して出場する最後の夏。「彼」を想いつづける「つばさ」のトランペットが、球場に響く・・・。

 

原作は少女漫画。紳士は少女漫画が大好きです。

(`・ω・´)

 

優れた作品は、カテゴリーを超えてすばらしいと思う紳士です。

え?今更この年齢で、そんな作品を借りたりするのが恥ずかしい?

(´・ω・`)

安心してくだされ。アマゾンプライム会員は、今なら無料視聴可能です!!

 

原作未読の為、これから読みます!!

(`・ω・´)


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全道で好調なサケ釣り。ついに紳士が休暇を取って来週出撃予定
(`・ω・´)

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ボツ記事集!!~戦闘機写真満載!!航空ページェントの思ひ出(゚∀゚)ノ~

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さて、3連休中の紳士は、全くと言っていいほど活動していない。

(´・ω・`)

温帯低気圧などのせいで、天候がイマイチであり、釣りをはじめ撮影にも行っていない紳士だ。

現在は、今週予定しているサケ釣行の準備を行っている程度である。

 

しかし、このような時は、「未公開となったボツ記事」を公開する絶好のチャンスといえよう。

(`・ω・´)

 

今年の8月12日。自衛隊丘珠駐屯地にて開催された航空ページェントの様子である。

 

丘珠基地に向かう人ごみの流れに沿って、前のめりに歩く紳士。

 

昨日まで羅臼に釣りに行っていたため、気温がえらく暑く感じる。

(´・ω・`)

 

 

11:43分。

完全な遅刻である。

(((((((( ;゚Д゚))))))))

 

言いわけをすると、午前中はブログ作成を行っていたということもあるが、この「航空ページェント」の午前中コンテンツは、民間機の飛行が多い。それはそれで、航空ファンにはたまらないのかもしれないが、紳士はイマイチ燃えない。

(´・ω・`)

紳士は、「飛行機好き」なのではなく、あくまでも「戦闘機愛好家」である。

このため、軍用機の航過飛行が行われる午後に絞った鑑賞としたのだ。

 

 

会場に到着すると、なかなかな観客の数である。

既に、ヨシ・ムロヤのアクロバット飛行が行われていた。

 

室屋 義秀をご存じであろうか?

(´・ω・`)

 

日本人で唯一、レッドブル・エアレースに参戦し、昨年はシリーズ1位。ワールド・チャンピオンに輝いた日本が世界に誇るパイロットである。

年齢45歳。紳士と同年代である。

(((((((( ;゚Д゚))))))))

 

同年代よろしく、ガンダムのアムロに憧れてパイロットの道に入ったという謎の経歴を持つ。

紳士もザビ家の血統を継ぐものであり、仲良くなれそうである。

(`・ω・´)

 

レッドブル・エアレースは、NHKのBSで放送されているため、見た事がある人も多い事だろう。

見た事のない人はぜひ一度見て欲しい。初めて見ると、かなり衝撃を受けるスポーツである。

 

 

 

 

 

今回はレッドブルカラーではない機体を使用して飛行である。

 

 

ううむすばらしい。

(`・ω・´)

 

 

 

このムロヤ氏のアクロバットは、今や航空祭には欠かせない存在となっている。

 

雲が多く、ジェット機がアクロバット飛行をできな状況下でも、彼だけは飛べるからだ。

千歳航空祭などでも、ブルーインパルスが飛べない中、彼の存在に何度も助けられている。

 

いわば、航空祭の救世主的な役割であると言えよう。今回は、2回も飛行してくれるらしい。

本日の天候は、部分的に青空が覗くも、基本は曇り。

(´・ω・`)

 

進入方向である左手は、かなり厚い雲が覆っている。

 

ちなみに、今年の航空ページェントでは、ブルーインパルスが飛行しないため、午後の米軍F-16アクロバットがメインイベントとなろう。

 

おお、F-15とT-4の異種編隊飛行である!!

(゚∀゚)ノ

 

もう、頭に増槽をぼとっと落としてくれてかまわない。かっこいいぞ!!

 

 

紳士もかつて、イーグル・ドライバーを夢見て、防衛大学を受験しようかと本気で考えた事がある。

(`・ω・´)

 

だが考えてみると、走ったり鍛えたりすることが苦手の為、あっさり断念した紳士だ。

(´・ω・`)自衛隊とか、なんか厳しそうだし疲れそう。

(編集部注:リアル紳士はひどく軟弱である)

 

 

ちなみに、丘珠基地は、ジェットが離着陸できないため(ヘリコプター部隊)、この航空ページェントでのジェット戦闘機は、全て「航過飛行」となる。

 

そのかわり、なんども航過してくれるのだが、正直マニア以外には「動きが単調」であるのと同時に、航過の間の時間が長いため、あまり楽しめないのではないか?と心配してしまう紳士だ。

カメラマンにとっても、「同じ絵」しか撮影できないという状況になってしまう。

(´・ω・`)

 

 

もふもふの翼も大好きな紳士だが、こうした「鋼鉄の翼」もやはり大好物な紳士である。

ただ、これはよくわからないのだが、航空祭で飛行する自衛隊の戦闘機は、一切武装していない。

(´・ω・`)

これは理由があるのだろうか?やはり「自衛隊」という性質上、難しいのであろうか?

 

海外などの航空祭を見ると、しっかりと武装していたりする。

一度で良いから、パイロンに重爆装した戦闘機を見てみたい紳士だ。

 

F-2飛来!!

(`・ω・´)

紳士が最も愛する機体である。

 

美しい。

(`・ω・´)

だが、これも同じ絵しか撮影できない。

 

 

 

 

続いて米軍F-16である(゚∀゚)ノ

 

って・・・・・

 

武装しているではないか!!

(((((((( ;゚Д゚))))))))

 

明らかにAAM(空対空ミサイル)を翼端に装備している。

かっけえ

長いのは、AIM-120(スパローの後継)であろうか?

しがみついたまま、発射されたい。

(´・ω・`)

 

やはり、用途に応じた「あるべき場所にあるべきモノが収まっている」姿はカッチリしている。

(`・ω・´)

クラスター爆弾満載とかも見てみたい。

 

 

凄いヴェイパー(水蒸気)である。

(`・ω・´)

 

惜しむらくは、天候がイマイチで、暗い雲が背景になってしまったことであろう。

 

続いてF-18である!!

(゚∀゚)ノ

 

これは、千歳基地では飛行しないので、紳士的には珍しい。

ううむ。

(`・ω・´)

それほど、好きなデザインではないのだが、こうしてみるとかっこよす。

 

紳士が最も好む機体デザインは、フランカーシリーズなどの流麗な造形の機体である。

東側の機体のため、実際に見ることは難しいかもしれないが、プーチン氏にぜひ持ってきてほしい。

なんなら、乗ってきてほしい。

 

 

おおお!!F-4である!!

(゚∀゚)ノ

 

やっぱり飛んでいるF-4は最高!!

この武骨な機体シルエットは、紳士世代にはたまらない。

 

AB(アフター・バーナー)点火!!

(`・ω・´)

 

 

余談だが、マンガ家新谷かおるの作品で「ファントム無頼」という作品があった。

(´・ω・`)

 

最近思い出し、引っ張り出してきて読んだのだが、今読んでも最高である。

(´;ω;`)ブワッ

エリア88とは異なるが、あの当時からかなり深いところまで入り込んで描いていたことがわかる(自衛隊の専守防衛とか)。

 

 

もうじき運用を終えるF-4。飛んでいる姿が見れるのは、おそらくこれが最後となる。

(´・ω・`)ありがとう

 

さて、ラストは、米軍F-16の機動飛行である!!!

(゚∀゚)ノ

 

のっけから、派手なヴェイパーをたなびかせて、爆音で演技を開始するF-18

 

(((((((( ;゚Д゚))))))))

 

常にアフターバーナー全開である。

(((((((( ;゚Д゚))))))))

 

爆音が凄い。地域住民大丈夫か?というくらいの爆音で飛行していく。

イカれてるぜ米軍!!

(゚∀゚)ノ

 

いつものことなのだが、米軍パイロットは、ノリノリで演技をしてくれてうれしい。

自衛隊との雰囲気の違いが伝わってくる。

自衛隊が、「国民のみなさまへのご理解に感謝の気持ちを込めて飛ぶであります!!」的なノリを感じるのと異なり、米軍は「ニホンノミナサンにファッキン・グレートなフライトを見せるぜ!ハッピーになってくれよな!!」的なノリの違いだ。

 

 

ちなみに、尾翼に描かれた「WW」とは、ワイルド・ヴィーゼルの略だ。

ワイルド・ヴィーゼルとは、敵の地対空ミサイル網にまっさきに飛び込み、敵位置を確認。自らにミサイルを引き付けるおとりとなる役目をさす。

 

最も危険なミッションに従事しているという証である。

(((((((( ;゚Д゚))))))))

それだけに精鋭の中の精鋭なのであろう。

 

 

遠慮一切なしの飛行が展開される。

 

AFが追い付かない。

(((((((( ;゚Д゚))))))))

 

そもそも、F-16は機体が小さく、すばやいため、カメラマン泣かせだ。

なんとなく、カワセミを撮影している時に似ている。

だが、違うのは、このカワセミは木に止まってくれない。

(´・ω・`)

 

(((((((( ;゚Д゚))))))))ぎゃー

 

そんな近くでAB全開!!

クレイジーだぜ!!

 

 

いやはや、航空ページェント最高でした!!

(゚∀゚)ノ

 

■あとがき

ボツ記事となった理由は、①千歳基地航空祭のすぐ後であり、マンネリ感を避けたかった②今回はブルーインパルスの飛行がなかった③天候がイマイチであり、補正なしでは真っ暗な中、真っ黒な機体が飛んでいる程度にしか見えない写真ばかりだった④写真クオリティが、「ねこままん」掲載基準ギリギリだった。

 

こんなところです~

(´・ω・`)

 

しかし、日の目を見れてよかった!!

(゚∀゚)ノ

 

さて、3連休最終日。なんか晴れてきました!!

(゚∀゚)ノ

晴れると俄然やるきの出る紳士です!!

バイクにのろうかしら?

 

今週は、釣りと撮影で道東遠征に行ってくる予定です!!

お楽しみに!!

(`・ω・´)

 

■あとがきプラス

 


↑これヤバイっすよ。

(((((((( ;゚Д゚))))))))

先月発売されたの知らなかったのですが、Amazon評価の通り神ゲー認定

確かにスゲー面白いっす。

アメコミが苦手(アイアンマンは好き)な紳士ですが、これは面白い!!

ただ、紳士のオープンワールドは、どうも暗く重いストーリーなどが好きなため、アサシンクリードやウイッチャーなどとは別物と考えます~

ただ、「ゲーム」としては最高!!ニューヨーク観光もできる感じです~

(゚∀゚)ノ

 

 

 

 

↑ファントム無頼も最高!!

(゚∀゚)ノだけど今書店では売られていないのね。

(´・ω・`)残念すぎる。

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知床サケ釣行記!!(その1 出発編)(・∀・)ノ

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注)紳士のサケ(サケに限らず釣り)記事は、「釣り人以外」「サケ釣りをしたことのない人」「全国の釣り人」目線で書かれているため、北海道のサケ釣り人にとっては当たり前の記載が多くある点をご了承願います。

(`・ω・´)






週末、久しぶりに入ったモフ地(モフモフ生物撮影地)は、台風の影響による倒木で、目を覆う惨状となっていた。
(´;ω;`)

想像以上に酷い。



今年の台風と地震。それら天災が北海道にもたらした影響は、本当に甚大である。
(´・ω・`)

紳士が大好きなエゾフクロウ営巣木は無事。だが、エゾモモンガの営巣木は、紳士の見間違いを願うものの、倒れていたように思う。
(´・ω・`)

ももんの無事を願う紳士だが、来年のモモンガ撮影への影響は避けられまい。


そうした地震などの影響もあってか、今年の紳士は、この時期毎年狂ったように行っていた「サケ釣り」に行く気がどうしてもおきなかった。
(´・ω・`)



今年、北海道における最狂釣り場「止別(やんべつ)」は、事実上サケ釣りが禁止となった。
(編集部注:止別とは、釣果も凄いが密漁者も横行し、ケンカや罵声、不要なオスサケの死体遺棄なども絶えない地獄の釣り場だった。写真は混んでいない時間帯の状況。初めて見る人は驚く人が多い)。




しかし、この影響により、オホーツク海沿岸各地の釣り場全域に「止別組」と言われる粗暴な釣り人が拡散し、雰囲気を乱しているという。
(´・ω・`)



紳士にとってサケ釣りは、「特別な」釣りであることは間違いない。
(`・ω・´)

しかし、一方で「強いストレスを感じる」釣りでもある。


写真のように人と人との距離が1メートル以上空いているのは、「空いている」状況であり、紳士自身も現在は、人の隙間が1メートルあれば、そこに躊躇なく入り込む。

サケ釣り人は、紳士を含め大半が、「割り込みたい」衝動を抑えることができない。

(´・ω・`)


余談だが、グランドキャニオンは、かつてサケ釣り人が僅かな山の隙間に割り込んだことにより形成されたとも言われている。そのくらい隙間に割り込む。

(`・ω・´)



だが、釣り人一人ひとりの技術や腕力、傾向、考え方や、リールを巻く速度、道具も異なる中、ラインを絡めないのは至難の技である。

(´・ω・`)

実際、釣り人とのトラブルを目の当たりにする事も多い。


サケ釣り場には、ケンカや暴行、反社会的勢力(暴力団)、争い、盗難、ゴミ放棄、密漁など、日本一低俗な要素が多数渦巻いている。



それでも釣っていたのは、当然コレがあるからである。




そう、イクラだ!!
(`・ω・´)

人の心を狂わせ、魅了してやまない至高の宝石。
サケ釣りとは、いわば「イクラ狩り」だ。

オスも最高という釣り人もいるが(紳士自身もかつてそう言っていた)現在の紳士にとってオスサケは、「良い」でしかない。

最高はメスサケのみ!!
(`・ω・´)


しかし、イクラの生み出すモチベーションも、今年の紳士に火はつけなかった。

(´・ω・`)


食べたいなら買えばいいやという、釣り人にあるまじき考えに囚われてしまっていたのだ。



だが、お金で買えないものもある

(´・ω・`)



知床のうんこサケ釣り人「館長」は、今年もサケ・ハラスメントを行なうべく、虎視眈々と紳士の来訪を心待ちにしているに違いない。


かつて、紳士にサケ釣りを教えてくれた、釣れない老人「父マシーン」も、最近は96歳の祖母の介護に疲弊し、更に腰痛の悪化で、あまり釣りに行けていないらしい。
(´・ω・`)
なんとか1匹だけでもサケを釣らせてあげたい。




潮回りが最高な10月11〜15日まで、超早い冬休みを取得して、再び知床へ向かう紳士だ。
(`・ω・´)

今回はこれが最初で最期のサケ釣行になるかもしれない。


父マシーンと共に、一路知床に向かう紳士だ。

しかし、走行ちゅ上にやおらスマホが鳴る。
館長からだ。奴は今朝も釣りに行っているはずだ。得意のダメだぁーかね?
(´・ω・`)

しかし画面を見た紳士は戦慄した
(((( ;゚д゚))))


(((( ;゚д゚))))
なんと!!!
今釣ったのか!!!
ふざけんなーーー!


資源を枯渇させるつもりか!!!こいつは
(((( ;゚д゚))))早速のサケ・ハラスメントに奮える。


慌ててアクセルを踏み込む紳士!!
あと5時間はかかるが、なんとかそれまで群れが止まっていてくれ!
(`・ω・´)


さあ、ついに紳士のサケ釣行が始まります!
(・∀・)ノ

■あとがき
さて、ついに釣行が始まりました!
紳士は釣れるのか?父マシーンは?館長はどうなのか?
お楽しみにです!

パソコンを持って来なかったため、初のスマホ編集です!
死ぬほど書きづらいです〜
(((( ;゚д゚))))もう無理

ヒグマあまり出てないです
(´・ω・`)
いいことのような残念なような




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知床サケ釣行記!!(その2 羅臼爆釣後の夕マズメ)(゚∀゚)ノ

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ついに紳士のサケ釣り実釣がスタート

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↓紳士の人気ドキュメンタリー・シリーズ「それでも僕は知床でヒグマを撮影する」の続編作成決定!!

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■注意

今回の釣行では、紳士全力で釣っていたため、いつも以上に素材が足りませぬ

(´・ω・`)

殆どがスマホ撮影のうえ、スマホは濡れた手では反応しないため、ショボイ画像しかない事をご容赦願います。

その分、小ネタや文章で楽しんでいただけるよう力を入れまする!!

(`・ω・´)

 

image

羅臼老人会、筆頭若頭「館長」からの爆釣報告を受け、急ぎ釣り場へと急行する紳士と父マシーン。

(((((((( ;゚Д゚))))))))

 

一体何たることか!!実は紳士は「爆釣」的なものに当たることが極めて少ない。

(´・ω・`)

だが今朝は、皆「腕が痛い」「肩が痛い」「腰が痛い」と言いながら、一人10本以上のサケを上げていたという。

(((((((( ;゚Д゚))))))))

 

紳士は一度だけ、この河口で「小爆発」的なモノを体験したことがあるが、大爆発といった状況を体験したことは無いのだ。

(´・ω・`)

 

それは「運」であるため、やむを得なかろう。

正直、少し「うんこ」がしたかったが、運を失ってしまう事を恐れ、我慢する紳士だ。

(`・ω・´)

(編集部注:紳士は、世界トップクラスの便通の持ち主)

 

だが、爆釣後の夕マズメに1匹も釣れないという事も考え難い。この日の満潮は、再び夕方に訪れることになっている。

(`・ω・´)

 

 

はやる気持ちを抑え、釣り場に向かう紳士と父マシーン。

 

河口が見えてくるが、爆釣後とは考え難いほど、空いている。

(´・ω・`)

 

心が急く。

 

改造した糸巻き戦車の如きハイスピードで歩き続け、父マシーンを置き去りにして釣り場に向かう紳士。

 

 

相変わらずの、狭い欄干の隙間に体を滑り込ませる。

 

万一、ここにはさまったまま、身動きが取れなくなってしまえば、それは一貫の終わりを意味する。

(`・ω・´)

「バーバパパ」の如き柔軟さで、なんなく滑り込む紳士だ。

紳士はアレが割と好きだった。

 

全然どうでもよいが、バーバパパの「バーバ」とは何なのだろうか?

(´・ω・`)

「地を這いずる者」とか「鬼を喰らいし者」とか、そんな意味だったら、かっこいいけども嫌である。

 

欄干を抜けると、今度は泥だらけで滑りやすい階段が待ち構えている。

(((((((( ;゚Д゚))))))))

 

案の定、「わー」とか言いながら滑り落ちる紳士だ。

(´・ω・`)

 

父マシーンは、ゆっくりと周囲の草を掴みながら慎重に降りている。

 

 

海岸に、転がるように早足で辿り着いた紳士は、痛む尻をさすり、産卵時のウミガメの如き涙を浮かべて準備をする。

 

父マシーンも、ドングリのように丸まって、仕掛けを準備している。

今にも転がり出しそうな勢いである。

(´・ω・`)

 

おせえよじじい。はやくしろ。

今回、紳士には、どうしてもやっておきたいことがあった。

(`・ω・´)

 

覚えているだろうか?昨年10月に記載した「再生ミラーブルー」の記事を!!

 

塗装の禿げたルアー(ミラーブルー)を、タミヤカラーで簡易に塗装できると言う魔法の如きテクニックだ。

(`・ω・´)

 

基本釣りで「努力しない」スタイルの紳士が、唯一生み出した至高のアイデアである。

 

今年の一匹目は、ぜひこれで釣りあげたい

(`・ω・´)

 

名付けて、「ブルー・ティアーズ」(副題~著しく流れ落ちる紳士の涙)だ。

(編集部注:なぜに複数形?)




 

 

 

 

雲天の下、鉛色に光る水平線に対峙し、後ろを確認しながら、ロッドを振りかぶる。

 

そして、全力で振る。

 

ヒュッと空気を裂く音とともに、弾かれるように飛び出す「ブルー・ティアーズ」

 

運ばれてくる潮風に、羅臼の匂いを感じながら、リールを巻き始める。

 

しっくりくる。

 

今年は殆ど全くサケ釣りに行っていなかったが、唯一、古平の河口に夕方訪れた事がある。

 

だが、まったくしっくり来なかった。落ち着かないのだ。

ここは違う。サケ戦士「ねこマシーン」を育ててくれた母なる河口だ。

(編集部注:生みの漁港は、釧路昆布森漁港)

 

ひょっとしたら、サケと同じで、サケ釣り人も母川回帰の性質が宿るのかもしれない。

(´・ω・`)

 

「来たぞ!!」見ると、「父マシーン」のロッドが曲がっている。相変わらず必死の形相でリールと格闘している。

 

なかなか上がってこない。

 

 

「(自分自身が)岸に下がれ!!」と指示を出すも、「動けない」という。

(((((((( ;゚Д゚))))))))

マジか・・・・

 

そして、無念のラインブレイク(糸が切れる意)

(´;ω;`)

 

老いが、ここまで父マシーンの体力を削いでいたとは・・・・

(´・ω・`)明日は漁港にした方が良いかもしれない。

 

そんな事を考える矢先、ゴツという触感がロッドから伝わってくる。

 

巻き続ける。

 

ゴッ・・・ゴッ・・・

 

数度の触感の後、ひったくるような感覚が伝わった瞬間、紳士はロッドを思い切り振り上げた!!

ビンとラインが張る。

 

海面に向け、弧を描くロッドの先には、激しくジャンプするサケ!!

 

来た!!

(`・ω・´)

 

我が名は「ねこマシーン」!!お前を倒しに来た者だ!!

カッコイイ台詞を吐いてみるが、やや尊大な感じがしてやりなおす。

 

「オッス!!オラ「ねこマシーン」!!おめえ、つっええなあ~!!」

(´・ω・`)

 

いかん。雰囲気が無い。いや、そんなことはどうでもいい。

 

しばらくぶりの触感。だが、楽しむほどの余裕を与えてくれない重さとファイトに圧倒される。

これがサケ釣りだ。

 

波打ち際で暴れるサケを必死に押さえつけ、岸に引っ張り上げる紳士。





 

 

 

 

 

うおおおおお!!

(゚∀゚)ノ

 

やったぞ!!1匹目!!割と綺麗なオスである!!

 

 

間髪入れず、イサパキクニで頭部を強打し、気絶させる紳士。

 

 

 

そして、左手に仕込んでおいた「アサシン・ブレード」で絶命に導く。

(`・ω・´)

 

その一連の流れは、美しく、そしてシステマチックに無駄がない。

 

初戦1匹(オス)。

 

爆釣後とはいえ、魚はいるものの、大分沖に魚は移動していた。

 

釣果があるのは、流芯部分のみである。

 

父マシーンの逃げたサケは、なぜかその後弱り、岸辺に力なく泳ぎ着いたところを、親切な釣り人氏がフックをひっかけて回収してくれた。

(゚∀゚)ノ

父マシーンも、疑惑の1匹オスをゲットである。

 

さあ、明日は本番である!!

 

いやはや、北海道の釣り人諸君!!

おまたせしました!!

サケ釣り最高です!!

(゚∀゚)ノ

 

■あとがき

まずは1本でスタートした紳士です!!

今回の知床釣行は、ネタ満載で書ききれないコンテンツが盛りだくさん!!

お楽しみにです!!

(゚∀゚)ノ

 

注)紳士のサケ写真は、基本「洗わずに写す」がポリシーです。

このため、釣り人でない人は血が怖いとか、かわいそうと思う人もいるかもしれませんが、これが「生き物の命を奪う」

釣りと言うものだとの考えからこうしてます。

(`・ω・´)

 

「ブルー・ティアーズ」ちゃんと釣れます!!

(゚∀゚)ノぜひご利用してみてくだされ!!

 

 

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雨が降っていた。

 

深夜2時半。気温は10度を下回る中、冷たい雨がフロントウインドウを打つ。

 

残念ながら、本日は雨だ。

(`・ω・´)

 

雨は過酷である。だが、それと釣れる・釣れないは別問題だ。

 

雨でも釣れる時は釣れる。だが、風や昨日からの増水による濁りが発生すれば、釣果は厳しくなるだろう。

(´・ω・`)

 

雨の良い事はそれだけではない。

 

人々の熱量を冷ます要素もある。地元でいつでも釣りに来ることができる人であれば、「今日は雨だからいいや」となるであろう。

 

 

釣り人の集結を分散する効果もある。

 

 

準備に入る「父マシーン」。

 

本気出せ。

(`・ω・´)

 

河口は素人かもしれないが、それでも釣り人じゃないか。

(´・ω・`)

 

過去2年、父マシーンは満足する釣果を上げれていない(一昨年ボウズ、昨年1匹)。

 

それは、息子につき合わされ、今までやったことのない河口での釣りを強いられているからかもしれない。

(´・ω・`)

 

彼は、漁港でのフカセや、ブッコミでサケ釣りをしてきた釣り人だ。

高齢者に河口での釣りは、体力的に厳しい。

 

ふさふさだった髪の毛は薄くなり、落ち武者感がすさまじくなった。

ストレスもあるのかもしれない。

 

彼は、老いてなお、祖母の介護や、家族の健康問題、異常な騒音を巻き起こす近隣住民とのトラブル解決に奔走し、神経をすり減らしている苦労人だ。

(´・ω・`)

 

年齢から体力も落ち、持病の脊柱管狭窄症の状況も良くない。おそらく今シーズンのサケ釣行は今日がラストだろう。

 

 

なんとか釣って欲しい。

(`・ω・´)

 

館長は、そんな事情を知ってか知らないのかわからないが(特に詳しく話してはいない)、最新型の「タコベイト館長スペシャル2018モデル」を父マシーンに提供(注:紳士に与えられたのは、旧モデルの館長2017モデルだ)してくれた。

 

チーム「ねこままん」、いや、サケ釣り究極集団「羅臼老人会」のフルサポートともいうべき体制である。

(`・ω・´)

 

 

いつもの河口。

 

デンケミ(夜釣用発光目印)のライトが河口に整列し、左から右へゆるやかに流れる。

 

波は無い。ベタ凪とも言える波間に、音もなくデンケミをつけたフロートが漂う。

 

 

時節、光が空を舞い、デンケミの光が着水する。

 

その規則的な明滅の儀式が、音もなく繰り広げられる。

 

あんなことを語っておいて、紳士がとても親孝行な釣り人なのかと言えば、そうではない。

(`・ω・´)

 

釣りが開始された瞬間、「自分が釣る」ことしか考えていない。

 

それは親友である「館長」も同じだ。

 

釣り開始までの段階では、他人への配慮はあるが、釣り始めるとそうした意識は殆どなくなる。

 

「あとは自分でなんとかしれ」

 

そうしたドライな関係になる。それが、サケ釣り人。自らの目的に忠実な狂気を纏う集団だ。

(`・ω・´)

 

まだ真っ暗な段階で、紳士の右手に衝撃

 

鋭くアワセを入れる紳士。

 

2回入れる。

 

この段階でバレたら(針が外れたら)仕方がない。だが、もし上顎を貫いていたら、死んでもサケは離れない。

 

強い引き。

 

オスだ。

 

一定程度の経験を積むと、雄か雌かは、ファイトの強弱で90%判断できる。

 

雄は暴れ、重い。メスは、すんなりと上がってくる。

紳士二本目!!

(`・ω・´)予想通りオスである!!

 

父マシーンが二つ隣で叫んでいる。メスだ!!やったぞ!!

 

ああ、よかった。どうやら釣れたようだ。

 

だが、俺にはまだ仕事がある。かまっている時間は無い。

(`・ω・´)

 

白み始めた水平線に投げ込む。

 

明らかに活性が上がっていた。

 

周囲は阿鼻叫喚に包まれ、至る所で竿が曲がる。

 

小爆発。

 

足元を潜り抜けようとするサケ、押さえつけるように岸に引き上げる釣り人。

 

至る所でそのような姿が展開される

 

「もたもたすんなや!!(絡まったんなら、自分のラインを)切れ!!」

 

出た!!館長得意の罵声だ

(((((((( ;゚Д゚))))))))

誰かが、館長の罵声の餌食となったらしい。

 

サケの活性が上がる(エサを積極的に食べる)時間は、限られる。その瞬間を逃すと、海面は再び静かな(釣れない)状況に戻る。

 

その時間に、他の釣り人との糸の絡みを時間をかけて解いている時間は無いのだ。

 

ラインを切って、仕掛けを付け替える方がお互いのため。1匹/3分の差が出る。

 

ビギナーは言われて恐怖するかもしれないが、合理的に考えて、その罵声は正しい。

(´・ω・`)

 

サケがどんどん釣れていく。

(((((((( ;゚Д゚))))))))

 

朝マズメを終えた時点で、紳士4匹。父マシーン1匹。館長もよくわからないくらい釣っていたが、数え忘れた。

(´・ω・`)

 

まだ釣れるかもしれないが、父マシーンの体力を考慮しいったん旅館に戻る。

 

 

夕方、仮眠後に再び河口へ。

 

見ると、いきなり釣れている。

(((((((( ;゚Д゚))))))))

 

心の準備もできないまま、ルアーを投げ入れると、1投目でヒット!!

何がなんだかもうよくわからない。

(((((((( ;゚Д゚))))))))

 

昨年、一昨年と、あれだけ苦しかったサケ釣りは何だったのだろうか?ともいうべき状況である。

 

父マシーンもヒット!!

 

だが、体力が落ち、再び上手く上げられない。

 

「岸に向かって走れ!!」

 

紳士の叫びを聞いて、くるりと振り向くと、走り出す「父マシーン」

 

 

おおおおお

(((((((( ;゚Д゚))))))))

 

見よ、父マシーンの雄姿を!!

実際、河口でのサケ釣りにおいて、非力な女性や子供、高年齢の人は、最後に上げられずバラすことが多い。

そんな際は、このように、海と逆向きに走ると、容易にサケを引き上げることができる。

 

 

 

 

 

 

父マシーン、3匹を追加(オス2、メス1)である。

 

紳士も2本を追加だ。

 

 

放心状態の父マシーン。

 

灰になっている。

(((((((( ;゚Д゚))))))))

ま、まだ逝くなよ

 

さて、中々の釣果だった本番。紳士の本日の釣果は6本。

だが、言ったはずだ!!

(`・ω・´)

サケ釣りは「イクラ狩り」だと!!

このため、紳士は餌もメスが好む風味に仕立て、巻き方も超スロー、タコベイトも比較的小さめにしている。

中身が重要なのだよ。

 

 

さて、性別はどうかね?

(´・ω・`)

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

秋サケ男子高等学校 校歌斉唱!!

(`・ω・´)

秋サケ男子高等学校 校歌(兼応援歌)

作詞 ねこマシーン

作曲 ねこマシーン

 

押忍(オス)!!押忍(オス)!!押忍(オス)!!押忍(オス) !!

 

波を超え~網を超え~♪

 

行くぞ故郷(ふるさと)の河口~♪

 

たくまし~い脂びれ たなび~か~せ~♪

 

 

雄々しいくちばしと~抱く大志と白子~♪

 

遡上!!遡上!!遡上!!

 

嗚呼~秋サケ~♪秋サケ男子高~♪

(二度繰り返し)

 

※右手を握りしめ、上下に振りながら歌おう。左手は腰の位置だ。低い声で勇壮に歌おう!!

雄が釣れるたびに歌うと良いよ

(´・ω・`)

 

 

 

なんと6本すべてオス

(((((((( ;゚Д゚))))))))

マジかーー!!

 

 

日没の水平線に、秋サケ男子高等学校校歌が木霊する。

 

その野太い釣り人達の声は、女子の華やかさとは無縁の、漢臭さで満ち溢れていた。

(´;ω;`)

 

 

帰宅後の宴会は、実に心地よいものとなった。

 

館長は、愛飲する「長次郎」を前にニッコリ。

(((((((( ;゚Д゚))))))))

(編集部注:セイコーマート販売の激安焼酎。愛しすぎてCMに出たいと語っていた。どことなく漁師風な飲料物だ)

 

 

父マシーンは、うれしそうに今日の武勇伝を語る。メス2匹、オス3匹計5匹の釣果である。

 

つくりたてのイクラを紳士にみせびらかす「父マシーン」

 

(((((((( ;゚Д゚))))))))

ぎゃーー

 

だが、よかった。

(´・ω・`)また来年も釣ろうな!!

 

 

 

いやはや、北海道サケ釣り最高です!!

(゚∀゚)ノ

 

 

■次回予告

さて、父マシーンは、これにて帰宅。ここまでで累計紳士7本、父マシーン5本と満足できました!!

しかし、紳士にはまだ、メスサケを釣るというミッションが残っています!!

紳士にメスサケは釣れるのか?(((((((( ;゚Д゚))))))))舞台はウトロ側河口に移して放送です!!

次回、「チームねこままん」に、新メンバーを加え、充実のコンテンツで放送!!動画に加え、写真も一眼400mmに変更!!

迫力の画像でお楽しみくだされ!!

新キャラも変人ナイスガイですぞ!!お楽しみにです!!

(゚∀゚)ノ

 

■あとがき&あとがきプラス

時期はもうちょっと先になるのですが、「それでも僕は知床でヒグマを撮影する」の第三話を執筆します。

(`・ω・´)

今回も、再び石名坂さんを含む知床財団の方々から、様々なお話を聞くことができました。

知床ヒグマ現状の最新情報を、カメラマン目線で伝えたいと思います。

モーリー50号は、ヒグマ特集。ここに、石名坂主任研究員の論文が掲載されています。

カメラマンの方は、ぜひご一読を!!というか、必読です!!

(`・ω・´)

 

 

 

 

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知床サケ釣行記!!(その4)ウトロ側河口を攻める紳士!!(゚∀゚)ノ+動画!!

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父マシーンを旭川に送り、再び知床に戻る紳士に、館長から意外なオファーがあった。

 

どうやら、「ねこままん」ファンと会ってほしいということらしい。

(´・ω・`)

 

永年の読者であれば、紳士が如何に「人と会いたがらない」ブロガーであるかご存じであろう。

(`・ω・´)

 

他のブロガーとのコラボも全く興味が無いし、特に意味を感じない。誰かに「ねこマシーンか?」と聞かれても違うと応える。

会社の人間や、友人にもほとんど(右手で限られる程度の人数を除き)ブログの存在は教えないという徹底ぶりだ。

会ってくれというのは、SNSを通じて何度か依頼されたが、基本的には全てお断りしている。

野鳥撮影は、ユーザー人口も限られており、話しかけられることもあるが、基本的には信頼する人としか交流しないし、ブログの存在すら教えない。インスタもLINEも「やってない」と答える。老若男女問わず一貫した姿勢を貫いている。

(`・ω・´)

 

だが、館長はそのことを十分に知っているハズである。

そのヤツが、敢えて紳士にこのような異例のお願いをしてくると言うのは何か理由があるのだろう。

(´・ω・`)

 

なぜそうした依頼をするのか、可能性を幾つか考えてみる。

 

可能性1~武装集団にイクラを人質(卵質)に取られた。

(`・ω・´)可能性としては低いが、ありえない話ではない。イクラを救うために、なりふり構わず紳士に頭を下げた。

 

可能性2~紳士との面談と引き換えに、組織から何かしらの薬物を安価にて仕入れたいと考えている。

(`・ω・´)ありえる。最強脱法集団「羅臼老人会」だけに、そうした取引のダシに使われるという可能性もある。

 

・・・・・だが、そうした可能性は否定できないものの、ヤツが心から頭を下げているのが分かったため、紳士は「いいだろう」と返した。

ヤツは好むと好まざるにかかわらず、紳士を良く知り尽くしている。

そのヤツが会ってくれと言うのだから、それなりに選抜された人間に違いない。

(´・ω・`)

 

当日夜。ヒグマ撮影待機から戻り、気乗りしないままに食堂に向かう紳士。

最低限7000人は集まっていないとキャンセルするぞ。

 

しかし、今回おそらく、紳士との会食は楽しめないであろう。

(´・ω・`)

 

だってさ。

 

既に場所取りされているもの

(´・ω・`)

 

(編集部注:漁港で釣り座確保のため、かつて多く見られた「場所取り」の手法。最近見なくなったと館長は嘆く)。

 

しかも相当広い範囲で場所取りされている。

 

これ、むしろ座れないじゃん。

(´・ω・`)

 

 

彼は、30代くらいであろうか?

スキンヘッドである。

(´・ω・`)

 

紳士はヒゲをはやし、スキンヘッドのこういう類の人は苦手だ(館長は出家しているからよし)。

(´・ω・`)なんか怖いもの。

 

だが、彼は紳士を見て、なぜか、やや怯えている。

 

「はじめまして。タケです」

 

(`・ω・´)はじめまして。「ねこマシーン」です。

 

そういった瞬間、彼は「はあっ?!!」と凄まじく驚いた

 

(´・ω・`)???なんだね?彼の驚きぶりに動揺する紳士

 

タケ「だって、ねこさんは昨日帰ったって・・・・」

 

(((((((( ;゚Д゚))))))))

どうやら、「館長」のサプライズだったらしい。

紳士は昨日帰ったことになっていて、今日同席する者は「いろいろ訳アリの友人なので、他言無用。写真を撮影したり、絶対に警察に言ったりするな」とLINEで忠告していたらしい。

(((((((( ;゚Д゚))))))))なにそれ・・・だからビビってたのか・・・

 

 

同席していたバルタンをあらゆる角度から撮影しまくるタケ。

 

興奮度が異常である。

(´・ω・`)

 

タケ「お、おれバルティアス・ノルドストロームの大ファンなんすよ!!うあー本物だ!!本物だ!!第二次惑星侵略戦争の勇者ですよね!!人呼んでデス・メッセンジャー!!あああっ!!劇場版の続編がぜんぜんでないんですけど、まだですか?」

 

(((((((( ;゚Д゚))))))))どんだけ読み込んでいるんだおまいは・・・

 

バルタンを抱きしめ、恍惚とした表情になるタケ。

(((((((( ;゚Д゚))))))))

やべえ、ヘンタイだ。マニアだ。

 

聞くと、一日数回は「ねこままん」を読んでいるという。

(´・ω・`)まじか

 

作者としてはうれしい気持ちもあるが、正直ドン引く。

(((((((( ;゚Д゚))))))))

 

・・・・・・?

(´・ω・`)?んちょっとまて。そのリストバンドは何だ?

 

(((((((( ;゚Д゚))))))))

サーベルタイガー!!!????

 

なんと、札幌が誇る往年のメタルバンドである。

 

聞くと、熱心なメタルマニアだという。自ら現在も現役でバンドを行っており、Vo担当だという。

 

マジか!!それならば話は別だ!

(`・ω・´)いいやつだなお前!!(←わりと安い)。

 

タケ「自分、モフモフも飼っています」

 

(((((((( ;゚Д゚))))))))なにこれなにこれかわいい!!

 

アフリカオオコノハズクであろうか??

 

まさか貴様・・・・・モフ師!!

 

釣り人で、メタラーでモフ師・・・・

(((((((( ;゚Д゚))))))))

すげえ・・・エリート「ねこままん読者」じゃん。

 

だが、そんな事にいつまでも浮かれてはおれん。

(`・ω・´)

 

紳士は、メスサケを釣らねばならんのだ。明日の釣行の打ち合わせをしよう。

(`・ω・´)

 

この日の夕食はムール貝と焼肉。

(`・ω・´)

 

創作意欲をかきたてられ、食後のマテリアルで「作品」をつくりつつ、ミーティングする紳士だ。

 

 

紳士は、釣りの際、多くは望まない。最低限の条件だけクリアーすれば、それでいい。

(`・ω・´)それは釣り人としてのプライドでもある。

 

館長にわずかに伝えたささやかな希望は以下だ。

 

1.メスサケが釣れ、オスサケが釣れない釣り場(周囲はオスが釣れてもいいが、紳士はオスがつれてはいけない)。

2.人がごみごみしておらず、人と人との距離は左右2m以上あること。かつ下手な釣り人がいないこと。

3.それでいてサケが確実に釣れ、ボウズは絶対ない事

4.できれば、釣れなかった際すぐにヒグマ撮影に移行したいため、安全を確保しながらもヒグマ撮影が可能な場所である事

5.取り込みがしやすく、波打ち際でのバラシのリスクが少ない事。

6.見晴らしがよく、さすが知床といえるロケーションである事。

7.ゴミが少なく、下品なサケ釣り人がいないこと。

 

館長は分かったと応え、翌日釣り場に向かう紳士達である。

(`・ω・´)

 

タケや、館長はイソイソと釣りの支度をしている。

(`・ω・´)

 

紳士も、準備を整え、早速ロッドを振る。

 

(`・ω・´)

 

秋も深まってきた。

沖から吹いてくる風は、潮の香りとともに体温を奪っていく。

 

真っ暗な海面に向け、デンケミの輝く仕掛けを全力で放つ。

 

もし、今日メスサケが釣れなかったら、不良になる。すごい悪い人になるぞ。そんな覚悟を背負いリールを巻く紳士。

(`・ω・´)

 

漆黒の海面に、デンケミのライトが漂う。

日の出は5時過ぎ。まだ1時間はある。

 

が、その時、紳士のロッドに激しい衝撃!!

キタよこれ!!

(゚∀゚)ノ

 

あーどうすればいいの?どこからあげたらいいの?などと、プロっぽい発言を繰り返しながら、岸に引き上げる紳士。

 

 

メスだ!!!!

(゚∀゚)ノ

 

ひゃっはー

 

まごうことなきメス。イクラ内包型サケである。

(`・ω・´)

 

前回の記事のような秋サケ男子高等学校には興味が無い。

(`・ω・´)サケは女子のみ!!至高は女子のみである!!

 

2畳半程度であった紳士の心は、この瞬間、20階建てのマンションにも匹敵する広さに様変わりする。

(`・ω・´)さぁ、皆も大いにつりなさい。

 

館長ヒット!!(`・ω・´)

 

 

 

みよ!!これが初公開、羅臼老人会筆頭若頭「館長」のファイトシーンである。

(`・ω・´)

 

激しく暴れるサケを、落ち着いて冷静に上げる様は、まさにクソ虫!!デンケミのぐるぐる感に興奮する釣り人は多かろう。

意外に慎重で繊細な感じが伝わってくる。さすが年間200本を超えるサケ・聖騎士である!!

 

 

 

タケもヒット!!

(`・ω・´)がんばれ!!

 

ブナかかった大きなオスである。

これは激しい。

(`・ω・´)

 

サケ釣りブログは多いが、大半の記事は釣り上げた魚の写真だけに陥ってしまう。

(´・ω・`)それは釣り人である以上仕方ない。釣りに集中してしまうからだ。

だが、サケ釣りの迫力や真の魅力は、それでは伝わらない。

 

個人的には、紳士は人の釣果には興味が無い。

それよりも、美しい魚の生命力が見たい。

 

 

この大きなサケとの格闘、そしてその逞しさが、真のサケ釣りの魅力だ。

 

「ねこままん」は、何としてでも、それを伝えたい。

(`・ω・´)

 

この美しき狩り、そして美しきスポーツを!!

 

 

 生と死を賭けた、魚たちの本当の生命力を間近に感じる!!

それがサケ釣りだ!!

(`・ω・´)

 

 

 

 

タケファイトシーン。

 

館長の「じゃまくさいね!!そっちに上げなさーい」という冷たい愛情の仕草が極めて笑える。

(゚∀゚)ノ

 

 

 

釣り上げ後、サケの締め方を教わるタケ。意外に面倒見がいいな館長。

(`・ω・´)最終釣果、紳士メス1、館長オス1、タケオス2

 

 

ふははははは(゚∀゚)ノ

心のキレイな人にしかメスはつれんのだよメスは!!

おれの銀ピカだもん。

 

 

帰り際、タケは、期せずしてヒグマの糞を踏んでいた。

(´・ω・`)

 

館長「あっ!!えんがちょ!!」

 

紳士もすかさず「えんがちょ」し、バリアーを張る。

 

「えんがちょ」を行なえば、あらゆる汚染から身を守ることができる。古来より伝わる極めて汎用性の高いバリアーだ。

(`・ω・´)

 

帰宅は、まるで小学生のように、チャリを走らせ、釣り場から立ち去る2人。

(´・ω・`)紳士は徒歩だ。

 

母ちゃん、俺でっかいサケ釣ったんだぜ!!

 

帰宅後得意げに話す2人の姿を想像し、ほくそ笑む。秋の日の一コマだ。

 

いやはや、サケ釣り最高です!!

紳士やっとメスサケ釣りました!!

(゚∀゚)ノ

 

■あとがき

さて、新キャラ「タケ」氏のデビューです。

(`・ω・´)

話して分かったのが、異常な程の「ねこままん」ファン。作者自身忘れている全記事を記憶しています。

(((((((( ;゚Д゚))))))))こわいわ。

釣り場で館長を見つけ、隣に入ったらしいのですが、「ラインを絡めて欲しい」「罵声を浴びたい」との変態的願望を館長に気づかれ

見事館長の心を開くことに成功したようです。

ドMですね(´・ω・`)

 

 

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ふ~む

(´・ω・`)

自宅にて、縦横無尽に悶々とする紳士である。

 

先日、タケの飼育する「アフリカオオコノハズク」の画像を見せられて以来、紳士の中で抑えがたい欲求が首をもたげてきている。

 

そう、「そんなに好きなら自宅で飼育すればいいんじゃね?」

という悪魔の囁きだ。

(´・ω・`)

 

紳士たる「ねこマシーン」はフクロウに目が無い。

その狂気とも言えるフクロウ撮影の情熱は、読者にはお馴染みであろう。

 

ヤバくないですか?この鼻毛!!そして丸いおめめ。

(((((((( ;゚Д゚))))))))モフい~モフい~。

 

冷凍マウスや、冷凍ヒヨコを与えるのは正直グロくてためらうところだが、フクロウのためであれば我慢できる。

(´・ω・`)

 

泥酔して帰宅した折に、誤って冷凍ヒヨコを食べると言った最悪のシナリオを想定して萎えるが、その程度のリスクは十分許容できる程のモフ度である。

(´・ω・`)

 

お迎えに必要な費用は20万円~50万円程度。クリアーできない価格ではなかろう。

それよりも、振り返るとモフがいるという日常は、QOLを格段に上げる事につながるような気がする。

(´・ω・`)やるか

 

そう思った矢先、大切な事を思い出した。

 

ヤバい奴がいたーーー!!!

Σ(゚д゚) 

 

そうであった、ウチにはモップ氏がいるではないか

(´;ω;`)ブワッ

 

実のところ、彼には複数の「前科」がある。

(`・ω・´)

 

数年前、ちこマシーンが愛していた「ハムちゃん」を深夜に虐待。ケージを机から落とし、逃げ出したハムちゃんを嬲るという残虐な行為で重症を負わせたのだ。

(´・ω・`)

ハムちゃんは一命をとりとめたが、その後、後遺症からか、永くは生きられなかった。

決定的な物証に欠け、状況証拠のみであったことから、不起訴に終わっている。

 

また、今年に入ってから、再び同様の手口の残虐な事件が発生した。

世間を震撼させた「モニちゃんバラバラ殺人事件」である。

(((((((( ;゚Д゚))))))))

 

次女「なのマシーン」が飼育するザリガニの「モニちゃん」(生後数か月♀)。彼女は、ケージごと床に落とされ、遺体の一部が床で発見された。

 

容疑者であるモップ氏に膝上への任意同行を求め、事情を聴取するも、容疑を否認。

前回同様に、決定的な物証に乏しく、現在まで解決には至っていない。

同時に、捜査を指揮していた(聴取を行った)「ねこマシーン」氏の布団にうんこをするといった、報復とみられる卑劣な行為も確認されている。

(´・ω・`)

 

フクロウさんは猛禽であり、かなり強いと思われるが、二匹が同時に共存するのは、かなりハードルが高いと思われる。

(´・ω・`)

いつか飼って見せる。

今はまだ我慢の時だと自らを納得させ、やはり野生のフクロウを見に行こうと車を走らせる紳士である。

 

 

 

 

この場所は、フクロウ愛好家には、それなりに知られたスポットである。

(´・ω・`)

だが、紳士は今回が初めての撮影であり、初めて会う個体である。

 

車を停車させると、距離をおかない木に樹洞がある。

 

紳士の前に大きなワンボックスカーが一台。どうやら撮影ツアーの団体が入っているらしかった。

(´・ω・`)メジャーなポイントだけに止むをえまい。

 

そうして森に入った紳士は、驚きの光景を前に絶句した。

(((((((( ;゚Д゚))))))))

 

ガイドを含め、5~6人程度であろうか?

 

カメラマンが樹洞を取り囲んで、熱心にシャッターを切っている。

 

「ホウッ!!!ホウッ!!!」と大きな声で叫んでいる。更には、耳をつんざくような音でホイッスルを吹き、フクロウの目線を自分に向けるように(もしくはフクロウが目をあけるように)している。

 

(((((((( ;゚Д゚))))))))

それも、ガイドの人が率先して大きな声を出している。

 

当然すぎる話だが、野鳥撮影は野生生物へのストレスを少しでも減らす配慮をすることが当然中の当然である。

多分、小学生でもそれくらいは分かるのではないだろうか?

(´・ω・`)

 

装備を見ると、1名は白レンズだが、他はそれほど本格的な装備を持っている訳ではない。

素人っぽい。

 

「皆さん地元の人ですか?ちょっと声を出すとかありえなくないですか?」と紳士が問うと、年配のカメラマンは、「へへへ」と笑いながら、そのまま大声を上げて撮影をし続ける。

怪訝そうな、迷惑そうな表情でこちらを伺うエゾフクロウ。

 

(´;ω;`)

かわいそう。

 

ガイドは、「あーほら!!今こっち見た!!シャッターチャンス!!」などと言いながら、叫んでいる。

 

(((((((( ;゚Д゚))))))))どこがシャッターチャンスなのか分からないが、確かにものすごい警戒しているフクロウの姿は撮影できる。

 

 

こりゃたまらんという風に、エゾフクロウは樹洞を登りはじめる。

 

そして樹洞に身を隠すようにすると、そのままじっとしてしまった。

(´・ω・`)

 

「あ~あ。残念。それじゃあ行きますか」

 

そう言って、ガイドは一行を連れて立ち去っていく。

 

ねえ、ガイドさん。紳士は、あなたのようなカメラマンを初めて見たよ。

「仕事である」を口実に、野生生物を「消費するように」撮影する。撮影させる。

そういう人たちがいることは聞いたことがあった。

後に来たカメラマンと話していたのだが、確かに「誰もいなければ何をするか分からない」人であろう。

物を投げて、飛び立たせたりすることくらいは、何の罪悪感も無く行うかもしれない。

(´・ω・`)

 

スマホで動画を撮影し、アップしようかとも思ったが、紳士は「ねこままん」をヘイトブログにする気は無い。

怒りの言葉をまき散らすのも、品位が無いので嫌だ。

だが、ひとつだけ言わせてもらうと、そうした「消費するような」撮影を行うカメラマンのために、多くの善良な野生生物カメラマンが同様の目で見られ、ヒグマなどはまさに、そうしたカメラマン達を原因として命を奪われているといった現実がある。

それは到底無視できない。

 

趣味の精神性というものは、どういうものなのか?

カメラ人口が増えるのはウエルカムである。だが、気軽にインスタにアップし、何のメッセージ性も無く「いいね」を求めて、希少性のある野生生物を撮影するのであれば、それは悲しい写真と言わざるを得ない。

(´・ω・`)

 

樹洞の形状で、おそらく道内のバーダーはどこか分かるだろう。

ぜひ地元のカメラマンを含め、こうした行為が継続して行われることが無いように見守っていただきたい。

紳士も応援していく。

(´・ω・`)

 

2時間ほど、だれもいなくなった森の中で、フクロウの目線から外れるように待機すると、フクロウさんは、ゆっくりと緊張を解いてくれる。

 

待つというのは、気の長い話だと思う人も居るかもしれないが、それだけではない。警戒心を解くには、とても有効な能動的手段である。

 

以前にも書いたが「野生動物に与えるストレスは、その時間に比例する」という考えを持つ。

 

だとすると、自分自身が長時間待機している事との矛盾が生じる。

 

だが、分かるのではないだろうか?

(´・ω・`)

冒頭の写真のフクロウと、今のこの表情の違い。静かに待てば、心を開くのだ。

 

きっと。誰が見ても。

 

 

 

あら、まだいたの?

 

そんな風に思える表情で紳士を見つめる。

 

愛するエゾフクロウと2人きりの贅沢な時間を満喫する。

 

晩秋の森の中、美しい紅葉に包まれて、君はいた。

 

願ったのは、もっと真っ赤な紅葉。だが、これでいいじゃないか。

(´・ω・`)

 

今撮影できるもの。それが「縁のある写真」だと思っている。今無理だからといって、無理矢理自分の思い描く写真にするため、自然に手を加えてはいけないよ。

 

人よりどうとか、過去の作品よりどうとか。そんなことは重要だろうか?「そんなんじゃ価値が無い」というのは、よく撮影場所で聞く言葉である。

だが、誰にとっての価値なのか問いたい。人に認められるための価値であれば、僕は野生生物愛を語って欲しくない。

 

今、この瞬間生きている君と、その自然な姿を捉えることができた。

それで十分な価値じゃないかと紳士は思うのだ。

(´・ω・`)

 

 

ねぇ、ふくろうさん!!

(゚∀゚)ノ

 

■あとがき

当初、この記事を書く際に、この内容でアップすることについて、何度か自問し、精査を行いました。

僕はマナー問題を取り上げるのが、それほど好きではありません。

あらゆる趣味においてマナー問題は存在し、そして全ての人の知能レベルや、情操教育を受けた背景、向き合い方を均一にすることは不可能であるという考えから、半ば諦めてもいます(釣りなどは特にそうです)。

 

しかし、事実は事実として記載すべきと考え、偽りない内容でアップします。僕自身が確認したFactです。

残念ながら、現実としてこうした事が行われていると言う事をぜひ多くの人に知ってもらいたいです。

(´・ω・`)

 

豊かな自然を有する北海道。野生生物もたくさんいます。

ですが、付き合い方は、一人一人が考えて向き合う必要や、最低限の知識をつけて臨む必要があると考えます。

後日記載するヒグマ記事第3作は、そうした面もふまえて、記載を行う予定です。

 

紳士にとって、エゾフクロウは「本業」ともいえる本気の被写体!!!!

今年も、これからエゾフクロウをはじめとする猛禽撮影シーズンとなります!!

機材もセンスも負けても、気持ちだけは誰にも負けません!!

(`・ω・´)ぜひとも応援してくだされ!!

 

■あとがきプラス

さぁ、いよいよ、紳士が愛するGTA5チームの作成した「レッド・デッド・リデンプション2」が本日発売します!!

(`・ω・´)

凄いぞ!!やっぱりロックスターの作成するゲームは、デキが一枚も二枚も上手です!!

日本人が到底追いつけない、洋ゲーの最高峰をどうぞです!!

 

 

 

 

というか、PS4は何時の間にこんなに安く・・・

(((((((( ;゚Д゚)))))))

現在の売れ行きからも、実質のハード寿命はあと数年はあるかと思われ、未所有の方は買いです!!

(゚∀゚)ノ

 

 

↑ふくろう好きは買うべし!!

(`・ω・´)12か月モフにまみれる生活ができます。

写真家は、北海道のフクロウファンには有名な、釧路在住 渡邊松子氏。

ふくろう喫茶ともいわれる「喫茶ローゼ」の店主でもありまする!!

 

あ、そういえば紳士カレンダーは今年も作成します!!

(`・ω・´)

いつも、欲しがってくれる読者のみなさんにお渡しできないので、残念でした。

今年は良い方法を思いつきました!!後日公開です!!おたのしみにです!!


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紳士廃人中のため、ねこマシーン・アーカイブス「はじめての野鳥撮影!!」(゚∀゚)ノ

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さて、大変申し訳ないが、紳士は現在廃人である。

(´・ω・`)

 

察しの良い方は、もうお気づきであろう。

 

 

そう、「レッド・デッド・リデンプション2」が発売された!!

(゚∀゚)ノ

 

もう気が狂いそうな紳士である。

 

制作期間8年。総制作スタッフ数2,000人超。メインストーリー・シナリオ2,000ページ。モーションキャプチャ日数2,200日、700人以上の声優。製作費は未公開だが、3桁億は確実にかかっている。

もちろん、こうしたバックグラウンドは、直接作品のデキ・不出来には関係ないのだが、今作については、紳士手放しで絶賛である。

(((((((( ;゚Д゚))))))))

 

オープンワールドとは、ゲームに馴染みのない人には良くわからないかもしれないが、「東京都」と同じくらいの広さの世界に完全に「世界」が形作られている。

ただ、「世界」といっても作り込みはハンパない。

石ころ一つとっても、省略されることなく、町の街灯、看板、道端のゴミ、路上を歩くノラ犬、家や家具それらが怖ろしいほど作りこまれているのだ。まさにプレイをしていると、現実との区別がつかなくなってくる。愛馬も餌をあたえ、撫で、ブラッシングをし、親密度を構築しなければならない。うんこもリアルにドドドとする。外気温の変化で馬の睾丸の大きさまで変わると言う、異常な作り込みである。

主人公のひげも、髪もだまっていると伸びる。風呂にもはいらなければならない。生活習慣で太ったり痩せたりもする。

(((((((( ;゚Д゚))))))))

 

 

 

そして、主人公は、その作りこまれた世界で「自由に」生活可能だ。

メインストーリー無視で、ひたすら狩猟にあけくれるのもよし。

 

ちなみに動物の種類は200種類。全てが、生態系を形作っており、群れで行動したり、時間によっての行動パターンが異なっている。

自然界をかなりリアルに再現している。

紳士の大好きな「クマ」も狩猟可能だ。ハイイログマとの死闘はかなり興奮する。動きの再現性も凄い。クマそのものである。

 

狩猟した動物は、射抜いた場所が悪ければ、もがき苦しむ。そこに狩猟ナイフでとどめを刺す。

 

悲痛な表情を浮かべてこちらを見る動物に、とどめを刺すのは良心の呵責が半端ないが、これぞリアルな狩猟活動である。

 

仕留めた後は、皮をはぎ、肉は採取した植物などとともに調理する。

 

当然「釣り」もできる。

(`・ω・´)

 

しかも、ベイトを使った「ウキフカセ」と「ルアー」の2パターンを選択可能だ。更に朝マズメや夕マズメの活性なども当然に再現されている。

(((((((( ;゚Д゚))))))))サケつりてえ

 

ルアーでは、トゥイッチやジャークなどを行いつつ、バイトを狙う事はもちろん、やりとりの再現性も凄い。

 

釣り人の大好きなニジマスなどもいるので、実に楽しむ事ができよう。

(´・ω・`)あ、紳士は全てキープ派である。調理して食べる。

 

将来的にアップデートで、「サビキ」や「ブッコミ」、「ジギング」「エギング」などもぜひ対応していただきたい。

 

 

舞台は西部開拓時代末期。

 

誰しも、一度は「タイムスリップしてみたい」。別の人生を歩んでみたいと思ったことがあるのではないだろうか?

RDR2は、そんな人々の願いをリアルに、そして手軽に叶えてくれる。

 

紳士評価「99点」

(`・ω・´)

過去最高得点である。

今後このゲームが、オープンワールドのベンチマークとなる事と思われ、他社は相当に苦しむことが予想される。

ちょっとやそっとじゃ抜けない。

 

衝撃度では、紳士のゲーム人生の中で、最も高い。没入感もハンパない。

紳士も「館長」も、廃人のように連日プレイ中だ。

既に50時間以上プレイしているのだが、メインストーリーそっちのけでプレイの為、ストーリーは半分も進んでいない。

 

一部、アマゾン評価で操作性が悪いとか、移動がダルいと言っているユーザーもいるが、惑わされてはいけない。

何を求めているかで、感想は大きく変わるだろう。

先ほども述べた、別の時代に行ってみたい。そこで暮らしてみたい。そんな希望を持っている人であれば、かつてない体験を約束してくれる作品である。

紳士絶賛オススメである。

(`・ω・´)

 




さて、そんなことなので、紳士はブログの新作を執筆することは到底できない。

(`・ω・´)

 

こんな時は、「ねこマシーン・アーカイブス」にて過去作再放送を行い、全力でお茶を濁そう。

(`・ω・´)

 

今回は、現在において、紳士の代表的趣味となった「野生生物カメラ撮影」の最初の記録である。

 

2016年1月。舞台は当時単身赴任していた道東釧路。鶴居村。

 

タンチョウの撮影でスタートしました

(゚∀゚)ノ

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さて、「謎ブログ」として無双状態を誇る「ねこままん」だが、唯一作者自身が完成度に納得がいかない部分がある。
(´・ω・`)


そう、写真である!!
(゚∀゚)ノ



どうもこう、美術的センスに乏しい「ねこマシーン」は、そもそも写真が苦手である。
(´・ω・`)


もちろん、一定の勉強はしようと試みた。
しかし、猛烈な文系であるために、カメラの技術的な情報は全く頭に入ってこないのだ。
開放がどうのとか、露出がうんぬんとか、アスペクトが云々という言葉を聞いただけで、紳士は割と頭脳が停止する。
(´;ω;`)ブワッ


そうした意味では、「ねこマシーン」は女性的な頭脳であるとも言えるかもしれない。
(ちなみに猛烈な方向音痴でもある)


そんな「ねこマシーン」だが、2016年は、カメラを本格的にやってみようと志したのは、先日書いた通りである。
(`・ω・´)
それも、被写体としては「野鳥」という割と入口のハードルが高いコンテンツをチョイスだ。



そもそも、野鳥撮影とは、技術・忍耐・機材など、写真撮影の中でも高いスキルを要求されるような気がする。

 

 

 

 

 

 

午前5時半出発。

 

愛車フェラーリ(軽)を疾走させる。

 

本日は、道東を代表する野鳥「タンチョウ」を狙うのだ!!
(`・ω・´)

 

3年前、ブレブレの写真で撮影したことはあったのだが、今回は気持ちをガチにリニューアルしての再チャレンジであろう。


 

 

 

 

 

いたー!!
(((((((( ;゚Д゚)))))))

 

早朝にもかかわらず、凄い数の人(カメラマン)が既に準備万端でタンチョウを狙っている。

 

 

皆凄い装備である(((((((( ;゚Д゚)))))))

 

500~800mmはあろうかというバズーカ砲的な超望遠レンズに、極太の三脚。

 

それも人によっては複数台をタレット(固定砲台)の如く橋前面に並べている。絶対に手持ちできねぇ。
(((((((( ;゚Д゚)))))))

 

カメラもキャノン派では大半、安くて7D、ハイエンドで1DⅩ(50万円程度)ではないだろうか?
(((((((( ;゚Д゚))))))))すげーガチである。

紳士はと言えば、数年前に購入したKiss X5である。

(´・ω・`)

 

とてもコンデジ等片手に入って行ける雰囲気では無い。

 

 

 

ただ、さすがにダブルズームキットに付属しているようなお手軽ズームレンズでは野鳥は撮影できまいと、Canon EF400mm F5.6ML USMという望遠レンズをチョイスだ!!


バズーカとは言わずとも、グレネードランチャー程度の迫力は有る

単焦点ならではの画質の良さも定評があるらしい(`・ω・´)


憧れの白玉レンズを手に入れたぞ
(゚∀゚)ノ


しかし手持ちだ!!三脚など持っておらぬ!!
(`・ω・´)

 

基本的に、最小限の投資で趣味の世界に突入するスタイルを主とする「ねこマシーン」だが、野鳥撮影においては、どうにもレンズが無ければ「届かない」のである。
 

しかし、望遠レンズは、安いもので20万円、フラッグシップモデルで100万円以上する。初期投資のハードルから、素人が手を出しにくいジャンルと言えよう。
 

さて、野鳥でも撮影するかな。と100万円以上のレンズを購入できるブルジョワになってみたいものである。
(´・ω・`)

 

 

 

 

居並ぶカメラ巨群をすり抜け、ちゃっかりとポジションを確保する「ねこマシーン」。

 

居並ぶ人々の間にポジションを確保する事は、アキアジ釣りで鍛え上げた「ねこマシーン」に一歩リードがあろう。精神的にそこで物おじはしない強靭性を「釣り」で手に入れることができた。

 

人はたくさんいるが、カメラマン達は寡黙であるも、釣り人と異なりそこに殺気は感じられない。


むしろ紳士的な雰囲気を感じた。


年齢的にはハイアダルトがやはり多い。若手で40代後半、50歳~70歳くらいまでが多いだろうか?やはり初期投資のハードルが年齢層を上振れさせているのかもしれない。

 

女子もいるにはいるが、やはり比較的年齢層は高い。

 

しゃべる人は少なく、口数は多くない。静かにひたすら「その瞬間」を待っている印象だ。
 

会話に耳を傾けていると、多くは日本各地からやってきており、数週間~数か月をかけてタンチョウ撮影を行っているらしい。

あらためて、地元民である事の恵まれた環境に感謝する。

ターゲットのタンチョウは、肉眼で微かに見える程度の遠くにいる。

 

 

いざ!!
(`・ω・´)

ついに天才紳士「ねこマシーン」の写真デビューの時だ

理論はわからない。知識も無い。機材も無い。

・・・・・だが

眼前の感動にシャッターを切る事だけはできる!!
(`・ω・´)

 

アーティストの初期衝動は、時として円熟期を迎えたアーティストすら超えることができない輝きに満ち溢れていると言うではないか!!
(゚∀゚)ノ


さぁ、見よ。目をそむけずに。

これが紳士「ねこマシーン」のカメラデビュー作である。

これが、後に有名となるアマチュアカメラマン「ねこマシーン」のデビュー作となるか、やっぱりムリですた。
(´;ω;`)ブワッ


となるかは分からないが、読者諸君はその記念すべき瞬間に立ち会えることを大いに喜ぶが良い!!(`・ω・´)
 

ハイエンドなカメラマン諸氏については、現像も良くわからない素人が初めて撮った作品ゆえ、大海原の如き寛大な目で見守って欲しいぞ。
(`・ω・´)


 

 

「音羽橋」

 

釧路から車で30分の鶴居村。静かに流れ続ける雪裡川にかかるその橋は、タンチョウを脅かす事無く撮影できる唯一の「タンチョウのねぐら撮影スポット」として、世界的に有名な場所だ。


日の昇りきらない朝空特有の青白い世界。

川面からは、毛嵐(ケアラシ:水面から立ち上る水蒸気が、空気中の冷たい空気に晒されて発生する水蒸気)が立ち上り、幻想的な世界を作り上げる。

霧氷が木々一面に貼りつき、白い結晶のように見える。

 

たくさんいるように見えるが、タンチョウは未だ絶滅危惧種だ。
それだけ、この場所が特殊だと言えるのだろう。

 

かつては絶滅したと言われたタンチョウは、1924年にこの釧路湿原で再発見され、地元の有志達によって守られ、ここまで繁殖してきた。

 

日本で野生のタンチョウを見ることができるのは、この道東のみだ。

 

モノクロームの世界の中、佇むタンチョウ。

 

気温 -21℃ 全てが凍りつく世界
 

厳しい自然の中に生きる。

 

しかし、凛々しさを失わない。懸命に生きていても、その懸命さを表に出すことは決して無い。

アイヌ人達は、この鳥を「サルロンカムイ」(葦原の神)と呼んだ。

 

 

 

河にはまだ魚がいるのであろうか?


タンチョウが川をついばむ。

 

厳寒の中で行われる朝食は、何故か美しい。「捕食」という言葉は適切では無く、「朝食」という表現がしっくりとくるほど気品に満ち溢れている。

 

 

時計の針が進むにつれ、太陽の日差しが、霧氷を暖かい光で包み込む。

 

 

温もりに照らされる。そんな感じがする。

 

色彩は、驚くほどの速度で広がりを見せ、モノクロの世界をみるみるうちに色彩豊かに染め上げていく。

 

 

心が奪われる。止まらない。


どうしようもないくらいに目が離せない。


 


 

 

 

 

気の早いタンチョウは、早いうちから飛び立つ。


協調性とか割とない。

 

行きたいときに、行きたいところに、行きたいだけ行く。


今日という日の始まりを待っていられない。


なんとなく「ねこマシーン」ぽい。

 


なかよしな2匹。


きっと、大好きなんだと思う。微妙な距離感にとても愛情を感じる。
 

なんかそんな感じがする。

 


 

家族なのであろうか?4匹が仲良しだ。

(´・ω・`)

 

ぁあ、チーム監督や「ちこマシーン」、「なのマシーン」もいるな・・・。

 

気が付くと、鳥の姿に人の姿を重ねていた。

 

 

 

いやはや、タンチョウ最高でつ!!
(゚∀゚)ノ

■再放送あとがき

この撮影以来、紳士は現在のように野生生物撮影にのめりこんでいきます。

今見ると、ひどい装備、そしてひどい現像なのですが、それでも当時の興奮は、なんとなく伝わってきます。

更に、日本でも有数の素晴らしい撮影地だけあって、被写体に救われていました。

実は、この記事を現在紳士の「師匠」となる方が見つけていただき、縁あって現在に至るまでサポートを受けています。

(´・ω・`)ありがたい。

 

さて、今週末は、再び知床遠征です!!

(`・ω・´)

今回は、釣りではなく、撮影で入る予定です!!

あ、釣りも一応いければ予定していますが、サケではなく「あの魚」を狙う予定です!!

知床ヒグマ撮影~「MK」と呼ばれる個体の現在(いま)~

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(`・ω・´)

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■まえがき

本記事は、駆け出しのヒグマ撮影アマチュアカメラマンである「ねこマシーン」が、知床ヒグマ問題を取り上げる「それでも僕は、知床でヒグマを撮影する」シリーズの続編的位置づけです。本編第三話は、今後1か月以内に完成の予定であり、再びカメラマンとヒグマ、そして知床財団、地域住民や、北海道経済を絡めつつ、リアルなヒグマ撮影の現場を描いた問題提起記事となる予定です。

それは、ブロガー「ねこマシーン」が全力を尽くして書く作品にするつもりです。

 

しかし、今作は独立して「ある個体」の現在を伝えるために、筆を取りました

いつも語る事ですが、本作には僕の撮影した野生のヒグマの写真があります。その質は、駆け出しという事もあり、ハイアマチュアなカメラマンの中では低レベルです。

しかし、スマホで撮影したレベルでは無い事も事実です。それは、ある意味全国的に見ればブロガーとして「珍しい」かもしれません。

 

しかし、本記事は、単純にヒグマの美しさや力強さ、そしてヒグマを撮って「素晴らしいでしょう」と自慢する記事では一切ありません。さらりと流して、楽しむ。そうした写真をお望みの方は、インスタ等で様々な人がアップしている素晴らしい写真を探してください。

本記事は凄まじく長文ですし、読後爽快な気分にもなれません。ただ、ついてきていただける読者は、ぜひ読んでいただきたいと思っています。

 

ハイアマチュアなヒグマカメラマンであれば、ある程度、この個体については知っていると思います。

また、過去からの「ねこままん」の読者であれば、必ず見た事があります。

しかし、現地で聞き込みを行っても、それほど深く「この個体」を追っている人、またこの個体の過去と現状を正確に認識している人には出会えませんでした(部分的に知っているという人は結構いました)。

私自身が、昨年から撮影を行い、現在もなお追い続けている個体でもあります。

今回、知床財団から聞いた点も含め、「現在のヒグマ問題」の象徴とも言うべき、この個体について、知りうる限りの事実を記載したいと思います。本編とは異なりますが、ブロガーとして全力で書くつもりです。

 

 

■コードネーム「MK」~まゆこ

昨年9月、一頭のメスヒグマを河川にて撮影した。

 

当時の事を覚えている人もいるかもしれない。「ねこマシーン」が初めて「知床ヒグマ問題」を取り上げ、問題提起を記載した記事である。

 

この記事は、知床財団のスタッフも読んでくれたらしく、コメントをいただいた。

(注:知床財団は、ヒグマ関係のインスタ、ブログなど、SNSを定期的にチェックしている。この点をカメラマン達は認識すべきだろう。おそらく、「ねこマシーン」も監視対象になっていると思われるが、それは全然嫌ではない)。

 

 

当時ブログ記事にいただいた、知床財団スタッフからのコメントを抜粋したい。

 

「ご配慮ありがとうございます」

ヒグマの追い払いを実施している張本人です。
ブログ読ませていただきました。ヒグマへのご配慮感謝します。
私もヒグマを含め、野生動物が大好きです。ヒグマは特に強く美しいので尊敬しています。それ故にクマの死はとても悲しく喪失感があります。
自ら望んで飛び込んだ世界ですが、クマの問題はとても難しいと感じています。
ねこままんさんが撮った2頭のうちの1頭は今年で3歳になるメスのヒグマです。このヒグマが無事に大人になって子どもを産んでくれることを願ってます。

 

ヒグマ追い払いを行っている知床財団職員は限られる。石名坂さんはもちろん、能勢さん、中西さん、どの人も僕は尊敬しているだけに、このコメントは心からにうれしかった。

そして、知床財団スタッフ達の、ヒグマ愛を再認識させられた。

 

この個体は、岩尾別川に居付き、サケをたくさん食べたため、通常よりも急速に成長した。

 

コードネーム「MK:まゆこ」。現在は殆ど見えなくなったらしいが、若い時は目の上に眉毛のような模様があることから、この名前が付けられたらしい

 

そして、今年の春。彼女は、立派な母親となって姿を現した

 

 

■母となった「まゆこ」

 

可愛らしい0歳の子熊を連れて、僕の前に現れた「まゆこ」

優しい瞳で、子熊を見つめ、時に叱ったり、時に慈しむような姿を見せた。

 

通常、ヒグマは4歳で母親にはならない。極めて早熟であったといえるらしい。

 

しかし、問題があった。

 

 

彼女は、人間を怖れてはいなかった。

 

今年5~7月から、彼女は子供と頻繁に岩尾別地区で、道路などへの出没を繰り返した。観光客やカメラマンに囲まれ、渋滞を巻き起こしてもなお、人を怖れるどころか、悠然と道路を行き交い、時に人を威嚇した。

 

以前も記載したが、知床財団はヒグマの危険度をレベリングしている。

 

ヒグマは、人馴れをしたからといって、すぐに駆除対象となるわけではない。だが、人間の食べ物を食べたりし、段階2に移行した場合、基本的には「駆除」の対象となる

 

ヒグマは食べ物に執拗な執着を見せる。特に、ヒグマにとって人間の食べ物はスパイシーで、このうえなく美味だ。

 

一度、その美味しさを味わうと二度と忘れずに食べ物に執着する。

 

結果、市街地への出没を繰り返すなど、人間の生命を1脅かす危険な行動を行うことになる。

 

彼女は、段階1だった。人を怖れない、いわゆる「新世代ベアー」である。

 

かつて、同じく岩尾別地区で3頭の子熊を連れていた母熊がいたらしい。彼女はその1頭である可能性が高いという。

 

傾向として、「親が人馴れしていると、子供も人馴れクマになる可能性が高い」らしい。

 

しかし、この状態が続けば、人馴れと接近を行っているとはいえ、駆除の対象とはならない。

 

そのハズだった。

 

だが、事件は起こった

 

 

岩尾別ユースホステル。

 

この知床最奥部にある宿泊施設は、秘境の中のホテル(携帯電話の電波も届かない)として、羅臼岳登山を行う登山客や、学術研究を行う学者や学生たちの合宿宿、また秘境感を求める観光客の宿として、マニアックな人気を博している。

 

立地は、本当に最奥部ともいえる状況で、ヒグマの出没はもちろん、周辺にはシマフクロウなども飛来する。

 

だが、今年5月27日、14時30分頃、「まゆこ」は、このホテルの物置を破壊。内部に置かれていた生ごみを食べてしまった

 

これにより、知床半島ヒグマ管理計画上、「段階2」と区分されたのだ。

 

現在は、物置周辺に電気柵が張られ、再犯の無いように管理されている。

 

だが、知床最奥部に位置するホテルが犯した「失態」とも言うべきこの事件は、そのこと自体を糾弾したところで何も始まらない。

 

現実として、残されたのは、「彼女は人の食べ物をたべてしまった」という事実だけだ。

 

 

■駆除にあたっての懸案事項

 

「段階2」とされた「まゆこ」は、知床財団の願いと裏腹に、駆除(射殺)の対象となる

 

だが、彼女には、0歳の子熊がいる。

 

母熊が射殺された場合、親離れしていない0歳の子熊が生存できる可能性は、ほぼ無い。

 

「では保護して、クマ牧場や、動物園で飼育すれば良いのではないか?」

 

一般的な人はこう考えるだろう。

 

だが、事態はそれほど簡単ではない。

 

知床財団も、同様の考えで「引き取り手があるなら、保護したい」と環境省に談判したようだ。

 

だが、環境省は、「保護のための捕獲」の許可は出せないとの判断らしい。

 

注)以下は、紳士の調査不足、聞き取り不足の可能性もあるため、間違いがあれば指摘して欲しい。

 

環境省が狩猟以外に「捕獲」の許可を出すのは、「鳥獣による生態系等の被害防止、特定計画に基づく個体数調整等のため」など、被害防止と学術研究に限られる。これは法律で定められている。

 

更に、営利を目的とする施設などへの譲渡を前提とした捕獲を国が許可することが困難な事は、素人目でも理解できる。

 

更に言うと、犬や猫ではない「ヒグマ」を飼育するためには、相応のコストも発生する。手放しで受け入れてくれる団体や企業があるとも思えない。

 

 

実は、知床財団には、苦い経験がある。

 

過去、同様のケースが発生し、親が射殺された1歳を過ぎた子熊を、「ヒグマの楽園」ともいわれる「ルシャ地区」に放したらしい。

 

だが、その個体は、結果として他のヒグマに殺害された。

 

ヒグマの世界は、人間のように甘くは無い。親を亡くした子供を育てるなどということは無いのだ。

 

つまり、今「まゆこ」を駆除してしまうと、同時に「子熊」をも駆除することになる(直接手を下すかどうかは別に)。

 

 

■その後の「まゆこ」

 

射殺対象となった「まゆこ」を前に、緊迫した状況が続いたが、幸いなことに、「まゆこ」はそれ以上「人の食べ物」に執着を見せなかった

 

このため、一旦段階2に引き上げたレベルを、やや下げて様子を見守ることにしたようだ。

 

だが、再び人の食べ物を狙う行動を見せたり、市街地に接近するような事を繰り返した場合、知床財団は「望まないシナリオ」へ苦渋の決断をしなければならないという覚悟を持っている。

 

 

■GPS装着

 

知床財団は、知床地区全域に生息するヒグマの管理および調査を行っている。

 

だから、表面上、個別の個体への思い入れ等を出す事は無い。学術研究機関でもある組織上は、そのようなことは絶対ない。

 

そのようなヒューマニズムに溢れた表現は、不適切である。

 

彼らは、淡々と保護活動と学術研究を行うのみだ。

 

このため、知床財団が「まゆこ」を守りたいと書くことは無いだろうし、書けないはずだ。

 

だから、僕が書きたい。

 

これは僕の勝手な想像だが、知床財団は、現在「まゆこ」とその子供を救うために全力を尽くしている

 

僕は、そう思う。

 

今年10月。麻酔銃で捕獲された「まゆこ」の首に、高価なGPS首輪が装着された。

 

「ヒグマにGPS首輪を装着しました」(知床財団blog)←リンク

 

これは、リアルタイムで「まゆこ」の位置を知らせる。その行動を把握するためだ。

 

無論、継続的に行っている学術研究のためである。

 

記事は淡々としている。また、憂慮すべき個体の行動を把握することによって、事故を未然に防ぐ効果があるだろう。

 

だが、僕は能勢さんが書いた、この淡々とした記事の裏に、知床財団スタッフの深いヒグマ愛を感じずにはいられない。

 

なぜ数ある個体の中から、今「まゆこ」を選んだのか?

 

 

■そして「まゆこ」とその子供の現在

 

 

11月1日、「まゆこ」は、ウトロ市街地に出没した。

 

記載されていないが、おそらく「まゆこ」の子熊も一緒だったことだろう。

 

事態は、再び動きつつある。

 

もう、残された時間は、殆ど残されていないのかもしれない。

 

最悪のシナリオが近づきつつある今。僕は、ペンを取らずにはいられなかった。

 

今現在、彼女はとある場所を中心に頻繁に出現している。

 

 

■ヒグマ撮影カメラマンとして

 

僕は、過去も記載してきているように、ヒグマ撮影カメラマンだ。

 

野生のヒグマの持つ、その美しさと神々しさ、力強さに深く魅せられたカメラマンだ。

 

だが、僕だけが、ヒグマを愛し、清く正しく、愛に溢れているなどという気持ちは毛頭ない。

 

インスタでアップされているヒグマ写真の数々。綺麗な言葉に彩られていたりはするが、どこで、どう撮影したのか、僕はわかる。

それは、「言えない部分」をオブラートに包んではいないか?

「知らない人にはわからない」それは卑怯じゃないか?

 

僕は、羆の人馴れ促進の一因子であり、間接的にヒグマを死に追いやる「悪のカメラマン」である。

 

そこに何の弁明も無い。

 

極端な言い方をすれば、自らの欲望を優先し、野生生物の命を脅かしている。

 

そのことについての自らのスタンスは、過去の記事で述べた。

 

だから、「お前が言うな」という意見も、もっとももだと思うし、自己矛盾に溢れたクソみたいな存在だ。

 

だが、そんな僕でも、願いがある。

 

頭を下げて、知床財団にお願いしたい。

 

身勝手だと思ってもらってもいい。

 

ただ・・・・

 

どうか、どうか「まゆこ」とその子供を助けて欲しい。お願いします。

(´;ω;`)

 

「追い払っても、追い払っても死んでいく」

 

知床財団の石名坂主任研究員が論文で語った言葉だ。

 

そのやるせない言葉に、僕は何も言う事ができない。

 

国と、地方自治体との調整を図り、そして観光客やカメラマンから、時に酷い言葉を言われる知床財団のスタッフ。

 

僕は彼らの苦しみが、想像でしかないけれどわかる。

 

救おうとして、追い払いを行っているヒグマを、最後に手にかけるのも彼らだ。

 

ねぇ、中西さん、石名坂さん、能勢さん。知床財団のスタッフの皆さん。

 

 

お願いします!!まゆこを助けてください!!

(´;ω;`)

 

■あとがき

おそらく、この個体について、ある程度詳細に書いたブログは、これが初だと思います。

知床財団スタッフは、当初僕に「名前」を教えることを少しためらいました。僕はそれに気づきました。

それによる、影響度と名前が独り歩きしてしまうリスクを考えての事だと思います。

最悪の結末を迎えた際、感情移入をしやすい個体名が出されることは、無暗に感情移入を煽り、無知な人の一側面を捕えた批判を受けることにもつながりかねません。

それが分かります。

ですが、僕はきっと彼らが立場上書けない事もあると理解しています。とても熱い気持ちで仕事に臨んでいるにもかかわらず、様々な人から批判や否定的な意見を言われます。

僕は、大筋が間違っていない以上、できる限り事実を正確に伝えたい。

そう思っています。

仮に、不可抗力で「最悪のシナリオ」となってしまったとしても、その責めは「知床財団」が負うべきものではない。

それを負うべきは、我々カメラマンであり、観光客であり、理解の無い人々だ。

 

「それでも僕は知床でヒグマを撮影する」の第3話は、財団側、カメラマン側どちらにも偏することなく、引き続き僕のブロガーとして、今持てる全ての能力を注いで書くつもりです。

 

共感してくれとは言いません。ただ、いつも人の手を借りたくない傲慢なブログの作者である僕は、今回だけは、この事実をできるだけ多くの人に知って欲しい。そう心から思っています。大好きな「ねこままん」読者のみなさん。できれば手を貸してください。

もし、読者のみなさんに、ご理解いただけたのなら、リブログやツイッター、その他で多くの方に知ってもらえれば、いち「悪のカメラマン」として、これに勝るよろこびはありません。

 

 

 

 

 

 

 

↑知床財団研究員の方の論文が掲載されています。本記事と併せて、ぜひ読んでいただきたいです。

 

 

 

↑すばらしいヒグマ写真に絶句します。紳士おすすめの一冊です!!

 

 

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